【今回の自転車旅の概要】四国4泊5日のロードバイク旅 高知を中心に四万十川や仁淀川、下灘駅を巡る
今回のサイクリングの行き先は四国、中でも高知県を中心に周りました。清流として知られる四万十川や仁淀川(によどがわ)に沿って走り、絶景として名高い四国カルストに登り、最後は海に沈む夕陽が見られる駅として有名な下灘駅(しもなだえき)でゴールというプランです。
距離の総計は300㎞前後ですので、実質4泊5日のサイクリングとしてはかなり余裕のあるプランです。
健脚の方なら一日100㎞前後の走行距離でプランニングすることが多いかと思いますが、今回はキャンプ道具をフルで積んでいることや、アップダウンの多い四国の山道のことを想定して、一日の走行距離を80㎞前後に想定して計画を立てました。
せっかくの夏休みですので、急かされる旅よりも、気の向くままに寄り道をしたり、気に入った場所ではゆっくりした時間を過ごすための時間を大切にしました。
さて。
まずは四国までの行程ですが、筆者の自宅の愛知県から四国まで走っていったらそれだけで夏休みが終わってしまいます。しかし自転車には必殺技である「輪行(自転車を分解して専用の袋に収納することによって公共の交通機関で運ぶこと)」が使えます。
初日は愛知県から高知の中村という街まで鉄道で移動しました。まずはこの輪行のノウハウも含めて移動の様子をお伝えいたします。
【四国自転車旅1日目】ロードバイクも分解して、輪行袋に入れれば鉄道移動も楽々! R250を愛用中
前述しましたように、自転車は分解して専用の袋に収納すれば別料金の必要なく、鉄道に乗せることが出来ます。(バスや飛行機などは路線により不可だったり特有のノウハウが必要だったりしますので今回は割愛しますね)
筆者の自宅の最寄り駅から、自転車をこのように袋に入れて運びますが、小径車とかではなく通常の大きさのロードバイクでもこの程度の大きさに収納することが出来ます。
電車内では、他のお客さんの迷惑にならない場所に置くことを心がけます。筆者は乗降客が比較的少ない先頭車両のデッキに置かせてもらうことが多いですね。
この日は朝、愛知県を出て、高知の中村駅に着いたのは夕方でしたからほとんど一日を鉄道での移動に費やしました。
ちなみに袋の中で自転車はこうなっています。
駅前で自転車を組み立てます。
【筆者の愛車紹介】自転車フレーム工房「E・B・S」の「HOBO」をカスタム! サドルはブルックス
それではここでちょっと筆者の愛車の紹介をさせてもらいますね。
このツーリングレポートには、ツーリングの模様と同時に、筆者愛用のグッズのご紹介も織り交ぜてまいりますのでご興味のある方は是非参考にしてみてください!
筆者の自転車は完成車ではなく、京都の自転車フレーム工房「E・B・S」さんの「HOBO」というフレームに、パーツを組み合わせて制作しております。
「HOBO」というネーミングは、「このフレームで組んだ自転車で“方々に”旅をして欲しい」という設計者の願いが込められているとのことで、元々が美しいフレームワークを意識しながら、「長距離自転車旅」をも想定して設計されているようです。
クラシカルなクロモリホリゾンタルフレームですから、パーツのチョイスも実用にプラスして雰囲気も重視してお願いしました。ブルックスの革サドルなどはその代表です。
ただし懐古趣味になり過ぎないよう、ギアや駆動系のパーツは現代の物(主にシマノ105)を組み込んでもらい、「クラシカルな雰囲気と軽快な走行性能」のバランスを上手く取った仕上がりになったと自負しています。
これ以上詳しいことは、筆者のブログに詳細に解説しておりますのでご参照ください。
E.B.S「HOBO」のツーリングバイクとしての性能を考察するの巻
http://kushitanimeit.jugem.jp/?eid=894
それではツーリングレポートに戻りましょう。この日は駅前のビジネスホテルに宿泊。
シャワーで汗を流したら、ホテルのスタッフさんに教えてもらった地元の居酒屋さんへ晩ご飯を食べに出かけます。これも旅の楽しみですね。
せっかく高知まで来ていますので、カツオのタタキや四万十川で獲れた小エビの唐揚げなどに舌鼓をうちました。
この日はここで終了です。