【ポテトニョッキとは?】じゃがいもと小麦粉と卵と捏ね合わせたもの イタリアの定番パスタ料理の1つ
イタリアでニョッキというと、パスタの一種であり、必ずしもじゃがいもが用いられるわけではありません。しかし、ニョッキ用のじゃがいもも売られているほど、ポテトニョッキは定番。
じゃがいもは、かつての大航海時代、16世紀頃に南アメリカからヨーロッパにもたらされたものとされていますが、その頃すでにイタリアではニョッキが作られた記録が残っているそうです。
初めて見たじゃがいもを、パスタにする発想はさすがイタリア人ですよね...。
そんな彼らを見習って!?...茹でて潰したじゃがいもを小麦粉とこね合わせ、美味しいニョッキに変身させちゃいましょう。
【ポテトニョッキの作り方1】じゃがいもを茹でて皮むき 小麦粉・卵とこね合わせる
じゃがいもを皮ごと茹でる その間にニョッキにかけるソースを作るとスムーズ
早速ですが、ニョッキの作り方から紹介します。じゃがいもを茹でている間にソースを作っておくとスムーズですよ。
【材料】(4人分)
・じゃがいも 500g(目安4~5個)
・小麦粉 200g
・卵 1個
・塩 一つまみ
※なお、小麦粉は別途、打ち粉のためにも必要となります。
【作り方】
1.じゃがいもの皮は剥かず、柔らかくなるまで茹でます。
〈ポイント〉
・じゃがいもは沸騰前の水から入れるようにしましょう。
・30分ほど経ったら、フォークなどを使って硬さを確かめてください。
じゃがいもが柔らかくなったら皮を剥いて潰す
2.茹で上がったじゃがいもの皮を剥きます。
※手でさっと取れますが、熱々なので火傷しないように注意しましょう。
3.マッシャーを使って、じゃがいもを細かく潰します。
ちなみに我が家では、簡単に潰せるこのタイプのマッシャーを使用。持ち手部分が長く、力いらずでじゃがいもも一気に素早く潰せるので便利なアイテムです。
潰したじゃがいもを小麦粉・卵と混ぜながらこねる
4.分量の小麦粉に潰したじゃがいもと軽く溶いた卵、塩一つまみを加えたら、全て一緒に手でこね合わせていきましょう。
5.作業台の上に小麦粉を薄く敷き、ひとかたまりになるまでしっかりとこねます。
※柔らかすぎると感じたら、小麦粉を少しずつ足していきましょう。
〈ポイント〉
・この小麦粉の量で、ニョッキの硬さが決まります。
・生地をこねている際に柔らかすぎると感じたら、打ち粉の量を増やして調節してください。
【ポテトニョッキの作り方2】生地を成形して茹でる 茹でる前にソースを作っておくと熱々で食べらるのでおすすめ
滑らかになった生地を少しずつちぎって棒状にし1cm大に切って並べ置く
6.生地が丸くひとかたまりに滑らかになったら、こぶしより少し小さいくらいにちぎり、両手でくるくると棒状にします。
7.棒状にした生地を、包丁で1cm大に切っていきましょう。
8.大きめの乾いた布巾の上に小麦粉をまぶし、それぞれがくっつかないように少し離してニョッキを並べていきます。
9.残りの生地も同様に、「6」~「8」の作業を繰り返します。
〈ポイント〉
・この間に、ニョッキを茹でる用のお湯を沸かせておくとスムーズです。
・鍋にたっぷりの水を入れ沸騰させ、塩を一つまみ入れておきましょう。
ニョッキにフォークで線をつける
10.ニョッキを全て切り終えたら、一つ一つにフォークの背で軽く線をつけていきます。
※このように凹凸をつけることでソースと絡みやすくなるのです。
沸騰したお湯にニョッキ投入! 浮き上がったらすくって水を切りソースと絡めて完成
11.沸騰したお湯の中にニョッキを投入します。
※この際、熱湯がはねないように気をつけてください。
※鍋の大きさに合わせ、2回に分けても良いでしょう。
12.ゆで時間は3分程度です。
※投入時に沈んだニョッキが、表面に浮いてきたら頃合い。
※浮き上がったニョッキから順にすくい網などを使って、フライパンに移していきます。
〈ポイント〉
・しっかり水気を切ってからフライパンに移しましょう。
・ニョッキを作り始める前に、フライパンでソースを作っておくと、ニョッキを熱々の出来立てで食べられます。
☆ソースの作り方は次のページ参照
すくい網としておすすめは、揚げ物すくいや水切りができ、お手入れも簡単なタイプ。
出来上がったニョッキをソースに絡める! 粉チーズをかけて出来上がり!!
13.全てのニョッキが浮き上がり、フライパンに移し終えソースと絡めて完成となります。
☆お皿に盛り、仕上げに粉チーズをたっぷりかけてボナペティート!(召し上がれ!)
☆ソースのレシピは次ページにて紹介します!