これからの時期、キャンプやアウトドアに出かける時に『カイロ』は必ず持っていきたいアイテムですよね。キャンプ場のある山間は、天気も気温も移ろいやすい場所。効果的に体を温めて、ストレスのないアウトドアを楽しみましょう。今回は、カイロの効果的な使い方と捨て方についてご紹介します。
カイロは冬に大活躍! お腹や内ももなど貼る場所で得られる効果は全く違ってくる!
使い捨てカイロは、封を開けなければ長期間保存ができ、それほどかさばらないフォルムなので、キャンプやそのほかのアウトドアにも最適なアイテムです。ポケットに忍ばせておくだけでかじかむ指先を温めてくれた経験は誰にでもあるはず。
実はそんなカイロ、やみくもにペタペタと貼るのではなく、貼る場所によって得られる効果が違ってくるんです。
カイロはどこに貼るのが効果的? 4つの場面別でカイロの効果的な貼り方を紹介!
使い捨てカイロを貼るとき、なんとなく「このへんかな〜?」と適当なところに貼っていませんか? せっかく貼るなら、効果的な場所に貼りましょう!
「全身の冷えをとりたい」「風邪っぽいのでできるだけ早く楽になりたい」「寒くてお腹の調子が悪い」といった時など、 温めたいところや症状別に、効果が期待できるカイロの貼り場所を説明していきます。
【症状①手足の指先が冷たい】…首を温める! 足や手を温めるのではなく体全体を温めよう
寒い時は、手がかじかんだり、足の指の感覚がなくなったりします。手や足の指を直接温めたくなるところですが、末端神経をいくらあたためてもなかなか体が温まらなかった経験はありませんか?
それもそのはず。末端が冷えているということは、実は体全体が冷えているとうことでもあり、いくら部分的に温めてもなかなか温まりません。
そんな時は、首の後ろ側を温めましょう。首には太い血管があり、ここを温めることで温められた血液が身体中を巡り、指先や足の先まで行きわたって全身が温まります。