折り紙遊びには子供に嬉しい効果が! 手軽で簡単なのに遊びながら知育効果を期待できる優れもの!
どこでも簡単に買うことができて、誰でも、何歳からでも使って遊ぶことができる折り紙。子供の頃、誰でも一度は折り紙を手にして遊んだ経験をお持ちかと思います。
日本古来からたくさんの人に親しまれてきた折り紙には、嬉しい「知育効果」が期待できますのでご紹介します。(子を持つ親の観点から説明いたします)
手先が器用になる!?
3~4歳位になると、パパやママをまねしながら、コップやチューリップなど簡単な作品を折れるようになってきます。
小さな子供は、折り紙の角と角をぴったりと合わせて折る作業一つをとっても、最初はなかなか難しいもの。ぐしゃっとなってしまったり、ずれてしまったり、何度も集中して頑張る時もあれば、もう嫌だぁと諦めてしまう時も。
失敗を繰り返しながら、少しずつ上手に折れるようになっていくものです。折り紙に夢中になって遊ぶうちに、自然と手先が器用になる効果が期待できます。
集中力・忍耐力が身につく!?
年長さん位になると、折り紙の本や図を見ながら自分で折れるようになってきます。一生懸命作品に取り組むうちに自然と「集中力」が増し、難しい箇所にも諦めずに挑戦するうちに「忍耐力」もおのずと身についてきます。
集中して取り組む力・苦手なことにも諦めずに取り組む力は、子供達に是非身につけてほしい能力のひとつですよね。
思考力・想像力が育つ!?
折り紙をぐちゃぐちゃに丸めて「おにぎり~!」細く丸めて「剣~!」などと子供達は自由に考えて作品を作ります。
色鮮やかな折り紙を見て、考えて、作ってみるという作業を通して、思考力、想像力を養います。
手軽に手に入れることができて、誰でも簡単に遊べて、知育効果も期待できる折り紙は最強アイテムと思っています。
筆者は不器用でもともと苦手意識を持っていたひとりなんですが、子供と一緒に遊んでいくうちに、その楽しさに目覚めました。
折り紙は苦手!と思う方でも簡単に楽しめる折り紙遊びをご紹介します。
【折り紙遊び①】「やりひこうき」の簡単な折り方 どこまでまっすぐ遠く飛ばせるか競争してみよう!
紙飛行機の折り方に種類があるのをご存知ですか?
「遠くまで飛ぶもの」「風にうまく乗るとふわっと飛ぶもの」「ひらひらと回転しながら落ちていくもの」調べてみると数十種類の折り方がありました。
折り方を工夫したり、紙の質にこだわったり、試行錯誤して作った紙飛行機で、子供達とどこまで遠くに飛ばせるか勝負をすると、盛り上がりますよ。
「やりひこうき」の折り方
定番で基本的な折り方の紙飛行機です。簡単に作れるのに、まっすぐ早く遠くに飛びます。
1.色紙を裏返し、線のところで半分に折ります。
2. 再度開いて元に戻し、真ん中の折筋に合わせるように、点線で三角に折ります。
3.「2」の三角にした部分の底辺を右手で持ちながら、さらに真ん中の折筋に合わせるように点線で折ります。
4.「3」の状態から、もう1回真ん中の折筋に合わせるように、点線で折ります。
5.裏返して、真ん中で半分に折ります。
6.羽を広げて完成!
定番の「やりひこうき」ですが、キャンプなどアウトドアでは、地面に円を描いて着地点を決めて飛ばしたり、離れた目標物に当てるなど、アイデア次第で様々な競い方で遊ぶことができますね。
他にも飛行機の折り方が気になる方は「おり紙ヒコーキ大集合BOOK」がおすすめです。
26機の紙飛行機が掲載されていて、2010年に室内滞空時間29秒2の世界記録を出した折り方も載っています。良く飛ぶ飛行機を作りたい人に読んでもらいたい1冊です。
<おすすめ本>おり紙ヒコーキ大集合BOOKボリュームアップ版
【折り紙遊び②】「箱」の折り方! おままごとの器にしたりゴミ箱にしたり...使い方はあなた次第!
子供と一緒に可愛らしい箱も簡単に作ることができます。おままごとで器として使ったり、テーブルの上に置いてさっと捨てられる簡易ゴミ箱にしたり...覚えておくと便利ですよ。
「箱」の折り方
1.色のついていない裏側をテーブルに置いて点線で、上から半分に折ります。
2.上の一枚だけ点線部分(中央より1cm程度上)で下から折ります。
3.裏返し、同じように点線部分(中央より1cm程度上)で折ります。
4.角の一枚だけ、点線部分で折ります。
5.同じように反対側の角も点線に合わせて三角に折ります。
6.「5」の状態から裏返します。
7.「4」のように角を点線に合わせて三角に折ります。
8.こちらも「5」のように反対側も点線に合わせて、角を三角に折ります。
9.点線で、上から1枚だけ折り返します。
10.裏返し、「9」と同じように点線で折りかえします。
11.「10」の折った状態から開きます。
12.真ん中から開いて、形を整える。
13.形を整えたら完成!
完成した箱は工夫しながら子供が遊び道具として使ってくれますが、キャンプなどで使える実用向きの折り紙も売られています。
<1.おすすめ折り紙>食器が作れる 繰り返し洗える 折り紙
耐水で繰り返し使え、折った後、カトラリーとして使用できる折り紙なんです。お子様もおままごとではなくなり、テンションが上がってしまうかもしれませんね。
【製品情報】
・サイズ:195×195mm(5枚入り)
・重量:47g
・素材:炭酸カルシウム・高密度ポリエチレン
☆注意:酸性のもの(オレンジジュースや炭酸飲料)を入れると、素材(ストーンペーパー)の石灰と反応しますので使用は避けてください!