高知県仁淀川の「仁淀ブルー」を求めて3日目がスタート サイクリングでは水分・糖分の補給は必須
3日目も朝からいい天気です。そして朝から汗ばむ暑さです。
vol.1「スタート編」の記事はこちらから
サイクリングの朝食の定番である袋ラーメンを食べたらテントを撤収して出発します。あまりの暑さに、道の駅ごとに水分や糖分の補給をしながら進みます。当たり前ですが、サイクリングでの水分補給はしっかり行いましょう!
まずは仁淀川の河口の街である土佐市を目指しますが、そのための最短ルートである国道56号線が、交通量が多い上に景色も単調ですので、個人的には走っていてあまり楽しくはありません。
地図を確認すると、須崎辺りから国道494号線に折れて、後に33号線に合流する方が山の中の静かなルートのように感じられます。
この日の予定ルート
これは特に根拠のない「ツーリング勘」でしかないのですが、その勘に賭けてみることにしました。ただし山の中へ入るルートですと確実にアップダウンがあることが予想され、そこだけは覚悟して進みますが・・・
予想外の急坂! 爽やかな風の中、大自然を満喫 体を冷やすことは安全にサイクリングを楽しむ上で重要
予想をはるかに超えた急坂が現れました。
自転車に乗られる方ならご存知かと思われますが、坂道の斜度を表すパーセンテージは、10%を超えたらもう「激坂」と呼んで差し支えない斜度です。
ゼエゼエと息を切らしながら登りますが、山を吹き渡る風は心地良く、やはりこちらのルートにして正解でした。
時々また道端の流れ込みから水を汲んで何回も頭から被ります。こうやって体を冷やすことも安全にサイクリングを楽しむ上では大事なポイントですね。
鉄則「食べられるところで食べてOK!」 目を疑うほどの大盛り定食もサイクリング中ならぺろり
どんなキツい坂でも終わらない登り坂はありません。
ようやく峠を越えて、そろそろ空腹感が耐え難くなってきた時に喫茶店を発見しました。外で植木に水撒きをしている店員さんらしき人に「なにか食事は出来ますか?」と聞きますとニコヤカに「出来ますよ」というお答えでしたので迷わず入ります。
サイクリング中は「食事は出来るところで済ませておけ」が鉄則で、「もう少し綺麗なお店の方が・・・」とか「イマイチお蕎麦の気分じゃないんだよな・・・」などとお店を選んでいますと、もうどこにも飲食店が見当たらなくなり、空腹でバテてしまうということになりかねません。
出来れば完全に空腹になりきる前に、目についたお店で食事をすることを強くオススメいたします。その点ここの喫茶店はお店も綺麗で、ランチメニューも豊富でしたのでうれしい限りでした!
ここで迷わずハンバーグ定食ご飯大盛りを頼みますと、もう笑っちゃうくらいの大盛りご飯が現れました!
ペロリと完食したのは当たり前どころか、驚くべきことにまだお腹いっぱいになりません。
完全に男子中学生並みの食欲です。恐るべし自転車旅のカロリー消費量。
お腹もそれなりに満たされたところで出発します。