設営が初心者でも簡単にできる「ワンタッチテント」と「ポップアップテント」 その違いは?特徴も解説!
簡易テントには、ワンタッチテントとポップアップテントの2種類があります。それぞれの特徴をご説明します。
寝泊まりするならこれ!ワンタッチテントの特徴
ワンタッチテントはポップアップテントと似ています。人力での作業になりますが、テントを広げ、天井部分を引っ張れるだけで設営ができるタイプになります。
イメージが付きにくいかもしれませんが、仕組み的には折りたたみ傘をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
ポップアップテントよりも機能性が高く、居住性にも優れています。また、フライシートがあるものを選ぶと、全室に荷物を置いたり簡単な調理スペースにもなります。
デメリットとしては、ポールが一箇所でも破損してしまうと、綺麗に収納することができなくなってしまいます。
設営は〝ほぼ無い〟に等しい!ポップアップテントの特徴
ポップアップテントは、収納袋から取り出した瞬間に自動で立ち上がるため、設営と言っても必要な場合はペグを打つぐらいしかない、本当に簡単なテント。
比較的軽くて、気軽に持ち運ぶことができるので、ピクニックや海水浴などでも大活躍します!
しかし、シンプルな作りであるため、雨や炎天下での快適さは他のテントより落ちてしまいます。デイキャンプや海水浴などで日差しを防ぐ目的など、気軽に使うアウトドアにはぴったりです。
【選び方のポイント】ワンタッチテント・ポップアップなどの簡易テントを選ぶ際のポイントは4つ!
簡易テントを選ぶときの4つのポイントをひとつずつ説明いたします。
1.どんな場所で使うのかイメージしよう!
どんなシチュエーションでテントを使いますか?宿泊を伴うキャンプなのか、それともデイキャンプなのか。また、キャンプではなく海水浴で日差しよけとして使うのか、テントを使う場面は様々です。
どんな場所、どんな用途で使うのかをイメージをしてから選ぶようにすることが、あなたにぴったりのテントに出会う近道です!
2.サイズは人数プラスαで決めよう!(定員マイナス1名が目安)
テントのサイズも大切なポイントです。大人2人で使用するのであれば2人用のサイズで十分寝転がることはできますが、たくさん荷物を持っていく場合はテント内に収まらないかもしれません。
大人2人・子供2人の場合は4人用のテントで大丈夫、と思うかもしれませんが、お子さんが小さいときはちょうどよくても、大きくなったら窮屈になってしまう可能性もあります。
せっかく買ったテントが窮屈と感じることがないように、少し大きめのテントを買うなど様々な要素も含めて検討しましょう!
一般的にテント選びで言われていることは、定員マイナス1名が目安とも言われています。
3.重さや収納時の形も大切
車で移動する場合は、どんな形状や重さでもさほど苦にならないかもしれませんが…キャンプ場によっては、駐車場からテントサイトまでの距離が遠い場所もあります。そこで携帯性や重さもシーンを想定しながら考慮しましょう。
ポップアップテントは丸い形状で比較的軽い製品が多く、収納袋付きですので肩掛けで運ぶことができますが、その形状からバイクでキャンプに行く方には正直言って荷造りしやすいとは言えません。
収納時の大きさや重さなど、実際に使用するときのイメージしながら考えるようにしましょう。
4.機能性もしっかり見極めよう!
テントによって、機能性も様々です。UVカット、通気性の良いもの、耐水圧が高いなど、機能が良くなればなるほど快適に過ごせますが、その分価格が高くなる傾向にあります。
自分たちにはどんな機能が最低限必要なのか、購入前に考えておくことも大切です。
次に人気のアウトドアブランドからは様々なワンタッチテントやポップアップテントが販売されていますので、筆者おすすめテントを5選、特徴を交えて紹介いたします!