【おすすめスパイス5選】キーマカレーやハンバーグのアクセントに! 特徴や選び方を知って活用しよう
スパイスと一言で言っても、香りや辛さなど種類があります。それぞれの特徴を知って、キャンプ料理にもぴったりなキーマカレーやハンバーグに使えるスパイスを選びましょう。
辛みをプラス! レッドペッパー(チリペッパー)
赤唐辛子が原材料で、料理に辛さを出したいときに加えるスパイスです。レッドペッパー、チリペッパー、チリパウダーなど名称が複数あり、詳しく分類すると、あらびきだったり焙煎した唐辛子が入っていたりと違いがあります。
メーカーによっても名称が異なるので、希望の辛さや粒度のものを探しましょう!
カレーの香りづけに! クミン
いわゆる「カレーの香り」なので、嗅いだことがある人も多いでしょう。エスニック料理でよく使われるスパイスです。
パクチーの風味を! コリアンダー
コリアンダーはパクチーのことで、爽やかな香りが特徴です。ハーブティーにも活用されて親しまれています。ほかにも、卵料理や豆料理とも相性がいいです。
カレーの色出しに! ターメリック
ターメリックは色出しにも使用されるスパイスで、別名は秋うこん。黄色い色が特徴で、香りは独特です。キーマカレーに合うターメリックライスも、このスパイスを使って作ります。
お手軽スパイス! ガラムマサラ
ガラムマサラはクミンやコリアンダーなど、複数のスパイスがブレンドされている製品のこと。スパイスを数種類用意できる場合は、ガラムマサラを選ぶ必要はありません。「自分でスパイスを選ぶのが大変」「簡単にスパイス入り料理を作りたい」ときにおすすめです。
【本格スパイスの豆知識】「クミンホール」と「クミンパウダー」の違いは? どちらを買えば良いの?
おすすめスパイスとしてご紹介したクミン、買おうとすると「クミンホール」や「クミンパウダー」があって、どちらを買えばいいか混乱しますよね。さらに「クミンシード」と書かれている場合もあります。
「クミンホール」は種のまま 「クミンパウダー」は種を粉にしたもの
この2つの違いは、「種のまま」なのが「ホール」で、「種を粉にしたもの」が「パウダー」です。シードも「種」を意味するので、クミンホールと同じ扱いになります。
初心者はクミンパウダーの方が扱いやすい
クミンパウダーは具材に振りかけるだけでいいため、普段スパイスを使った料理を作らない人でも扱いやすいのが魅力。しかし、種のままであるクミンホールよりも香りが飛びやすいのが欠点です。
一方でクミンホールは香りが出やすいけれども、炒め物や煮込み料理の最初に油で炒め、香りを引き出す必要があります。
ほかのスパイスに関しても、スパイスの原形のままのものと、パウダー状になっているものでは、料理に加える順番や扱い方も違います。スパイス初心者の場合はパウダーが扱いやすいですが、用途や目指すものによっても異なるため、自分にあったものを選ぶといいでしょう。

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