家でもキャンプでも楽しい! ボードゲーム&カードゲームは最適なコミュニケーションツール
ボードゲームやカードゲームは、家族と一緒におうち時間を満喫するのにも、うってつけのアイテムです。
加えて、サイズがコンパクトなラインアップもあるので、旅行やキャンプにも携帯しやすいのがうれしいポイント。
アナログゲームなら電源不要で、ネット環境がなくても大人数で遊べます◎

筆者撮影
ここからは、筆者イチオシのボードゲーム&カードゲームを、遊び方やルールを交えながら紹介します。
【おすすめ1】イラストがかわいいボードゲーム! 水族館の館長になって「ちんあなご」を集めよう
アークライトゲームズ ちんあなごっこ

筆者撮影
かわいいイラストとネーミングにひかれて、筆者が思わず購入したボードゲーム。
対象年齢が6歳以上だったので、わが家の末っ子も一緒にプレーできるかなと思ったのも選んだ理由。
プレーヤーは水族館の館長さんの設定で、ハンターの力を借りて、海にいるちんあなご(カードに描かれています)をつかまえます。
ゲーム終了時に、集めたカードの合計得点が高い人が勝ちです。

筆者撮影
【ちんあなごっこの遊び方&ルール】獲得したカードの合計点数が多い人が勝ち
ゲームがスタンバイできたら、館長は、ちんあなごを捕獲する前に、うさぎ・カッパ・カワウソが描かれたハンターカードの中から1枚をチョイス。
このとき、何を選んだかをほかのプレーヤーに知られないように気をつけます。
獲得できるちんあなご(カード)は、選んだハンターと同じ列にあるカードです。そのため、カードを見てハンターを決めるのがポイント!

ちんあなごに登場するハンター「うさぎ・カッパ・カワウソ」(筆者撮影)
プレーヤーのうち、1人は「海の監視員」となり、ハンターの捕獲を阻止します。
監視員は、海ボードに描かれているハンターのうち1匹を選び、赤い監視船コマを置きます。

ハンター「うさぎ」に置かれた監視船コマ(筆者撮影)
監視員がコマを置いたら、館長たちは選んだハンターカードをいっせいにオープン。
このとき、監視船コマが置かれたハンターを選んだ館長は、ちんあなごの獲得失敗。それ以外のハンターは獲得成功で、同じ列にあるちんあなごカードをもらえます。
監視員は阻止に成功すると、ちんあなごは獲得できないものの、代わりに真珠が描かれたお宝カードを獲得できて、ゲーム終了時に得点として加算できる仕組み。
なお、監視員役は、プレーヤー全員に順番に回ります。
以上がゲームの1ラウンドです。

監視船コマとお宝カード(筆者撮影)
お宝カードは裏面のまま獲得するので、ゲームが終わるまで、真珠の数はわかりません。
このようにラウンドを繰り返して、ちんあなごカードを並べた3列のうち、2列がなくなったらゲーム終了。
獲得したカードの点数の合計を計算して、一番高得点の人が勝ちです。

獲得したカードの例(筆者撮影)
サメにちんあなごを食べられないように注意! 点数がマイナスになるカードもある
ちんあなごカードの中に、「サメ」のアイコンが付いているタイプがあります。
このカードを獲得した場合、次に捕獲したちんあなごがサメに食べられてしまうので注意。

サメアイコンの付いたちんあなごカード(筆者撮影)
サメに食べられたちんあなごは、カードを裏返します。
カードを裏返すと、、、
そこにはなんと、「うんち」になったちんあなごが描かれています。

ちんあなごカードとうんちカード(筆者撮影)
わが家の子どもたちは、これに大ウケしていました。
なんともかわいらしいうんちカードは、最後の得点計算のときに、マイナス点になってしまうので、注意が必要。
サメアイコン付きのカードはなるべくとりたくないのが心理ですが、ゲームの戦略で、あえて獲得する作戦もあります。
【得点の計算方法】
- ちんあなご…1匹につき+1点
- 空き缶…0点
- うんち…1個につき-1点
- 真珠(お宝カード)…1個につき+1点

空き缶カード(筆者撮影)
ちんあなごカードの中には、空き缶カードもまぎれています。
このように「ちんあなごっこ」は遊び心いっぱいのボードゲームで、親子で楽しめるのでおすすめ。
館長のときに、いかにマイナスポイントを減らして、多くのちんあなごを獲得するか、監視員のときはいかにほかのプレーヤーにちんあなごを獲得させないかが勝負のポイント。ちょっとした心理戦もあり、年代を問わず楽しめます。
【ゲーム説明】
- 対象年齢:6歳以上
- ゲーム人数:3~5人
- 所要時間:約20分
【おすすめ2】嫌われ者を他のプレーヤーに押しつければ勝ち! ウソか本当かを見定めるカードゲーム
メビウスゲームズ ごきぶりポーカー

筆者撮影
「ごきぶりポーカー」というインパクトのある名前にひかれて、購入したカードゲーム。
ごきぶりポーカーは、8種類の嫌われがちな生き物を、自分の手から離して、ほかのプレーヤーに押しつけるゲーム。
同じ種類を4匹押しつけられるか、自分の番が回ってきたときに手持ちのカードがなくなったら負けです。
【ごきぶりポーカーの遊び方&ルール】ウソか本当かを見定めて、嫌われ者を押し付ける!
ごきぶりポーカーは、全部で64枚(8種類×各8枚)のカードを使います。

ごきぶりポーカーのカード8種・64枚(筆者撮影)
ごきぶりポーカーのカードの種類
・ゴキブリ ・クモ ・カエル ・コウモリ ・カメムシ ・ネズミ ・ハエ ・サソリ
カードはシャッフルし、裏向きにして、プレーヤーにすべて配って準備完了。
自分に配られたカードは見てOKですが、ほかのプレーヤーに見られないように手に持ちます。

筆者撮影
順番を決めたら、最初のプレーヤーは手持ちのカードから1枚選び、次のプレーヤーに、裏向きのまま渡します。
このとき、「これは○○です。」と8種類の生き物のどれか1つを言いながら渡すのですが、名前がカードの絵柄と同じでも、違っていてもOK。つまり、ウソをついても大丈夫なのです。

筆者撮影
カードを受け取ったプレーヤーは、そのカードをめくる前に、その言葉が「ウソ」か「本当」かを言いあてます。
たとえば、「これはネズミです。」と言って渡されたカードが本当にネズミだった場合、「本当です。」と言えば、ネズミのカードを渡されたプレーヤーの勝ち。反対に「ウソです。」と言うと、負けになるルールです。
ちなみに、「これはネズミです。」と言いながら、実際は違う生き物だった場合、カードを渡されたプレーヤーが「ウソです。」と言えば勝てます。

筆者撮影
負けたプレーヤーは、ペナルティとして、場に出されたカードを引き取ります。
同じようにラウンドを繰り返して、同じ生き物のカードが最初に4枚そろってしまったプレーヤーの負け。もしくは、自分の番に手持ちのカードがなくなってしまったら負けです。
ウソか本当かをあてる前に、次のプレーヤーにカードを渡してもOK! ただし、あてられたら負け

筆者撮影
前のプレーヤーからカードを渡されるときに、ウソか本当かを言わずに、そのカードを次のプレーヤーに渡すことも可能。
このとき、カードを渡す前に絵柄をチェックできます。その上で、「○○でした。」と生き物の名前を言って、カードを裏向きのまま渡しますが(画像はわかりやすいように絵柄が見えるようにしています)、名前は前のプレーヤーと同じでも、違ってもOKです。
ただし、カードを渡したプレーヤーにウソを見破られると、ペナルティとして、そのカードを引き取らなければなりません。
わが家の子どもたちは、カードのイラストがやや気持ち悪いのがおもしろいようで、購入したばかりの頃は、気に入って何度もプレーしていました。
ルールもシンプルなので、子どもから大人まで楽しめます。
サソリが5枚そろったら負け、生き物が8種類全部そろったら負けなど、オリジナルルールを追加するのもおすすめです。

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【ゲーム説明】
- 対象年齢:8歳以上
- ゲーム人数:2~6人
- 所要時間:約20~30分
おうちでもキャンプでも楽しめる遊びなら、ボードゲーム&カードゲームがおすすめ

筆者撮影
ボードゲームやカードゲームは、電源やネット環境がなくても、手軽に楽しめるのが魅力。
おうちでもキャンプ場のテントの中でも、どこでもプレーできます。
その場の空気感やプレーヤーの心理を読みながら駆け引きできるのも、アナログの魅力。
子どもも大人も一緒にできる「ちんあなごっこ」と「ごきぶりポーカー」をおすすめします!
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