ホワイトソースのレシピには黄金比があった! これさえ知っていればグラタン以外の料理にも応用可能!
ホワイトソースをおいしく作れる黄金比
ホワイトソースを上手に作るには、まず材料の黄金比を知っておきましょう。
【黄金比】
牛乳・10:薄力粉・1:バター・1
牛乳 10に対して、薄力粉とバターはそれぞれ1にします。一人分なら、牛乳200~250mlくらいが目安なので、薄力粉とバターは20~25gです。
比率が違っても作れますが、ダマができたり焦げたりしやすくなります。慣れないうちはこの比率で作り、慣れてきたらアレンジで調整するといった具合がおすすめです。
ちなみに作る量が増えたときは、分量を全て倍にして計算しましょう。
黄金比で作る簡単ホワイトソースのレシピを紹介! 材料&コツを覚えてしまえばもう失敗することなし!
上記の黄金比率で、実際にホワイトソース作りをしてみましょう。
【材料(2人分)】
- 牛乳:500ml
- 薄力粉:50g
- バター:50g
- 塩コショウ:適量
【作り方】
1. 深めのフライパン、もしくは鍋にバターを入れ、火を弱火にします。
2. バターが溶けてきたら、薄力粉を入れてヘラでよく混ぜます。
粉っぽいところがなくなるまで、しっかり混ぜましょう。
3. 少量の牛乳を入れて、よく混ぜます。
3がよく混ざったら、また少量の牛乳を入れて混ぜます。
残りの牛乳が1/4くらいになったら、火を中火にして再び少量ずつ牛乳を入れましょう。
5. これを繰り返し、全ての牛乳を入れます。
塩コショウで味を整えて、とろみがついたら完成です。
ホワイトソースをおいしく作るコツ
失敗せずにおいしく作るには、3つのコツをおさえましょう。
- 最初は弱火で最後は中火
- とにかくよく混ぜる
- 牛乳は少量ずつ入れる
調理中はほとんど弱火で調理し、最後だけ中火にします。ダマを作らないようにするには、とにかくよく混ぜることが大切です。牛乳も少量ずつ入れて、バターや薄力粉と馴染ませましょう。
弱火なら、急に焦げるということもありません。ゆっくり丁寧に、各工程を進めてみてください。
ホワイトソースは電子レンジでも作れる!
実はレンジでも作れます。とても簡単で、時間にすると約10分でできるので、忙しいときにおすすめのレシピです。
こちらで詳しいレシピを紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
【簡単レシピ】ミートソースグラタンの作り方をご紹介! ケチャップやトマトホール缶を使ってできる!
ミートソースはトマトケチャップとソースで作れる
次はミートソースグラタンのレシピです。トマトケチャップの代わりにトマトホール缶(カット缶も可)でも作れます。
ソースもウスターソース・オイスターソースと、お好みのソースを用意してください。スパイスで一から作るより簡単です。
ミートソースグラタンの作り方
今回はじゃがいも、パプリカ2種を豚ひき肉・玉ねぎと一緒に入れていますが、ほかの具材に変更しても大丈夫です。
じゃがいもなどの具材は下茹でしておくと、グリルで焼くときに、焼き色をつけるだけで済むのでおすすめです。
【材料(2人分)】
- 玉ねぎ:1/2
- じゃがいも:2個
- パプリカ黄:1/2
- パプリカ赤:1/2
- 豚ひき肉:200g
- とろけるチーズ(もしくは粉チーズ):適量
- バター:10g
- 塩コショウ:少々
- サラダ油:適量
【ミートソース】
- トマトケチャップ:120g
- ソース:60g
【作り方】
1. 玉ねぎ、パプリカ2種をみじん切りにします。
2. じゃがいもは約1cmの輪切りにして茹でておきます。
3. 熱したフライパンで、バターを溶かします。火は弱火。
4. バターが溶けてきたら、玉ねぎを入れて炒めます。
5. パプリカ2種、豚ひき肉を4へ投入しましょう。塩コショウもしておきます。
6. トマトケチャップとウスターソースを混ぜあわせたものを5へ入れ、火を中火にします。
7. グラタン皿にサラダ油を塗って、じゃがいもを並べます。
グラタン皿にサラダ油を塗るところは、バターでも構いません。バターで行う場合は、完全に溶かしたバター(適量)をグラタン皿に塗ってください。
8. 少量のチーズをじゃがいもの隙間を埋めるように乗せます。
9. 6で作ったミートソースを9の上に乗せます。
10. 再度チーズをかけて、グリルで約20分焼いたら完成です。焼く時間は使用するグリルにあわせましょう。
輪切りにしたじゃがいもを敷き詰めると、マッシュポテトグラタンのような食感に仕上がります。チーズも入っているのでおいしいですよ。ぜひ作ってみてくださいね。