キャンプで串揚げを手軽に楽しむためのポイント3つ! 下準備・ジップロックの活用・油の処理剤がコツ
串揚げと聞くと、油の処理が大変そう・すぐに冷めてしまうのでは・準備も大変などのイメージがありませんか?実は筆者もそう思っていたので、なかなかキャンプで串揚げは難しいと思っていました。しかし、実際にやってみると意外に通常のキャンプごはんより準備も調理も簡単だったので、串揚げを手軽に楽しむためのポイントをまとめてみました。
1.事前に食材を切っておく
串揚げは、基本的に食材を小さく切って衣につけて揚げるだけなので、食材の準備も切っておくだけです。
玉ねぎやしいたけ、かぼちゃなどの野菜は3㎝程度の大きさに切っておくと火が通りやすくなります。エビやホタテなどの魚介類は、殻などをはずしそのまま袋に入れて保管しておきましょう。(魚介類は傷みやすいので、冷凍したり保冷剤を使って管理しましょう。)肉類は、こちらも野菜と同じく一口大の大きさに切っておくと食べやすく火も通りやすいのでおすすめです。
少し下準備が可能であれば、豚肉にしそをまいたり、もも肉に調味料をしみこませておくとよりおいしい串揚げを作ることができます。
2.衣は小麦粉とパン粉の2種類の袋に分けておく
食材とは別に、小麦粉とパン粉をジップロックなどの袋にそれぞれ入れて用意しておきます。キャンプ場での作業は、小麦粉100gに対して200ccの水を入れ混ぜ合わせます。パン粉はそのまま持っていきます。
3.残った油の処理はキッチンペーパーや処理剤を使う
最後に残ってしまった油の処理ですが、様々な方法があります。残った油の量が少ない場合は、キッチンペーパーなどで吸わせて、冷めてからビニール袋に入れて口をしばって可燃ごみとして持ち帰ります。残った油の量が多い場合は、油処理剤などを使って固めて持ち帰るのも1つの方法です。決してキャンプ場の水道で流したりしないようにしましょう。
【作り方動画あり】下準備が簡単なおすすめ串揚げレシピ キャンプでは食材をジップロックに入れて管理◎
揚げたての串揚げは中身が熱々で、寒い冬のキャンプではより一層おいしく感じるキャンプ飯です。たまねぎやしいたけなどの野菜は、衣と相まってとろけるような触感と味わいになります。ここでは、簡単に準備ができる串揚げの材料のご紹介をしていきます。
串揚げにおすすめの食材&下準備方法
- 玉ねぎ・・・一口大にカット
- しいたけ・・・一口大にカット
- かぼちゃ・・・一口大にカット(固くて切れにくい場合はレンジで温める)
- ウインナー・・・一口大にカット
- エビ・・・殻をむいて不要な部分はカットしておく
- ホタテ・・・一口大にカット
- 豚シソ巻・・・豚にシソをまいておく。完成サイズは一口大程度の大きさにしておく
- 豚アスパラ巻・・・アスパラを3cm程度に切って、豚肉をまいておく
- 鳥もも肉・・・一口大にカット
- 牛肉・・・一口大にカット
下準備ができたら、タッパーやジップロックの袋に入れておくと管理がとてもしやすくなります。
串揚げの手順1:食材に衣を付ける
食材を水に溶かした小麦粉の中に入れて、串などで食材にしっかり小麦粉がつくように混ぜます。小麦粉がついたら、パン粉の袋の中に入れて、パン粉の袋の口をしっかり閉めて2-3回袋を振ります。パン粉がしっかりついたら、食材に串を刺してそのまま油に食材の部分だけ入れていきます。
串揚げの手順2:油を温めて食材を揚げる
小さなクッカーやフライパンに油を用意して、温めます。調理は油に入れて揚げるだけなのでとても手軽です。
油にパン粉をひとかけ落としてみて、ぱちぱちとパン粉が揚がったら、食材を投入していきます。その日のキャンプ場の気温やバーナーの調子などで揚げ時間は変わりますが、最初は野菜など生でも食べられるもので揚げ具合を試してみるのがおすすめです。
作り方などは動画でもまとめてみましたのでよければチェックしてみてください。
大人数キャンプで盛り上がること間違いなし! 下準備しやすいレシピ・油処理の方法を覚えて串揚げを楽しもう
串揚げは、寒い中で温かいものを食べるという楽しみだけでなく、食材を揚げているときの音もとても心地よく楽しむことができます。揚げ物のにおいも食欲をそそるので、いろいろな視点で楽しむことができます。
筆者が実際にやってみて思ったのは、食材を油に入れて数分待つだけなので調理の負担もなく、たくさん量を作ることができるので、グループキャンプなどでもみんなとシェアしやすい食べ物だということですビールなどにも合う料理なので、ぜひみなさんも一度試してみてはいかがでしょうか。