これからの時期、キャンプやアウトドアに出かける時に『カイロ』は必ず持っていきたいアイテムですよね。キャンプ場のある山間は、天気も気温も移ろいやすい場所。効果的に体を温めて、ストレスのないアウトドアを楽しみましょう。今回は、カイロの効果的な使い方と捨て方についてご紹介します。
【症状②体が芯から冷えている】…内腿を温める! 頭部や脇の下は気分が悪くなる可能性がありNG⚠︎
カイロで体全体を温めたいときは、血流が多いところを温めるのが効果的です。首と同じように、大きな血管が通っている内腿。ここを温めれば、体を芯から温めることができます。
ただし、血流が多いところと言っても、頭部や脇の下などには貼らないようにしましょう。
全身の体温調節をしている部分なので、温めすぎると気分が悪くなってしまうことがあります。
【症状③風邪かも?と感じる】…肩甲骨の間を温める! 風邪の初期症状の肩こりにも効果的!
朝晩が冷えるキャンプ場で、背中がゾクゾクっとしたら風邪のひき始めかもしれません。そんな時は、肩甲骨の間にカイロを貼りましょう。
肩や肩甲骨まわりの血流を良くすることで、全身が温まる上、風邪の初期症状にみられる肩こりや首のこわばりも楽になります。
【症状④寒さからくるお腹の不調】…おへその下を温める! お腹の痛みや下痢以外に生理痛がひどい時も◎
寒さを感じた時、お腹が痛くなったり緩くなったりした経験はありませんか。そんな時は、おへその少し下に貼ってみましょう。
胃腸が温まると、お腹の痛みや下痢は楽になります。また、女性で生理痛が辛いという場合も、下腹にカイロを貼るのが効果的です。子宮を温めることで痛みを和らげることができます。
カイロを貼る時に気をつけることは「低音やけど」 長時間の使用には注意が必要⚠︎
「温かくて心地良い」と感じる温度であっても、長時間の加温は低温やけどに繋がる恐れがあるので注意が必要です。
使用の際は、必ずインナーの上から貼ること、就寝時には使用しないことなど、用法を守って使いましょう。
また、肌を圧迫するような使い方にも注意しなければなりません。ゴムが当たる場所やサポーターの下には貼らないなど、衣類の締め付けがない場所に貼るようにしましょう。