仲間や家族と囲む手作り料理は、まさにキャンプの醍醐味。その美味しさを際立たせるキャンパー愛用の調理器具といえば、「スキレット」ですよね。ただ使用前には、出荷時のワックスや不純物を取り除く作業である「シーズニング」が必須です。今回は、使用前に欠かせない「シーズニング」というメンテナンス方法をご紹介します。

【ロッジのスキレット シーズニング方法】シーズニングの5つのステップを解説 オリーブオイルで簡単お手入れ! 

【ロッジのスキレット シーズニング】ステップ①:お湯を沸かして不純物を取り除く

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まずは、スキレットに水をたっぷりと張りましょう。フタをして火をかけ、しばらく沸騰させます。沸騰させることで、表面についたワックスなどの不純物を浮かせ、落としやすくします。

【ロッジのスキレット シーズニング】ステップ②:汚れを落としてすすぐ スチールたわしを使わないこと!

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汚れの浮いたお湯を捨て、スキレットとフタ全体を亀の子たわしで汚れを落としていきます。縁や側面もしっかり磨いておきましょう。

全体をこすったら、ぬるま湯ですすぎ、汚れを洗い流します。スチールたわしはスキレット表面を傷つけてしまうので使うのは避けましょう。

【ロッジのスキレット シーズニング】ステップ③:スキレットの本体とフタを火にかけて水気を飛ばす 皮手袋を忘れずに

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スキレットとフタを、ガスコンロでそれぞれ強火にかけ、水分を完全に飛ばしていきます。10〜15分くらいあぶったら、コンロから外しましょう。

この時、本体は非常に高温になるので、必ず皮手袋を着用してください。思わぬ事故やケガがおきないように取り扱いには注意が必要です。

【ロッジのスキレット シーズニング】ステップ④:オリーブオイルでスキレットをコーティングする

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続いて、熱があるうちにオリーブオイルで全体をまんべんなくコーティングしていきます。(本体底面は塗らなくてもOK)キッチンペーパーにオリーブオイルを含ませ、トングを使ってスキレット全体に塗布していきましょう。

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未使用のスキレットでもオイルを塗ったキッチンペーパーには、こんなに汚れがついていました。

3と4の作業を4~5回ほど繰り返してください。

【ロッジのスキレット シーズニング】ステップ⑤:野菜くずを炒めて鉄臭さを取り除く 玉ねぎがおすすめ

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強火にかけ、野菜くずをよく炒めていきます。この作業をすることによって、鋳鉄特有の鉄臭さを取り除くことができます。

使う野菜は、玉ねぎやセロリ、しょうがなど香りの強いもを使うのがオススメです。炒めた野菜は捨てて、最後に仕上げの作業へ。

【ロッジのスキレット シーズニング】ステップ⑥:仕上げにオリーブオイルを使ってスキレットとフタをコーティング

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オリーブオイルを使ってスキレットとフタをコーティングして、作業はほぼ完了です。先ほどと同じようにトングを使って、キッチンペーパーに染み込ませたオリーブオイルを熱いうちに塗り込んでいきましょう。

本体の側面や底面にもオリーブオイルを塗っておくと、さび防止になりますので忘れずに。

【ロッジのスキレットの保管方法】シーズニング完了後は新聞紙で保管しよう! 湿気防止にも効果バツグン!

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スキレット本体が冷めたことを確認したら、新聞紙で全体を包んで保管しましょう。汚れやキズから守ってくれるだけでなく、コーティングした余分なオリーブオイルなどを新聞紙がしっかりと吸着し、湿気も防いでくれるんです。

これでシーズニング作業の一連の流れは完了です!

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