関東近郊登山スポット①:陣馬山 初心者向けの登山スポット 紅葉シーズンの木々の美しさがポイント
まず最初に!「陣馬山(じんばさん)」を皮切りに、全く初めての人でも安心な、標高1000m以下のおすすめ登山名所を3選、ご紹介させていただきます。
標高:857m
コースタイム:約2時間
東京・八王子と神奈川・相模原市にまたがる陣場山(じんばさん)。山頂は広くなだらかなため、陣馬高原とも呼ばれ、360°見渡せる景色は、「関東の富士見百景」や「かながわ景勝50選」に選ばれているほど、とても壮大で美しい眺めとなっています。
天気の良い日には、富士山はもちろん、丹沢方面から秩父方面まで見渡すことができます。秋の紅葉シーズンには赤や黄色にその木々の美しさに見惚れることでしょう。
標高は857mと低く感じますが、山頂に近づくにつれ傾斜がきつくなってきます。登山道入口から途中までは穏やかな整備された道が続くため、途中にある沢で休んだりしながら、少しづつ登っていくと良いでしょう。
気持ちのいい箇所もたくさんあり、とても楽しい時間を日帰りで楽しむことが可能です。
☆詳細は「相模原市観光協会ホームページ」を参照
関東近郊登山スポット②:高尾山 日帰り登山スポットの定番! 初心者は1号路が楽でおすすめ
標高:599m
コースタイム:約1時間半~2時間
新宿から電車1本、都心からアクセスの良い八王子にある言わずと知れた「高尾山」。2007年にはミシュランガイドで三ツ星を獲得するほど「自然美」が評価されています。また年間登山者数は300万人!言われ世界的にも人々に愛されています。
しかし、実際に頂上まで歩いて登ったことがある方は、意外と少ないのではないでしょうか? 高尾山の登山ルートは1号路〜6号路の他に、稲荷山コース、蛇滝コース、いろはの森コースが存在しています。
全く初めての方は、ケーブルカーまたはリフトといった文明の力を借りれば山腹まで行ける1号路が体力的にはラクです。キチンと舗装された道が続きどちらかと言えば街歩きに近い感覚で山頂を目指すことができますが、それ以外のコースはお店もトイレもない登山道。
どのように登山を楽しみたいのかで選ぶコースも変わってくるかと思いますが、私がオススメするのは、「稲荷山コース」です。高尾山の麓から頂上までしっかりと登山道が続いており、1番登りがキツイコースになっています。しかし、登頂した後の達成感や爽快感は何ものにもかえがたいものがあります。
登りは頑張ってみて、下山は違うコースを選ぶなど、行きと帰りで異なる道を選択し、違う景色を是非楽しんでください!
余談ではありますが、陣馬山〜高尾山は登山道が続いており、裏高尾縦走路と呼ばれています。距離は20キロ以上というロングコースですが、体力に自信のある方は是非チャレンジしてみてください。
☆詳細は「高尾登山電鉄公式HP」を参照
関東近郊登山スポット③:筑波山 標高が低く初心者・家族連れ日帰り登山におすすめ!
標高:871m(男体山)/ 877m(女体山)
コースタイム:約1時間半〜3時間
日本百名山にも選ばれている筑波山(つくばさん)ですが、低山で初心者や家族連れでも比較的気軽に楽しめるため、日帰り登山にはとってもオススメになります。また、頂上からの景色も美しく、デートスポットとしても人気が高いです。
筑波山には「男体山」「女体山」という2つのピークがあり、まずは登る山を決めてコースを考えます。2つの山は山頂連絡路で繋がっているため、行き来したり、下山の時は、違うコースを選ぶなど何通りもの登山が楽しめます。
男体山寄りの山頂連絡路には、お土産屋さん、レストランがあり、休憩がてら美味しい料理に舌鼓を打ちましょう。
余談ですが、つつじヶ丘レストハウスの「納豆カツ定食」が私のオススメです。納豆好きというのもあるのですが、サクサク衣と納豆の粘り気が絶妙で、味はまろやか。今まで食べたことのない食感ですので、是非一度お試しください。
☆詳細は「つくば観光コンベンション協会HP」を参照