DIYキャンプテーブルのポイント3つ! 折りたたみ式・軽量で丈夫・天板の大きさを考慮しよう!

キャンプで使うテーブルには、ローテーブルとハイテーブルの2種類があります。
- ハイテーブル:高さがあり、家族や数人がイスに座ってテーブルを囲む食卓のようなスタイル
- ローテーブル:地上に近い高さで、ソロキャンプやツーリングキャンプなどに使われます
作りやすさの観点から、自作する場合はローテーブルがおすすめです。
キャンプ用テーブルにおいて重要視するのは主に以下の3点。
1)折りたたみ式
テーブルの脚を折りたたみ、コンパクトにできることが重要。
2)軽量で丈夫
持ち運びしやすい軽量なもので、耐荷重があるものが使いやすい。
3)天板の大きさ
シェラカップやマグカップ、シングルバーナーなどが複数置けるサイズ感。
上記の点を考慮した上で、ローテーブルのDIYに挑戦してみましょう!
【キャンプテーブルDIY準備編】折りたたみコンテナ&すのこで簡単テーブル! ダイソーで揃えられる

筆者撮影
筆者が今回DIYするのに選んだテーブルは、折りたたみコンテナとスノコを使った簡単テーブルです。
過去に作ったことのないタイプで、物を収納できる上、DIY初心者でも簡単に挑戦できるテーブルのため、作ってみようと決めました!
スノコは材質が柔らかく、加工しやすい上、幅や長さなどの種類が豊富でDIYに活用しやすいです。また、安価で入手できるのも良いですよね!
では、まず用意した材料をご紹介します。
【材料】
- 折りたたみコンテナ(小)×1個
- スノコ×1枚
- 平ゴム×1本(1m)
- マジックテープ×1セット(粘着タイプ)
筆者はすべて100均のDaiso(ダイソー)で購入しましたが、ネットで購入するならこちらがおすすめです。

【使った道具】
- マイナスドライバー
- 金槌
- ハサミ
- 木工用ボンド
- 筆記用具
- ヤスリ
- ダンボール
【キャンプテーブルDIY作り方編】ダイソーの材料で作る!折りたたみコンテナテーブルの制作手順
作り方の手順は、以下のような流れです。
【手順】
- スノコを解体
- 折りたたみコンテナの上にスノコを配置してみる
- スノコを並べる準備をする
- 平ゴムをスノコ板に貼り付ける
- 乾かしてマジックテープを付ければ完成!
1)スノコを解体
スノコをバラバラに解体します。
苦労したのは、スノコの接合部分が隠し釘とボンドでしっかりと固定されていて、なかなか外れないことでした。
はじめはペンチを使って、分解しようと試みたのですが、木材が柔らかく、バリバリに…。

筆者撮影
次に、マイナスドライバーを間に差し込み、金槌で深めに入れてから、てこの原理を使って剥がしました。

筆者撮影
剥がしたあとは、バリがでるので、ヤスリなどで滑らかにしてください。
また、内側に隠し釘がある場合も。そのときはペンチで挟んで引き抜きましょう。ケガをしないよう注意して作業してください。
2)折りたたみコンテナの上にスノコを配置してみる
スノコ板をどの間隔で配置するかを決めます。

筆者撮影
乗せて完成図をイメージしてみた結果、筆者は、スノコ板の間隔を1cmあけることにしました。
3)スノコを並べる準備をする
ダンボールに直線を引きスノコ板を置きながら、先ほど決めた間隔(今回は1cm)の印を付けておきます。

筆者撮影
その上にスノコ板を、裏面を上にして置きます。
4)平ゴムをスノコ板に貼り付ける
等間隔に置いたスノコ板を、平ゴムにくっつける準備として、スノコ板の両端に木工用ボンドを塗ります。
平ゴムをハサミで適当な長さに切り(今回は50cm、ただし結論から言えば切らない方が良かった!後程くわしく解説します)、スノコ板の木工用ボンドを塗った箇所に貼り付けます。

筆者撮影
丁寧に作りたい方は、平ゴムの端を火であぶるか、ボンドを塗ってほつれ止めをしてください。
5)乾かしてマジックテープを付ければ完成!
木工用ボンドが乾くまで、そっと置いたままにします。
乾いたら、お好みで留め具用にマジックテープを取り付けます。マジックテープは、天板をたたみ、平ゴムで固定できる位置に付けます。
コンテナの上に置いて、完成です!

筆者撮影