真冬の快適アイテム「ダウンシュラフ(羽毛の寝袋)」は、様々な温度帯向けの商品が販売されています。何となく安いものを買ってしまったり、逆に高すぎると思って手が出せないでいる人も多い商品です。寒さの感じ方は人それぞれだから、口コミもバラバラ。今回は、横浜のアウトドアセレクトショップmyX(マイクス)で、ダウンの寝袋について教えていただきました!

知ってた!? キャンプ用「ダウンの寝袋」値段の違いの理由 生地やダウンの質・量について徹底解説!

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

基本的に寝袋の値段は、「生地」「ダウンの質」「ダウンの量」の3つから成っています。

例えば、myXで扱うNANGA別注品の場合、快適温度が-7℃までの商品には650gの羽毛(グース)が入っています。この羽毛の量を約1.5倍に増やして1000gまで入れると、-15℃でも快適に過ごせる寝袋になり、その分お値段も高くなるという訳です。

画像: myX提供資料より抜粋

myX提供資料より抜粋

また、中の羽毛のランクや生地のグレードが上がれば、その分お値段も上がります。質の良い羽毛は軽くて暖かいため、羽毛のグラム数では量が減ったように見えますが、機能は同じ−15℃まで対応できる軽量・コンパクトな寝袋になるそうです。

画像: snow peak HPより セパレートオフトンワイド 1400 [下限温度-8度]

snow peak HPより

セパレートオフトンワイド 1400 [下限温度-8度]

ちなみに、オフトンで有名なsnow peakの寝袋(快適温度−2℃)は、NANGAの寝袋と違い、ダックの羽毛とフェザーが1400g入っているそうです。羽毛にはダック(アヒル)・グース(ガチョウ)などの種類があり、産地や加工方法によってグレードが変わるそうです。

画像1: 【寝袋の選び方】冬キャンプの必需品・ダウンのシュラフの特徴とポイントを徹底解説!
スノーピーク(snow peak) セパレートオフトン ワイド1400 [最低使用温度-8度] BDD104
セット内容:本体、収納ケース
材質:表地・収納ケース/高密度ナイロンタフタ、裏地/ネル生地、中綿/ウオッシャブルダウン1400g(ダックダウン80%・フェザー20%)
サイズ:敷・105×210cm、掛・110×200
収納サイズ:直径28×50cm
総重量:約3100g
使用可能温度:-8度C~
¥64,680
2020-02-01 10:15

※ 種類や違いについては、昭和西川のHPに分かりやすく紹介されていましたので、そちらをご覧ください。

一年中使える寝袋はない!? 冬用寝袋は特に暖かい? 3シーズン用を使う場合は毛布などを用意しよう

化繊でも羽毛でも、春夏秋の3シーズンを過ごせる寝袋はありますが、1枚で4シーズン(1年中)使える寝袋はありません。日本では、地域によって気温差が大きく、夏は35度、冬はー30度になる場所もあるので、両方の温度帯を快適に過ごせるものは難しいですよね。

画像: 筆者撮影:6月 精進湖にて(最低気温10℃前後/最高気温20℃前後)

筆者撮影:6月 精進湖にて(最低気温10℃前後/最高気温20℃前後)

3シーズン用の寝袋の多くは、快適温度を5度前後に設定しています。ですから、真冬も快適にキャンプを楽しむためには、寒さにあった冬用の寝袋が必要になるんですね。

画像: 筆者撮影:12月 千葉県 にて(最高気温10℃前後/最低気温−2℃)

筆者撮影:12月 千葉県にて(最高気温10℃前後/最低気温−2℃)

複数の寝袋を重ねて使用したり、ホットカーペットなどを使用すれば、冬用の寝袋でなくても暖かく眠ることができます。ただしそれには、多少なりとも経験が必要。何度までならその方法でも暖かく眠れるのか、試してみるしかありません。

急に気温が低くなることもありますので、3シーズン寝袋をお使いの際は、予備の毛布をレンタルしておくなど、事前準備もお忘れなく!

良いダウンの寝袋(シュラフ)の見つけ方を伝授! ポイントは「生地」「羽毛量」「販売元」の3つ!

ネット通販などでは、真冬用の寝袋が1万円以下で販売されていたりもします。中には、最低温度−20度をうたう商品も…。

数あるダウンシュラフの中で、真冬も安心して過ごせる商品を見分けるポイントを、以前もハピキャンの取材でお世話になったmyXスタッフの藤原さんに教えていただきました。

画像: 筆者撮影・myXスタッフ 藤原さん

筆者撮影・myXスタッフ 藤原さん

<藤原流 失敗しない見分け方>

Point1:防水生地で作られていないダウンシュラフには要注意

ダウンは半分濡れてしまうと、保温力が大幅に低下してしまうと言われています。真冬は結露などもありますので、表側の生地が防水素材でないものは要注意です。

Point2:羽毛の量に注目!

羽毛の質にもよりますが、グースなら500g程度の羽毛が入っているものは、0~−5度ぐらいの温度帯で快適に過ごすことができます。フィルパワー※の低い羽毛を詰めて、かさがあるように見せている場合や質の悪い羽毛を詰めてふっくら見せている場合には、重い寝袋になってしまうことが多いです。( ※フィルパワー:ダウンのかさ高性。数値が高いほど品質が良いとされます。 )

Point3:販売元が専門店なら、より安心

実際の羽毛封入量よりも多いグラム数を記載しているような「残念な商品」があることも確かです。実物を見ずに商品を購入する場合には、質問にもしっかりと答えてくれる専門店が販売元だと安心ですよ。

ダウンの寝袋(シュラフ)で厚着のまま寝るのはNG!? 気温に合ったもので羽毛の保温力を活かそう!

ダウンの寝袋の場合、気すぎで寝るのは絶対NGです。

ダウンパンツ、ジャケットは脱ぎ、ウールのアンダーや薄手のパンツ姿で眠りましょう。最初は寒いと思いますが、体温がダウンに伝わりやすくなるので、薄着の方がより早く暖かくなります。気温に合ったダウンシュラフなら、5~10分我慢すれば寒くなくなるなるはずです。(足先に空間が余ってしまいがちな女性や子どもは、足元だけずっと寒い状態が続くことがあるそうです。寝袋のサイズが大きめな場合には、足先を縛ると、早く暖かくなるそうですよ。)

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

また、羽毛がたくさん入っている寝袋を選べば「最適」と言うわけではありません。快適温度が−10度以下に設定されているような寝袋は、0℃前後では逆に汗をかいてしまうことも多いそうです。かといって、チャックを開けて手足を出せば、寝袋の外は0℃の空間…。マットや使用する暖房器具に合った寝袋を選び、快適にキャンプを楽しんでくださいね。

今回ご協力いただいたSHOPはこちら!

画像2: 【寝袋の選び方】冬キャンプの必需品・ダウンのシュラフの特徴とポイントを徹底解説!

GOOD OPEN AIRS myX(マイクス)

住所:横浜市神奈川区栄町7-1myXビル
電話:0120-019425/045-459-2288
営業時間:10:00-20:00(トヨタau取扱店:10:00-19:00)(Clicks :11:00-20:00)
定休日:火曜(祝日は除く)
※詳細はHPをご確認ください。

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