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天体観測におすすめの時期は冬! 空気の透明度が高く綺麗に見える 双眼鏡を持ってキャンプ場へ行こう
冬は空気の透明度が高く、水蒸気の量が少ないために、遠くの星がより見えやすくなります。キャンプで星空観察をするなら、冬がベストなのです。
星はもちろん肉眼で見ることもできますが、双眼鏡があればより鮮明に星を観察することができます。望遠鏡なら天体を拡大してさらに詳細に観測することができますが、高価で持ち歩きが大変なのがデメリット。まずは双眼鏡から始めてみるのがおすすめです。
またずっと空を見上げていると疲れやすいので、空を見上げやすいローチェアや、寝そべって空を眺められるコットもあると便利です。
天体観測イベントやサービスのあるキャンプ場も! 流星群が綺麗に見えるキャンプ場を探して楽しもう!
キャンプ場で星空観察を楽しむのならば、星空が綺麗に見えるキャンプ場を探して行ってみましょう。星空がきれいに見えるキャンプ場では、天体観測イベントや、天体観測のためのさまざまなサービスが用意されていることもあります。本格的な天体望遠鏡を備えた天文台や、双眼鏡や望遠鏡のレンタルのあるキャンプ場もありますよ。
特定の時期にしか見られない流れ星も!? キャンプ場で流星群を楽しんで一生の思い出を作ってみよう!
星空は天気が良ければ一年中いつでも楽しむことができますが、特定の時期にしか見ることができないのが「流星群」です。流星とは流れ星とも呼ばれ、宇宙空間にある小さなチリの粒が地球の大気に飛び込んできて大気と激しく衝突し、高温になってチリが気化する一方で、大気や気化したチリの成分が光を放つ現象のことです。
彗星の軌道上にはチリの粒が密集しており、地球がその軌道に差し掛かると、チリの粒が地球の大気に飛び込んできます。地球が彗星の軌道を横切るタイミングは毎年ほぼ決まっているため、毎年特定の時期に特定の流星群を楽しむことができるのです。
自宅の窓からなどでは、建物に遮られてよく見えないこともありますが、開けたキャンプ場であれば、夜空いっぱいに広がる流星群を楽しむことができます。キャンプ場で流星群を見ることができたら、きっと忘れられない思い出になるのではないでしょうか。