小型焚き火台に必要なオプションパーツは100均で購入可能! パソコンケースを収納バックに代用
ZEN PITに限らずこの手の小型焚き火台は、100円均一ショップで買えるものがオプションパーツ的に使えますので、時間をとって探してみましょう。
私は今回、灰受け用のアルミトレイ、網、トング、そして、これらと焚火台がまるごと入るケース(ノートパソコン用)を見つけました。
行楽の場合、チェアではなく、レジャーシートなどの上で焚き火台を使用するケースも多く、灰受けはいわゆるスパッタシートと呼ばれる布状の耐火シートより、大きめのアルミトレイの方が安心感があります。(※ 焚き火台は利用敷地内の規則を確認の上、許可のある場所でのみ利用しましょう)
欲を言えば、スパッタシートを広めに敷き、その上にアルミトレイを置くのがより安全でしょう。また、レジャーシートも格安のものを使い、火花で穴が空いたら使い捨てるぐらいの気持ちでいた方がいいでしょう。
⭐溶接時のノロ・火花に対して、優れた耐火性・耐熱性・断熱性を発揮します。触れると柔らかいですが、ガラス繊維を含んでいるため皮膚に刺激を伴う可能性があります。溶接火花養生シート、防火シート、耐炎カバー類としてご使用いただけます。
⭐たき火・コンロ・ストーブ類・煙突の周りなどにもお使いいただけます。 不燃シート用生地、耐熱シート用生地、防炎シート用生地、焚火、お仏壇のろうそくや線香、タバコなど火の元の心配な所で活躍します。
⭐たき火・コンロ・ストーブ類・煙突の周りなどにもお使いいただけます。 不燃...
炭については、こちらの成型炭がおすすめです。
炭として見ると価格の高さが気になるのですが、何しろライター1つで確実に着火できます。
通常の火起こしは、チャコールスターターと呼ばれる道具を使ったり、ガスバーナーで炭を炙ったりするのですが、例えば花見会場でそんな場所はないですし、道具も大きく増えてしまいます。その点、成型炭ならそうした着火の用意がほぼ何もいらないのです。
道具が限定される環境においては、これに勝るメリットはないと思います。
なお、上記のロゴスのミニサイズのもの2つで1時間程度は燃え続けるのですが、火力やコストパフォーマンスに少々難があるため、私はその上にオガ備長炭を乗せています。
成型炭の力で勝手に燃え出してくれますし、熱量が底上げされますので、この方法はおすすめです。
焼肉だけなら、以上の装備でまず問題なく楽しめますよ。
バックパッカーでも本格キャンプ料理を楽しもう 小型焚き火台とクッカーならバックパックでも持っていける
単純に肉を焼くだけならここまででよいのですが、せっかくキャンパーが参加するのですし、ちょっと道具を足して、さらに手の込んだ料理を出してみてはいかがでしょうか?
今回、私はスキレットでスモークチーズのアヒージョと、ナポリタンを作ってみました。
バックパッカーにおすすめなレシピ
レシピはこちらの記事で詳しく紹介しています。
アヒージョを作る際に必要な道具は鉄製のスキレットだけです。スキレットをそのまま焚き火台に乗せれば、炭の火力で十分加熱することができます。
ナポリタンも炒める工程はアヒージョ同様にスキレットでできます。麺茹でだけはシングルバーナーとコッヘルを使いました。
いずれの料理もポイントとしては、食材はあらかじめ家でカットして、料理単位でジップロックに入れて持っていきます。
調味料を小分けにする
また、ナポリタンの調味料(ケチャップ、牛乳、ソース、ブイヨンを混ぜておく)も、同じようにあらかじめ混ぜてジップロックに入れておきました。
こうすることで大幅に荷物を圧縮できます。
食材などはソフトクーラーボックスで運ぶといいでしょう。保冷効果はしっかりしていますし、使い終わったら降りたんでバックパックにしまうこともできます。
その他、除菌シートやキッチンペーパー、まな板、包丁、そして命より大事なウイスキーと氷などを詰め込み、この時の荷物はこのぐらい。重さにして10キロぐらいだったと思います。
堪えたは堪えたのですが、それでも快適なイベントになりました。
何を作り、何を飲むのか、といった部分の検討は重要ですが、小型焚き火台を軸にして考えていくと、どんなイベントもとても楽しくなりますよ。
最後に重要なポイントを。
使い終わった炭は自然鎮火を待って、ビニール袋などに灰を移してから、念のため水をかけておきます。焚き火台に直に水をかけると灰が舞い上がりますし、焚き火台も変形してしまうので絶対にやめましょう。
また、炭を地面に埋めることは厳禁です。炭は土に戻りませんし、通行人などが火傷をする危険性もあります。それに限らず、キャンプ場ではない場所で火を使う場合は、その場所のルールに従って、周りに迷惑にならないようにすることです。