自作干し野菜の活用レシピ! お味噌汁が簡単でおすすめ
干し野菜のいいところは、調理の際に包丁・まな板を使わないところです。
おすすめはスープや味噌汁。煮込みつつ野菜を戻せるので、わざわざ別に野菜を戻す手間がなく簡単に調理できます。
筆者は輪切りの干しニンジンで味噌汁を作ってみました。
鍋に水と出汁、人参を入れて2時間くらい放置し、あとは普通にお味噌汁を作るだけです。
2時間だと、人参にはまだ少し歯ごたえの残る仕上がりになります。柔らかめが好きな方は、一晩水に浸けておいて、朝ごはんにするのもおすすめです。
また干し野菜は生野菜と比べて、大きさは半分以下になり軽く、かさばらないので、キャンプに持参するのもおすすめです。
ハンギングドライネットで作る 旨味マシマシ! 意外と簡単な干物の作り方
大変そうな干物作りも、実はハンギングドライネットを使えば、おうちでできちゃうんです。
お魚をさばいて、約10%の濃度の塩水(お魚の種類によります)に1時間30分程度つけておき、干すだけ!
おすすめは干物の定番、アジ。手に入りやすく捌きやすいです。
釣り歴50年の父から教わった干物の作り方レシピを紹介します。
【用意するもの】
- アジ
- 塩水
【作り方】
- ウロコ・内臓、エラをとってアジをさばく。ゼイゴは取らなくてOK。
内臓や血は細菌増殖の元。よく洗って落としておきましょう。 - 塩分濃度3~10%の塩水に1時間~6時間冷蔵庫でつける。
※冬は3~5%、夏は5~10%と、季節や魚の脂具合によって変えています。今回は5%の塩水に3時間漬け込みました。 - 軽く水で流し、しっかりと水分を拭き取る。
- ネットに入れて干す。
日陰で干すレシピもありますが、私はカラッと晴れた日に一気に天日干しするのが好きです。完成の目安は、表面が乾き「触れて指紋がつく程度」が定石です。
今回はお日様で3時間、日陰で4時間の計7時間干しました。
作った干物は完璧に水分が抜けているわけではないので、長期保存には向きません。冷凍保存も可能ですが、できるだけ早めに食べちゃいましょう。
魚をさばくのはちょっと...という方もいるかもしれません。でも、三枚に下ろしたりお刺身にするよりも、お腹を開くだけの干物の方が簡単です。
ただ、お魚を干すとどうしてもハンギングドライネットににおいがついてしまうことがあります。気になる方は避けておいた方が良いかもしれません。
トースターを使った干物の焼き方
魚焼きグリルがなくても大丈夫!トースターでカンタンに干物が焼けます。
【焼き方】
- アルミホイルのピカピカしてない方を上向けにして、トースターにおく
- アルミホイル全体に、キッチンペーパーで薄く油を引く。
- 干物の皮を下にして900wで10分〜15分ほど、様子をみながら焼く。
食べ終わったらアルミホイルごとゴミ箱にポイするだけなので、お掃除も簡単。
トースターを使って、美味しい干物を味わってみてください。
自作の干物は美味しさ倍増!アジの干物だけに、良いおアジ♩ってね。
キャンプの洗い物置き場にも乾物作りにもおすすめ! キャプテンスタッグのハンギングドライネット
今回ドライフルーツや干し野菜、干物作りに使った「ハンギングドライネット」。
もしも今から購入するのなら、こちらがおすすめです。
キャプテンスタッグのこちらの商品は、もともと燻製作り用に作られたハンギングネット。
食材の乾燥が本来の用途ですが、食器の乾燥に使うことも可能。初めてのドライネットにも、すでに一つ持っているという人の追加購入にもちょうど良い、お手頃なお値段です。
魚などのにおいが強いものを干す場合は、におい問題解消に、食品用と食器用と、用途別に使い分けるのもおすすめです。
楽しくカンタンにドライフルーツ作り♪ おうちで乾物作りを楽しんじゃおう!
ドライフルーツ、干し野菜、干物...
今回はハンギングドライネットを使った乾物作りをご紹介しました。ここで紹介した以外にも、干し芋作りや梅干し作りにも活用できます。
お日様パワーを浴びて作った自作の乾物は、旨味がギュッと詰まって、とっても美味しく仕上がります。ぜひ、ハンギングドライネットを使って、おうちで乾物作りを楽しんでみてください。
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