テントの中心に支柱を立てて設営する、ワンポールテント。三角のトンガリ屋根の見た目がかわいく、設営も簡単なことから、最近ではキャンプ場でもよく見かけますよね。今回は、これからワンポールテントを購入しようと思っている方に向けて、失敗しない選び方のポイントと、おすすめテントを8つご紹介します!

設営が簡単だけど天井以外は低め&ペグで固定が必要 ワンポールテントのメリット・デメリット紹介

まずは、ワンポールテントのメリットとデメリットなど、選ぶ前に知っておきたいことをご紹介します。

メリット:1本のポールで支えるから設営が簡単&中央部分の天井が高い!

ワンポールテントとは名前の通り、テントの中心に1本のポールを立てて立ち上がらせる三角錐型のテントです。アメリカの先住民族のテントや中央アジアの遊牧民族のテントがモデルになっています。

ドーム型テントと違ってポール1本を立てるだけで設営できるので、初心者でも簡単に建てられるのが良いところです。また、天井の中央部分に高さがあるので開放感があり、テントによっては立ったまま着替えも可能です。

デメリット:テントの隅は低いので選び方に注意&自立はしない

天井の頂点が高い一方で、テントの隅は低いので、選ぶ際には少し大きめのものをチョイスした方が過ごしやすいでしょう。その点、ワンポールテントの中でも、最近グランピングなどでもよく使われている「アスガルド型」であれば、隅も圧迫感はないと思います。

画像: デメリット:テントの隅は低いので選び方に注意&自立はしない

また、ワンポールテントは自立しないのが大きなデメリットと言えます。ドーム型のテントの場合はテントに骨組みを入れれば自立しますが、ワンポールテントを設営するためには真ん中に1本ポールを建てた上で、ロープ(ガイライン)を張ってペグで固定する必要があります。

素材・サイズ・前室orキャノピーの有無で選ぼう! ワンポールテントの失敗しない選び方のポイント3つ

メーカー推奨の定員をチェック!少し大きめのテントを選ぼう

前述の通り、一般的なワンポールテントは端に行くほど天井が低くなり、少し狭く感じます。そこでチェックしてほしいのが、メーカーが推奨する各テントの「定員」です。実際に使う人数よりも、1~2人余裕を持った定員数のテントを選びましょう。例えば、実際は3名で利用するのならば、4~5名定員のテントを選ぶのがおすすめ。

キャンプスタイルに合わせて素材を選ぼう

ワンポールテントの素材には、コットン・ポリエステル・ポリコットン(コットンとポリエステルの混紡生地)などが使われていることが多いです。各素材の特性を知り、自分のキャンプスタイルに合ったものを選んでみてください。

  • コットン:燃えにくく、自然な風合いで高級感がある。ただし重くて雨に弱く、価格が高い傾向あり。
  • ポリエステル:多くのテントで使われる素材。軽量で、防水性が高く、安いのが特徴。ただし見た目がやや安っぽくなりやすい。
  • ポリコットン(T/C):コットンのメリットを持ったまま軽量化したもの。とはいえ、ポリエステルよりは重さがある。

前室やキャノピーが必要かどうか考えて選ぼう

ワンポールテントは、雨の日に使うと出入りの際に雨水が入りやすいです。しかし、キャノピー(ひさし)や前室があるタイプのテントならば、雨の侵入を防げます。ただし、ワンポールテントはキャノピーや前室がないものの方が多いので、その場合はタープと連結して雨が降り込まないようにしましょう。テントだけで使うのか、タープと併用して使うのか、考えて選ぶのがポイントです。

画像: 前室やキャノピーが必要かどうか考えて選ぼう

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