一回作ればグラタンやピザトーストにも転用できるし、スパイシーなチリコンカンにすることもできますよ。
【ボロネーゼソースの使い道】ソースの使い方はいろいろ! 少し材料を変えてチリコンカンにも
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/8efa9ee2a9e325878f50ff5550872c1e59459c35_xlarge.jpg)
筆者撮影
今回は煮込み料理のボロネーゼです。
ミートソースパスタとの大きな違いはありませんが、イタリアではフィットチーネ(きしめんのような太いパスタ)を使うものをボロネーゼと言うようで、今回はフィットチーネで作ってみました。また、味付けもなるべく日本式のミートソースではない、本格派にしています。
ソースを煮込んでパスタにかけるという料理は結構大変そうで、キャンプ向きではないように思う方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、煮込み料理は材料を切って火にかけてしまえば放っておいても美味しく仕上がりますし、ソースの使い方がいろいろとあるため、二食三食と使えるメリットもあります。
また、材料を少し変えると画像のような「チリコンカン」も作れます。2泊以上するキャンプでは、知っていると便利なメニューですよ!
【ダッチオーブンで作る本格ボロネーゼ】レシピの前に食材とダッチオーブンを準備しよう!
ボロネーゼの食材(4人前)
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/27bc20106bdcca4cf1f72dd4bb72c6b587085085_xlarge.jpg)
筆者撮影
・合挽き肉 …400g
・タマネギ …中2個
・ニンニク …2片
・セロリ …1本
・マッシュルーム …小8個
・トマト缶 …2個
・ローリエ …1~2枚
・ブイヨン …2個
・鷹の爪 …1本
・赤ワイン …100cc
・黒瀬スパイス(なければ塩胡椒) …適量
・フィットチーネ …400g
・バター …20g
・オリーブオイル …適量
・粉チーズ …お好みで
・タバスコ …お好みで
・イタリアンバジル …お好みで
・ドライパセリ …お好みで
結構多いですね。
最低限、挽肉、タマネギ、ニンニク、トマト缶、オリーブオイル、パスタ、塩胡椒があればそれらしくはなると思います。それ以外は多少ないものがあったり、アバウトでも大丈夫ですが、セロリはなるべく入れたいです。味に奥行が出ますので。
例によって黒瀬スパイスを使っていますが、このスパイスは塩分が比較的多く含まれているので、いわゆる「塩胡椒」の代わりが一本で務まるメリットがあります。
ボロネーゼの調理に必要な道具
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/940be910e493abfd9b0d30ffac2b11f76a6d6af5_xlarge.jpg)
筆者撮影
・ダッチオーブン
切って煮込むだけの料理ですので、ダッチオーブンひとつあれば問題ありません。
煮込む火元としては炭火が一番よいです。また、ストーブでじわじわと煮込んだり、カセットコンロで煮込んでもいいでしょう。焚き火は火力のコントロールが難しいので、あまりおすすめできません。やる場合は熾火(炎の出なくなった状態)でやるようにしましょう。
![画像2: 【ダッチオーブンで作るボロネーゼ】本格的なレシピをご紹介! さまざまなアレンジも](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/eb475b6f781316c73bd9b7e78aebf681ad01cae1.jpg)
【保温。保冷器具エミールST-920】●セット内容 / カバー、保温ケース、温度計、オーブンベース、レシピ ●外形寸法幅390×奥行360×高さ230mm ●重量1.17kg ●材質カバー:ナイロン、保温ケース:EPP 、オーブンベース:シリコンゴム
【リッドリフターS...
【ダッチオーブンで作る本格ボロネーゼ】煮込み時間は1時間! ボロネーゼソースのレシピをチェック!
【1】
タマネギ、セロリ、ニンニクをみじん切りにします。ニンニクは包丁の腹で体重をかけて押しつぶしてから刻むとやりやすいですよ。
下処理は家でしてもよいのですが、刻むだけなのでキャンプ場でやってもさほど手間ではないかなと思います。家でする場合はタマネギとセロリを刻んだあとジップロックに入れて、冷凍しておくといいでしょう。
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/cd2a15d5c01566db2da8f5882594808f3e2b87d1_xlarge.jpg)
筆者撮影
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/e6a287db95bb5ae1176127185dae3ac06677dd91_xlarge.jpg)
筆者撮影
【2】
ダッチオーブンにオリーブオイルを少量入れて、タマネギとセロリを炒めます。このぐらいの飴色になったらニンニクも入れてさらに炒めます。
焦がさないように弱火でよくかき混ぜながら炒めましょう。(凍らせたタマネギとセロリの場合は、そのまま解凍せずに炒めてしまって大丈夫です)
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/2235c6d8200e7449b4d6a00448a4fa10c7202425_xlarge.jpg)
筆者撮影
【3】
ニンニクから香りが立ってきたら挽肉を入れてさらに炒めます。
この後煮込むので、そこまでしっかり火を入れなくても問題はありません。
※【2】の香味野菜は辛味を飛ばして甘味を深めるためによく炒める必要があります。
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/7185f4703e730048f5137cc6e772acc78deb8e0e_xlarge.jpg)
筆者撮影
【4】
黒瀬スパイスを振り、赤ワインを入れて少し煮込み、赤ワインの水分を飛ばします。
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/44d5eca70701403bfbfd81ca778fdfef447c2a90_xlarge.jpg)
筆者撮影
【5】
トマト缶を投入し、スライスしたマッシュルーム、ローリエの葉、ブイヨン、鷹の爪を入れ、ダッチオーブンの蓋をして煮込みます。
※ ここでは紙パックのトマトを使っています。缶より捨てやすく、かさばらないので便利です。
弱火でないと焦げ付いてしまいますので、たまにかき混ぜつつ、様子を見ながら煮込みましょう。
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/173f9db8414edf6228fc03d3aa873ed25a36147c_xlarge.jpg)
筆者撮影
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/669dc281bc5d0d11e2c3d5e0c21e0746c03c9322_xlarge.jpg)
筆者撮影
【6】
トマト缶を使った煮込みは、すぐに火が通ったように感じてしまうのですが、1時間はしっかり煮込んで水分を飛ばしながら味を調えましょう。
「しっかり煮込む」が一番のコツだと言えます。ただし、焦がさないように!
![画像11: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/56cd51cd358172661c5358e7f218789440ee6afd_xlarge.jpg)
筆者撮影
【7】
煮込み終わったら完成ですが、食べる食前にバターを溶かしこむことで、ぐっと味にコクが出ますよ。
![画像12: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/ddd81413d222453ea2995a9b6b6f8fec6e33de04_xlarge.jpg)
筆者撮影
【8】
フィットチーネを茹でて湯をよく切ってから皿に乗せ、できあがったボロネーゼソースをかけます。
お好みでイタリアンバジルやドライパセリ、粉チーズ、タバスコをかけて食べます。パスタは普通のスバゲッティでも美味しいのですが、フィットチーネのほうが挽肉がよく絡んで美味しさが増します。
![画像13: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/04/20/5ab1cacde8c6c07f9018b8b980e81bc5730c16b3_xlarge.jpg)
筆者撮影