アヒージョはキャンプの定番料理! ニンニクとオリーブオイルで煮込むだけで簡単に作れて美味しい!
今回はスペイン料理のアヒージョを作ってみます。
アヒージョはキャンパーの定番料理。ニンニクとオリーブオイルをスキレットに入れ、適当にカットした食材を放り込んで煮込めばいいだけ、という簡単さと、それでもたいがいびっくりするほど美味しくなるのが魅力です。手軽で美味しいので、一度作ると、毎回作ってしまう料理ですね。
実際作り方はそれだけなのですが、今回は以前こちらの記事で作成したスモークチーズの活用法として、くにぱぐ流アヒージョを紹介してみます。
もちろん、自家製スモークチーズでなくても、市販のものでも作れますので、「燻製づくりはする気はないが、いつものアヒージョに飽きてしまったな」という方も、参考にしてみると面白いかもしれませんよ。
鉄スキレット1つあればOK 使う前にシーズニングしよう 持ってない人は鍋やシェラカップでも大丈夫
屋外でアヒージョを作るのであれば、鉄製のスキレット(通称:鉄スキ)が便利です。鉄製なので冷めにくく、また、オリーブオイルとの親和性も高いので、後始末などにも適しています。
鉄スキはさまざまなサイズのものが売られており、アウトドア専用の品などをあえて使う必要はありません。ホームセンターなどでも安価で手に入りますから、複数のサイズを所持しておくと便利だと思います。
ただし、鉄スキはそのままだと使えません。シーズニングという処理をしてやる必要があります。
シーズニングの手順
- まず鉄スキの表面に塗布された錆び止め剤を、タワシと中性洗剤でゴシゴシと洗い落してやります。
- 落ちきったら火にかけて乾燥をさせます。
- 乾燥後、オリーブオイルを塗りこんでまた加熱します。
- 熱し切ったらオイルを塗りこみ熱して乾燥…を数度繰り返します。
- 最後に野菜くずを炒めます。
結構面倒ですが、このシーズニングをした上でないと、鉄スキは食材がこびりついたりして、非常に使いにくいのです。
さらに使用後は「洗剤を用わずに洗い、火にかけて乾燥させた後、オリーブオイルを塗りこめる」
という作業を欠かさないようにします。
これを怠ると錆びて使えなくなってしまいます(繰り返しこの作業を行っていると、さっと水洗いをするだけでも使えるようになります)。
長くなりましたが、鉄スキがないという人は、鍋でもシェラカップ(大きいもの)でもOKです。
マッシュルームやエビが定番食材! 美味しく作るポイントは、旨味の強い食材を多く入れること!
◆ 材料(2人前)
ソーセージ…4本
ベーコン…薄切り4枚
マッシュルーム…4つ
ニンニク…4かけ
ミニトマト…6つ
オリーブオイル…300ミリリットル
スモークチーズ…60グラム
赤唐辛子…2本(お好みで)
黒瀬スパイス…あれば
ドライパセリ…あれば
ここでご紹介した材料は、ほんの一例です。先日は、ソーセージとマッシュルーム、ニンニク、スモークチーズだけで作成しました。
本場スペインではエビやマッシュルームが王道ですが、これでなければいけない、といった決まりはないようです。ただ、極力旨味の強い食材を使うとよいでしょう。
前述のエビやマッシュルームは旨味成分が多く含まれていますが、ソーセージやベーコンもそうした食材のひとつです。
また、少し変わり種なのですが、ニンニクと長ネギ、そしてコンビーフを使ったアヒージョもいくらでもお酒が進みますので、おすすめです。
黒瀬スパイスは一振りすると味が引き締まりますし、ドライパセリは彩りをよくしますが、無理に揃える必要はありません。