キャンプ場でお友達ができるかも!? 子供の積極性や協調性も養えるはず…
ファミリーキャンプでは、家族やたくさんの人がいる中で協力して生活するというところも、子どもにとっての利点があると考えています。
我が家ではキャンプの際、荷物運びなど子どもが手を出せる範囲でお手伝いをしてもらっています。例えば、お兄ちゃんが4歳の頃、キャンプ場で軽く腰を痛めてしまった私と一緒に、テントやタープを片付けるのを手伝ってくれていました。もちろん、荷物運びなどのお手伝いもしっかりしてくれていました。
そんなお兄ちゃんを見ていた妹ちゃん(もうすぐ2歳)は、自分の荷物や小さいものなどを運ぶのを自分の仕事だと思って手伝ってくれています。言われなくても自分のことは自分でするという習慣は幼い時から身につけておいても良いことだと思っています。
また子どもたちは好奇心が旺盛なことから、何でもやりたがりますので、仕事としてペグ打ちを教えてみたり、一緒にお水を汲みに行ったりするのもいいですね。
家族で協力したり一緒に準備をする事で協調生が養われ、普段の人付き合いでも自然と自分にできる事を探してくれるようになってきています。
親のやっていることは、どうしても子供には簡単にこなしていると思われがちです。一緒に大変なことも分かち合う事で、親子の絆も深まり協力する事を意識できるようになりますし、子供の感性も養われるかと思います。
私の経験ですが…小さい頃からたくさんの人に囲まれて遊んでもらったり、話しかけてもらうことで人見知りもなく、積極的に自分の発言が出来るようになります。妹ちゃんはまだ他の子と遊ぶことはできませんが人見知りをしないのでたくさんの大人に遊んでもらっています。
お兄ちゃんは普段会わない友人のお子さんや、私たち家族でフェスに参加した際、初対面のお子さんともすぐに打ち解けて一緒に走り回って遊んだりします。
同年の子もいれば小さい子も大きい子、男女も関係なく遊び、小さい子に合わせたり、大きい子に合わせてもらいながら遊ぶことで協調性が養われていきます。
一緒にキャンプできる友人家族がいない、いきなりフェスって言っても親も緊張する、など思われるかもしれません。そういった方にはキャンプ体験の少人数のイベントなどに参加してみるのもいい経験になりますよ。
いざという時に役立つアイテムや知識を教えるチャンス!
普段過ごす場所と違い、キャンプ場はどうしても不便になります。持っていくアイテムなどでも違いはありますが、電気、ガス、水道もなく、テレビもない。寝る場所も普段のお布団やベッドに比べたらいいとは言えません。
その、不便さの中でどのように快適に過ごすのかを親子で試行錯誤して見ると、案外面白く受け入れてもらえます。
我が家では灯りはガソリンランタンと電池式のLEDライトを持っていきますが、よくホワイトガゾリンを買い忘れる事があり、そうなるとLEDライトだけでは足元手元が不安な明るさしかありません。
そうなった時は、水のペットボトルに牛乳を少しいれて濁らせ、ペットボトルの下からLEDライトを当てると周りを明るく照らしてくれます。これも私自身が子供の頃に両親に教えてもらった方法ですがこれを知っていたお陰で以前停電になった時に役立ちました。
キャンプの時にこそ、お子さんと一緒になって試して見ると災害時に役立つ知識を親子で持つ事ができますね。
そして、我が家ではたくさんのキャンプ用品は持っていませんが、ガソリンランタンを始めガスボンベなどキャンプでも使えて災害時も役立つという事を子供に教えるようにしています。
アウトドアは子どもにとって刺激のある教育体験
キャンプだけでなくアウトドアシーンには教育のためにいい機会がたくさんあります。小さい時、何気なく得た知識は不思議と大人になっても残っているものです。自然のことや、食事のこと、周りとの関係など、勉強とは違う事も人を育てるという意味でアウトドアシーンは子供にとって、とても刺激のある体験になります。
キャンプは大変!と思う方もいらっしゃいますが、私自身、そして私の子供も現在に至るまでたくさんの経験をアウトドア、キャンプで経験して実生活でも役に立っている事がたくさんあります。ぜひ、週末は家族でキャンプを!