【応用編】夜の写真を撮ってみよう! 撮り方とカメラ設定のポイント
夜の写真って、難しいですよね。今年ようやくわたしも夜の撮影ができるようになりました(つい最近の話…!)。
それで撮影してみた写真が、こちら。
自分としては結構うまく撮れてると思うのですが…! どうでしょう…!キャンプ好きとしては、やっぱり夜のキャンプ場の雰囲気を撮影するのって憧れがあったので、撮れたときとっても嬉しかったです。
せっかくなので、わたしが実践した「カメラで夜の風景を撮影する方法」をまとめます。
あった方が良いものは「三脚」だけ
夜の撮影は手ブレしがちなので、三脚を使うのがおすすめです。わたしはAmazonでこちらの2,000円ぐらいの三脚を購入しました!
設定はシャッタースピード4秒、ISO感度は高めに
応用編らしく、急に難しい言葉が出てきました。シャッタースピード、ISO感度。
ちなみに1年前まではわたしもこれらの言葉に「なんのことだか一体…」という感じだったのですが、こちらの本(というかマンガ)を読んで修得しました!
さて、夜の撮影の設定について。
使うモードは、カメラの「シャッタースピード優先モード」です。Canonのカメラでは「Tv」と表記があります。Nikonやオリンパスなどは「S」と表記されているようです。
このモードにあわせて、シャッタースピードを遅くします。わたしは4秒に設定しました。
もうひとつ調整したいのが「ISO感度」です。数値が高ければ高いほど、暗い場所でも明るい写真が撮れます。そのときの明るさによって調整しましょう。
陽が落ちたあとに、シャッタースピード4秒、ISO感度5000ぐらいで、三脚を使用して撮った写真がこちら。
遠くにあるテントや焚き火の灯りがしっかり写りました!
設定は、そのときの暗さにもよるので参考程度にして調節してみてください。
【番外編】もっと写真を楽しもう! お出かけやアウトドアでの撮影のポイント
カメラをもっと楽しむために、「こんな撮り方をするのも楽しいよ!」というご提案を!
スナップっぽく撮る
人や動物を撮るときは、とにかくスナップのように「シャッターを切りたいときに切る!」ようにしています。
スマホやデジタルカメラのいいところは、気軽にパシャパシャたくさん撮れること。構図や設定など難しいことを考えてじっくり撮るのも楽しいですが、基本はスナップのように何枚も撮っているほうが多いです。
たくさん撮っていれば、いい表情や素敵な瞬間を撮れる確率も高くなる気がします…!
雨上がりや水辺ではリフレクション(反射)を探す
写真を撮るようになってから、水面にうつるリフレクション(反射)に敏感になりました。見つけると嬉しい。
これは先ほど二分割構図でご紹介した写真。田貫湖に反射する富士山です。世界が2つあるみたいで、不思議な感じの写真になります。
身近なところだと、雨上がりの水たまりは「リフレクションしてないかな?」とチェックしてしまいます。
リフレクション探し、楽しいのでぜひやってみてください!
集合写真を撮る
自分は撮ってばかりだから、写真に全然写ってなかったりします(笑)。だから、お出かけやキャンプに行くときは、だいたい1枚は三脚を使ったセルフタイマーで自分も写った写真を撮ります。
最近は自撮り棒などもあって、スマホでも集合写真が撮りやすくなったかもしれませんが、三脚を使うと構図のバリエーションも広がるのでおすすめです。
コツや構図をご紹介してきましたが「写真を撮るときに最も大切なこと」は…
わたしがカメラ初心者の頃から意識してきたことや、よく使っている構図などをご紹介してきましたが、なんだかんだ言って一番大切なのは、
「自分の感情が動いたものを撮ること」
だと思います。
夕暮れの、昼と夜の間の空がきれいだなあ、とか。
雨上がりの空にうっすら虹がかかって、「きれい!」と思ったときとか。
ほかの人が見過ごしてしまうような、「小さな素敵」を見つけたときとか。
構図などの型は「写真をより楽しむための意識」として知っておきつつ、そういうものにはとらわれすぎずに、カメラを構えることを楽しみたいなと思ってます!
基本の構図を知ると、きっともっと写真が楽しくなる!
写真のプロではないながらも、自分なりに勉強して「もっと素敵な写真を撮りたいな」と試行錯誤してきたので、この記事がカメラ初心者の方の参考になったら嬉しいです。自分が「いいな!」って思うシーンを切り取ったとき、やっぱり味わい深い写真になります。ぜひ、自分の気持ちが動く瞬間を写真におさめることを楽しんでくださいね。
※ちなみに、今回ご紹介した撮影のコツに加え、掲載した写真は全て「レタッチ(加工)」をしているので、それについてはまた別の機会にお伝えできたらと思います!
筆者の著書が発売されました!こちらでも少しだけ写真のことに触れてます。良かったらどうぞ~
マツオオカミキの記事はこちらもどうぞ!