料理の前にさやえんどうの下ごしらえを 筋取りから茹で方まで簡単に紹介! 茹でた後は冷水に
さやえんどうは調理の前にひと手間をかけることで、料理がおいしくなります。覚えてしまえば簡単なので、ぜひこの機会にマスターしてみてください。
【筋の取り方】
スナップエンドウのように太くはないものの、さやえんどうにも筋があるので、食べにくい場合があります。そのため、料理の前に筋取りをしておくことをおすすめします。
筋取りの方法は「右側を上から下へ」を2回、上下180度ひっくり返して行います。まずは先端が小さく曲がったところに人差し指を入れて、下へ向かって筋を取ります。
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/4eaf467dc3681a049dd49124fc8c01a87e432d63.jpg)
筆者撮影
次にヘタの部分を上にして、同様に右側を下ろしていきます。
これは筆者が小さい頃に母から教わった方法で、大体これでうまくいきます。個体によっては筋がない場合もあるので、無理に取らなくても大丈夫です。
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/f335a5ae2046fb7da89caf4d3e274e209f08c8f6_xlarge.jpg)
筆者撮影
【塩茹での仕方】
たっぷりの湯にお塩を入れて、1分ほど菜箸でかき混ぜながら茹でます。目安としては1~1.5リットルのお湯に対して塩がティースプーン山盛り1杯くらいです。
さやえんどうに含まれるビタミンCは熱に弱いので、茹でる時は短時間にしましょう。
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/4d6f1ce75182a28459da1d5fb57e8209fd55a196.jpg)
筆者撮影
茹で上がったらすぐに冷水に取ると「色止め」となり、色鮮やかさをキープできます。その後はキッチンペーパーなどでしっかり水気を取って調理しましょう。
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/fa649c3b0738d1739fcd2fe7c9663cd8def88cba.jpeg)
筆者撮影
【さやえんどうレシピ①】ご飯がすすむ!豚肉とニンニクの炒め物 ごま油で風味豊かな料理に
さやえんどうの筋取りだけすればあとは簡単!ニンニクの味が食欲をそそるおいしい炒め物のレシピをご紹介します。
今回のレシピでは太白ごま油を使っていますが、風味を増したい場合や中華風がお好みの時は、途中で油を継ぎ足す時にごま油にアレンジしてください。
〈材料〉(2人分)
- さやえんどう…50g
- 豚肉(細切れor肩ロースorバラ肉)…80~100g
- ニンニク…1片
- 太白ごま油…小さじ2
- 醤油…適量
- 塩…適量
- 粗挽き黒胡椒…適量
〈作り方〉
1.さやえんどうは洗って筋取りをします。炒めるまでの間、水につけておくとシャキッとした歯応えになる上、その水分が蒸気となって上手に炒めることができます。
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/6c847108d0467622c04f3c10cac56720ff68432f.jpg)
筆者撮影
2.豚肉は食べやすい大きさに切って塩・胡椒で揉み込み、ニンニクをみじん切りにしておきます。
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/3694586a871bb1a60e9ed519f63c4e0073ad1f97.jpg)
筆者撮影
3.フライパンを熱して油を入れ、豚肉を炒めます。焼き色がついたら皿に取り出します。
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/2b37c96cc3a1c92baad2906fac4fbc586fd6102f.jpg)
筆者撮影
4.同じフライパンに油を足し、塩をひとつまみを入れます。塩が溶けてきたらニンニクを入れ、香りが立ったらさやえんどうを入れます。
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/5b3c1bb1f219da830ff21858d8a4cea41b799799.jpg)
筆者撮影
5.さやえんどうの色が変わったら、2を戻して炒め合わせ、仕上げに鍋肌から醤油を少々入れて香りを出し、全体に絡めます。
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/b532466e8899890ad3596195dd9b08529dd14564.jpg)
筆者撮影
6.お皿に盛ってできあがりです。
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/887efc07b27af1b14c8f3fad9268f5a5f63ba0c2.jpg)
筆者撮影
・太白ごま油
【さやえんどうレシピ②】ハム・ゆで卵・玉ねぎソースのサラダ ハムをツナに変えても美味しい!
野菜をたくさん食べたい時にぴったりな見た目も色鮮やかなサラダです。今回はソースにハムを使いましたが、代わりにツナ缶を使ってもおいしいく仕上がります。
また、オリーブオイル+白ワインビネガーの代わりにマヨネーズを使うのもオススメです。
〈材料〉(2人分)
- さやえんどう…50g
- キャベツ…50g
- ハム…50g
- ゆで卵…1個
- 玉ねぎ…30g
- パセリ…少々
〈A〉ドレッシング
- オリーブオイル…大さじ1
- 白ワインビネガー…小さ2
- ウスターソース…数滴
- 塩…適量
- 粗挽き黒胡椒…適量
〈作り方〉
1.筋を取ったさやえんどうと、食べやすいサイズにカットしたキャベツを塩茹でします。さやえんどうは水にさらして「色止め」しておきます。
2.ハムをみじん切りに、ゆで卵はフォークで粗めにつぶします。玉ねぎはみじん切りにして水にさらし、水気を切っておきます。パセリもみじん切りにします。
![画像11: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/4b1a44e60ea430a375a3e2b92476901fb88833ee.jpg)
筆者撮影
3.〈A〉でドレッシングを作り、2と和えます。
![画像12: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/17fa4f69f1aa26bb1e89ebfa0e26ca6e0a732848.jpg)
筆者撮影
4.平皿に1を広げ、真ん中に3を盛ったら完成です。よく混ぜてお召し上がりください。最初から混ぜて盛り付けてもOKです。
![画像13: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/12/031ae235cfb4201de9fa3c5443ebb4516699095b.jpg)
筆者撮影
・白ワインビネガー
![画像2: 【さやえんどうのレシピ3選】筋取りなどの下ごしらえ・サラダや天ぷら料理をご紹介!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/05/14/4767260e48bffb579105941387c9914bc754d6a0.jpg)