秋冬用寝袋(シュラフ)の選び方 『限界使用温度』『快適使用温度』は絶対に確認しよう!
シュラフには必ず限界使用温度・快適使用温度のどちらか、あるいはその両方が表示されています。限界使用温度とは「使用できるギリギリの温度」で、快適使用温度は「快適に眠れる温度」です。
特に注意したいのは限界使用温度で、それを下回る環境下での使用は死活問題です。目的地の最低気温をチェックし、適切なシュラフを選んでください。
例えば、厳冬期の中級登山までならば目安は限界使用温度-15度、快適使用温度-5度以下程度のものがおすすめです。
寝袋(シュラフ)の対応可能温度は、メーカーごとに表記が違う! コールマンやロゴスの温度表記を解説
シュラフの対応可能温度についての表記方法はメーカーによって異なります。限界使用温度と快適使用温度、どちらにあたる温度が記されているのかしっかり確認しましょう。ご参考に、記事内にてご紹介するメーカーの表記の違いは以下の通りです。
コールマン(Coleman):マミー型のシュラフには「使用可能温度」と表記されており、一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり、8時間寝られる温度域が基準とされています。
イスカ(ISUKA):「最低使用可能温度」と表示されています。表示温度におおむね5~10℃をプラスした温度域が「快適使用温度」となります。
LOGOS(ロゴス):「快適使用温度」にあたる温度が「適正温度目安」として表記されています。また、他のメーカーと異なり「長袖シャツ・フリース・長ズボン・くつ下着用のうえ、アルミロールマット使用」という状況想定がされています。
表記されている対応可能温度と保温力は目安として考え、使用されている素材などをしっかり確認して選びましょう。
大手アウトドアメーカー『コールマン』のコスパ抜群モデル 保温性と可動性に優れる寝袋(シュラフ)
1. コールマン(Coleman)寝袋 タスマンキャンピングマミーL15
使用可能温度-15℃、重さは3.4kg。保温性を確保しながらも寝返りが打てるほど、余裕のある作りになっています。体にぴったりとしたシュラフは少し苦手という人におすすめ。
フード部分を閉めると冷気の侵入を防げ、ファスナー部分には中綿がしっかり詰まったチューブが取り付けられているので、空気の流れをシャットダウン。洗濯機で丸洗いでき、清潔に保てます。
Amazonでは1万円台とリーズナブル。若干重いので登山用というよりはキャンプなどのレジャーや車での移動、車中泊に向いています。
●使用可能温度 : -15°C以上
●使用時サイズ : 約83×203cm
●収納時サイズ : 約φ31×49cm
●重量 : 約3.4kg ※材質、仕様、付属品は下記参照L-15/L-8/L0共通
●材質 : 表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
●付属品 : 収納ケース
[商品詳細]
人の体型に合わせたマミー型で保温性と寝返りがうてる可動性を両立した
キャンプで快適に眠れるスリーピングバッグ。