ビーチサンダルと異なり、シューズのようにしっかり足にフィットして、カヤックなどウォーターアクティビティーに最適な水陸両用のスポーツサンダル。今回は、筆者も愛用しているKeen(キーン)とTeva(テバ)のサンダルを比較。どのようなアクティビティに向いているか?歩きやすいのはどれか?シーン別のおすすめサンダルを紹介します。
フィット感&ホールド感抜群! リバートレッキング・沢登りに対応のKeen(キーン)のサンダル
Keen(キーン)『ニューポートH2』
2003年アメリカ・カリフォルニアで創設されたアウトドアフットウェアブランドKeen(キーン)。そのブランドのアイコンとも呼べるシリーズ「ニューポート」は、サンダルの最大の弱点であるつま先を守るべく作られたサンダルです。しかも、シューズのように紐でフィット感を調節可能。まるで運動靴を履いているかのように歩きやすく、川の中を歩くリバートレッキングや沢登りなど激しい動きを伴う水のアクティビティー向き。足先もしっかりカバーされているので、川の中をガシガシ歩くとき、石に当たってもつま先が守られケガの予防にもなります。

筆者撮影
筆者は以前、ほかのサンダでリバートレッキングに向かったことがありますが、サンダルのホールド感が甘く、歩きにくく、しかもつま先が石にあたり、なかなか前に進めず大変な思いをしました。それ以降、川のアクティビティーのときは、このサンダルを使用しています。

サンダルとは思えないフィット感! Keen(キーン)の「ユニーク」は、防臭加工&水洗い可能で衛生的
Keen(キーン)『ユニーク』
2本のコードを編み上げて作られたユニークなデザインのスポーツサンダル。足裏の形に合わせて立体的につくられ、サンダルとは思えないフィット感を演出してくれます。ミッドソールに高反発性のモノを使用しているため、長時間歩いても疲れにくく旅行にも最適です。
ラインナップも豊富。さまざまなデザイナーとコラボレーションした商品も展開。カラフルなモノも販売されており、自分のスタイルやその日のコーディネートによってサンダルを変えることが可能です。
もちろん、サンダルなので水に濡れてもへっちゃら。汗をかきやすい夏。靴は蒸れやすく匂いが気になりますが、これは防臭加工済み。水洗いも簡単に出来るので、ヘビーユースしても清潔に保てます。

耐久性が高くアウトドアと相性抜群のTevaの水陸両用サンダル カヤック・パドルボードにおすすめ
Teva(テバ)『ハリケーン XLT 2 FROST』
世界で初めてストラップ付のサンダルを開発。アウトドアサンダルの草分け的アメリカのフットウェアブランドTeva(テバ)。そのブランドのアイコン的シリーズ「オリジナル ユニバーサル」に、履き心地を追及したシリーズ「ハリケーン」。

筆者撮影
筆者も持っていますが、耐久性が高く、多少雑に扱ってもへっちゃら。Durabrasion Rubber™のフットベッドによりクッション性が高く、平たんではない場所でも歩きやすくなっています。ただし、つま先はカバーされていないので水の中を長時間歩くウォーターアクティビティ向きではなく、カヤックやパドルボードなどのあまり水の中で激しく足を動かさないウォーターアクティビティー向きです。
