キャンプの必需品として多くのキャンパーが使っている「タープ」。日差しや雨風から守ってくれるアイテムですね。テントと連結してリビングルームとして活用したり、調理スペースを確保したり人によって使い方は様々です。そこで今回、数あるタープの中でも使い勝手の良いポリコットン素材に注目します。タープの張り方からおすすめ商品まで徹底解説していきます。

焚き火に「ポリコットン(TC)タープ」がおすすめな理由

画像: タープ イメージ写真

タープ イメージ写真

キャンプ初心者であれば「タープって何?」と思う人も中にはいるでしょう。タープはテントとは少し違った使い方として、日除けや雨風除けをメインとして使うものです。

自然の中の空間を確保するために使うものなので、タープを利用することでより広々とした快適な空間を作ることができます。

では、タープの素材としてポリエステルやコットンなどもありますが、ポリコットンをなぜおすすめしているかを紹介していきます。

ポリコットンとは?

ポリコットンとは、「TC」素材とも呼ばれる、合成ポリエステル繊維と天然コットンから成る混紡素材です。

そのため、

  • コットン特有の熱に強く、結露しにくい特性
  • ポリエステルの耐水性が高くお手入れ簡単な特性

をミックスした両者のイイとこ取りの素材なんです。

ポリコットンは両者のハイブリッド素材のため丈夫で耐久性があり、通気性も備えるなど利点が多いのです。

火の粉に強い

ポリコットン素材は熱に強く、耐熱性が高いのが特徴です。それに比べポリエステル製の場合は火に弱く、火の粉が当たると簡単に穴が空いてしまいます。

1年を通して焚き火をするキャンパーさんは多いですよね。ポリコットンタープであればその心配が少なく、タープ下で焚き火を楽しむことも可能なんです。

雨に強い

耐熱性に加えて、耐水性も高いんです。ポリコットンはコットンが含まれている素材なので、水に弱い印象がありますが、そんなことはありません。

ポリエステルの耐水性をしっかり合わせ持っているので、多少の雨なら降っても問題ありません。(※ただし、ポリエステル100%の素材の方がより防水性は高いです

突然の雨に見舞われることもありますが、ポリコットンタープなら急な天候の変化にもしっかり対応できます!

遮光性が高く、夏でも涼しい

コットン素材も使用しているため、高い通気性と吸湿性を持っており熱を通しにくくなっています。

そのため、濃い影を作り出し、夏場のキャンプでも涼しく過ごすことができます。

タープの張り方をおさらい! ポリコットンタープを上手に張るコツをご紹介

画像: タープの張り方をおさらい! ポリコットンタープを上手に張るコツをご紹介

タープを使ったことがない方が心配するのは、タープの張り方ですよね。しっかりとした張り方をしなければ、タープの役割や魅力を存分に引き出すことができません。

タープを張る時のポイントをいくつか紹介します。

1.場所を選びタープを広げておく

まず始めに、タープとテントのレイアウトを決めて、設営イメージを描きながらタープを広げます。

次にポールを立てる場所、ペグを打つ場所のそれぞれの場所に、あらかじめポールとペグを配置しておき、設営がスムーズに進められるように準備しましょう。

2.4カ所のペグを打ち、ポールを立てる

ポール部分から出ている2本の張り縄、左右合わせて4本にペグを打ち込みます。

ペグを打つときは、地面に対して直角ではなく、45~60度の角度で打ちましょう。その理由は、ポールを立てた時の重みで、ペグが抜けてしまうからです。

張り縄に付いている自在は短めにしておきます。ポールを立てた時に、タープがバタつくのを抑えてくれます。

反対側も同様にペグを打てたら、2人で同時にポールを立ち上げます。1人の場合は、片方ずつでも問題ありません。

タープに緩みがある場合は、自在を調節してピンとタープを張りましょう。

3.4つ角をペグダウンすれば完成

残りの4つ角のペグを打ち込めば完成になります。シワがないようにピンと張れていないと格好が悪いので、シワの出ない角度を見ながらペグダウンしていきましょう。

美しくタープを張るポイントは、張り縄の角度になりますので、焦らずゆっくり角度を見ながらペグダウンしてください。

ペグを打ち終えればポールを立てていきますが、ポールの下の部分を内側に来るように斜めに立てると良いです。

上記3つのポイントを覚えておくと役立ちますよ。タープによっては形状も違いますが、基本を抑え実際に何度か挑戦するうちに簡単にできるようになります。

それでは次の章で、ポリコットン製のおすすめタープを紹介します。

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