マントルランタンの代表格!? 即完売のコールマン「シーズンズランタン」
シーズンズランタンって?
マントルランタンはいくつも種類がありますが、大人気ランタンの代表格といえば毎年12月に翌年度版が限定リリースされるコールマンのシーズンズランタン。
コールマンジャパンが日本国内で独自に企画し、米国本社の工場で製造される限定版のランタンは、コレクターズアイテム&クリスマスギフトとしても大人気。2019年のテーマはAmerican Coffee Shop(アメリカン・コーヒーショップ)で14モデル目、こちらも即完売となりました。
ガソリンランタンの名器「200B」をベースにしながらも、メーカーの遊び心が表現された たたずまいにより、新しいファンを生み出し続け、関係者でも争奪戦が起きるほどの人気ランタンです。
マントルランタンの魅力とは?
マントル系ランタンの魅力といえば、ランタンを点けた時の音や、灯りの温かみ、そしてそれ自体が作ってくれる雰囲気。点けると「キャンプに来たな!」ってスイッチが入りますよね(笑)。
タンクやグローブに傷がついても味だと思えるし、使い込むほどに表情を変えていく姿は他種類のランタンにはない魅力です。メンテ次第では半永久的に使用できるので、手に取った瞬間から一緒に歳を取っていく感覚がありますよ。
LEDランタンと比較すると、手間や安全性が懸念材料と考えている人もいるかもしれません。実際に使ってみると違いが分かるのですが、外で使う灯りとしてマントルランタンは格段に優秀です。
LEDと比較しても、すごく明るく照らしてくれるので、闇夜でも子どもの視界がよくなるし、親の目も行き届いて安心です。
「火が危険」とか「手間がかかる」といった危険への警戒や不便さを体験すること自体が、わざわざ外に出かけてキャンプをする目的に含まれていたりもします。LEDランタンは安心で便利ですが、不便を積極的に楽しむという発想をこの機会に持ってみるのはいかがでしょうか。
超定番!コールマンのワンマントルランタン「286A」空焼きから点火までを写真付き解説!
01.燃料バルブの閉止を確認する
まずは安全の確保。点火作業中のガス漏れが起きないよう、燃料バルブを「OFF」になるまでしっかり右に回しておきます。
02.漏斗などで燃料を注ぐ
燃料(ここではホワイトガソリン)を8分目まで注ぎます。入れ過ぎは、空気の加圧スペースを無くして不完全燃焼の原因に。
03.ポンピングで圧をかける
ポンプノブを左に2回転して開いたら、ポンプ先端の穴を指で押さえる。そのまま50回ほどポンプノブを押し引きして、固くなったら完了。
04.マントルを取り付ける
仮結びをしたマントルの紐をバーナーチューブの先端の溝に取り付けます。紐を引いて固定できたら、余った紐をカット。
05.マントルをから焼きする
チューブに取り付けたマントルを燃やします。柄の長いライターなどで、下の方から全体をまんべんなく燃やすのがコツ。
06.マントルに種火を近づけてバルブを解放する
フレーム底の穴から差し込んだ柄の長いライターなどをマントル近くで着火。そのまま燃料バルブをHIGHに回すと、気化したガソリンが放出され点火します。
07.点火後、安定したら光量を調節する
点火したら、すぐに抵抗を感じるくらいまでポンピングして炎を安定させます。あとは燃料バルブで光量を調整すれば完了!
機能性も使い勝手もインスタ映えも文句なし!
マントルランタンから放たれる光の雰囲気、その明るさには代えがたい魅力がある上、キャンプサイトに良く映えます。
その中でも、ヴィンテージ感を持ちながらも現代の感性で再構築されたガソリンランタンは、機能性も使い勝手もインスタ映えも文句なし。これを機にガソリンランタンユーザーの仲間入りを果たし、マイサイトのムードに上級者感をプラスしてみてはいかがでしょうか。