【タンクの選び方1】必要な水の容量確認 キャンプでは1人2L前後がおすすめ 料理する際はさらに大きめが◎
ウォータータンクにも様々な種類があり、何を基準に購入すればよいか迷ってしまうこともありますよね。選び方のポイント、まずひとつめは、ウォータータンクの容量です。
必要な水の容量は、人数と使い方によって変わってきます。料理やちょっと手を洗ったりするのに使う程度であれば、以下でご説明する容量を目安にしてください。
①1〜2人:5ℓ以下
②4〜5人:5〜10ℓ
③5人以上(グループキャンプの場合):10〜20ℓ
ダッチオーブンでスープや煮込み料理を作る場合などは、上記の目安よりも一回り大きいウォータータンクを選べば安心です。
【タンクの選び方2】タイプを選択 安定感抜群のハードタイプ 携帯性抜群なソフトタイプ
選び方のポイント、ふたつめは、ウォータータンクのタイプです。
ウォータタンクにはハードタイプと折りたたみ可能なソフトタイプがありますので、それぞれの特徴についてご説明します。
安定感抜群:ハードタイプ
ハードタイプのウォータータンクのメリットは、安定感です。
水は10Lで10kgもの重さになってしまうので、水を入れたウォータータンクは非常に重くなります。しかし、ハードタイプはその形をしっかり保ってくれるので、持ち運びや設置もしやすく、取り扱いしやすいのが特徴です。
デメリットは、携帯性の低さです。水を大量に入れるものなので、ある程度大きさがないといけません。そのため車に積み込む際に場所をとってしまいます。ファミリーキャンプやグループキャンプで使用するのがおすすめです。
ハードタイプのウォータータンクについては、以下の記事でご紹介しているので参考にしてみてください。
折りたたみ可能:ソフトタイプ
ソフトタイプのメリットは、携帯性の高さです。
ハードタイプのような安定感はありませんが、折りたたみ可能なソフトタイプは小さく収納することができます。キャンプギアのちょっとした隙間に収納することができるので、お家や車の収納スペースが限られている場合には非常に便利です。
デメリットとしては、折りたたみできる程やわらかい素材でできているため、ハードタイプのものに比べると耐久性が低くなってしまうことです。とがった場所にぶつけたりすると簡単に穴が空いてしまうこともあるので、取り扱いには注意しましょう。
しかしハードタイプに比べると安く手に入ることもあり、キャンプを始めたばかりの方や、「気軽にキャンプを始めたい!」という方にはソフトタイプがおすすめです。