ハリケーンランタン(オイルランタン)を実際に使ってみよう! 各部の名称や使い方を徹底解説
![画像: 筆者撮影 各部の名称です](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/c27e1f76fc48b3cab8c7bc2c1dd293af44b3fce6_xlarge.jpg)
筆者撮影 各部の名称です
こちらは私の私物、赤いフュアーハンドランタンです。これを使って、各部の説明をしていきます。
使い始める前に芯をカット
ハリケーンランタン(オイルランタン)を購入して一番最初にすることは、芯のカットです。芯の先端を丸くしてあげることで、炎の形がきれいになります。
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/a6088432253d9682dc680a5cd452b71a26af7f59.jpg)
筆者撮影
ランタンてっぺんのリングを持ち上げると、ホヤ(ガラス)のロックが外れます。
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/db883547df161a221fdc68cbcecef1abec9bc88f.jpg)
筆者撮影
リングを持ち上げつつ、ホヤを横倒しにします。落として割らないように気をつけましょう。ホヤは引き抜けますので、割らないよう外して安全な場所に置いておくのも良いです。
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/0a65e99f314867ee9be16e3782aafc858b1c59de_xlarge.jpg)
筆者撮影
芯のついた燃焼部の土台、バーナーがむき出しになります。この土台は、タンクを押さえながら時計回りに回すと外せます。初めてだと、塗料が噛んで固い場合があります。
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/a542c4049e983be7dff7f0b8cb6f2c2cce737f97_xlarge.jpg)
筆者撮影
バーナーが外れました。メンテナンスで芯を交換する時は、芯上下レバーを回すと外れます。新品の場合、バーナーに付いたまま芯の先端をカットしてしまっても問題ありません!
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/2e361343404177a89dc42ecb0fdf2f8eaca514b6_xlarge.jpg)
筆者撮影
こちらは新品の芯です。このままだと切り口が斜めになっているので、炎の形も斜めになります。
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/ac65ddb83173a7cae11e16f2e2dcb5aeca4e9daa.jpg)
筆者撮影
ハサミで芯の先端が丸くなるよう、角を切って整えます。
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/1c964eb342f3a5ff67bdb1f3ee54a077ba8df5e7_xlarge.jpg)
筆者撮影
どうせ燃えてしまうところですので、あまり神経質にやる必要はありません。大体丸くなれば、バーナーにセットして本体に戻します。
続いて燃料の補給
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/b7892bd08ba092c882c5fee91d55ed6a509f3f15_xlarge.jpg)
筆者撮影
ランタン本体以外に用意するものは、燃料です。各種ランタンオイル、灯油が使えます。
私は最初にこの小さい300mlボトルを買って、使い切ったら大きい1Lボトルから詰め替えて使っています。
このボトルは先端が細くなっているので、漏斗も不要です。ベイビースペシャル276のタンク容量は340mlなので、これ1本でほぼ満タンにできますが、満タンにはしない方が良いです。
オイルは50ml~60mlも入っていれば、おおよそ5~6時間は使えます。ランタンに燃料が入った状態で、持ち運びの際に傾けてしまうと燃料が漏れます。使う分だけ入れるようにしましょう。
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/f321fb3afeec0f24fc6eaf80faa9397ca52e93ca.jpg)
筆者撮影
燃料キャップを反時計回りに回して、外します。外したキャップは無くさないように。
![画像11: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/689d37bb1f9a12e5c141464e8a17cc2805194ea5.jpg)
筆者撮影
燃料オイルを注入します。たっぷり入れてしまうと使い切るのが大変なので、使い切れそうな分だけ入れてキャップを閉めます。300cc燃料ボトルの場合、おおよそ指2本分ぐらいで5~6時間分です。
オイルを入れた直後は、芯に燃料が回っていないので火を着けないでください。芯にたっぷりと燃料を吸わせてから、着火になります。時間にして30分以上待ちましょう。待ち時間は長すぎても問題ありませんので、何時間待っても大丈夫です。
いよいよ着火
![画像12: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/2217ad2e66ea99d7254eadcb913a096ec425a9c3.jpg)
筆者撮影
燃料を入れてたっぷり待ったら、ホヤ上下レバーをタンク方向に押し下げます。
![画像13: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/fd299868a96bef1e7bbe04e3fff4e8c935c34577_xlarge.jpg)
筆者撮影
このようにホヤがせり上がり、バーナーがむき出しになります。芯が見えなければ、芯上下レバーを回して芯を上に上げてください。
![画像14: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/c69dcd986836418db255a722877424c9beeaf683_xlarge.jpg)
筆者撮影
隙間からマッチや長尺ライターを入れて着火します。着火後は、ホヤ上下レバーを上げてホヤを戻し、芯の上下で炎の大きさを調整します。芯を出しすぎるとススが出やすくなります。
![画像15: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/9324d46d7817debc78baf78168cf3d778f72a24e_xlarge.jpg)
筆者撮影
燃焼中はタンクから上が熱くなりますので、移動させる際は吊り下げハンドルを使ってください。いくら見た目がかわいくても、炎です。燃えやすいものの近くには置かない、密閉されたテント内などでは使わない、という基本を忘れずに!
火の消し方
![画像16: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/06/19/a7e4678b601d6ff534756c790c95a6e6fa884f59.jpg)
筆者撮影
火を消したい時は、火を着ける時と同じくホヤを上げて、息をフッとふきかけます。芯は上下させず、そのままで良いです。持ち運びを考えると、燃料は使い切るのが望ましいですね。タンクにちょっとぐらい残っているのであれば大丈夫ですので、逆さまにしないようにだけ気をつけてください。