近年ではアウトドアブームもあってか、登山を始める人も多いと感じます。登山をするなら、山の知識はもちろん、緊急時に必要な登山道具をそろえることが重要です。今回は、登山道具のひとつ「ツェルト」にフォーカスを当てて、ツェルトの基本知識から使い方、筆者愛用のツェルトを含めたオススメの商品5選をご紹介します!

ツェルト=登山用の小型簡易テント! 緊急時にビバーク(山中での野宿)に使用

ツェルトとは、登山用の小型簡易テントのことを指します。宿泊用の登山テントとは異なり、ツェルトは登山中のケガや病気、遭難などの緊急性を要する場合のビバーク(山の中で野宿すること)に用いるのが基本的な用途です。一般的なテントに比べると、居住性が悪く快適とは言えませんが、コンパクトで軽量なので持ち運ぶのが楽というメリットがあります。

ツェルトを使う場面とは?

【雨風、雪に晒されたとき】

山の天気は変わりやすく、急に激しい雨が降ったり、強風に晒されたりするのはよくあることです。雨風を受けて体温が奪われてしまわないように、一時的な避難場所としてツェルトを使います。

【道に迷い、日が暮れてしまったとき】

道に迷ったあげく、日が暮れてしまう場合もあります。そんなときは焦るのではなく、ビバークで一晩過ごし、明るくなってから行動を再開するのが得策です。

【怪我や病気で動けなくなってしまったとき】

足を挫いて動けなくなってしまった、持病が発症してまって動けない、こんなときにもツェルトは大活躍します。怪我や病気で動けなくなったら救助を呼ぶのが基本ですが、場所によっては救助隊がすぐに来られない場合もあります。そんなときにツェルトがあれば、安心して救助を待つことができます。

ツェルトは宿泊用のテント代わりにもなる

「小型簡易テント」として使われるツェルトですが、緊急時のビバーク用としてではなく、通常時の宿泊用テント代わりとして使う方も少なくありません。筆者もそのひとりです。ツェルトは本当にコンパクトで軽いので、ザックの中に入れてもスペースを取りません。登山時は何時間も背負って歩くわけですから、荷物はできるだけ少ない方がいいですよね。

「ツェルトを張るの大変じゃないの? 」と聞かれることがありますが、慣れれば楽チンです。最初の頃は、シワが寄ったり歪んだりしていましたが、今ではピーンと張ることができます。既にツェルトを持っているがテントとしては使っていなかった人、これからツェルトを購入しようと考えている人は、テントよりは不便ではありますが、ツェルト泊も試してみてください!

画像: www.amazon.co.jp
www.amazon.co.jp

ファイントラックやアライテントも! 筆者が愛用しているオススメのツェルト5選を紹介

ひとり用から大人が数人入れるものまで幅広くピックアップしてみました。私がいつも使っているツェルトもご紹介しています。

筆者愛用! ファイントラック(finetrack)ツェルト2ロング

私が愛用しているツェルトでもある「ファイントラック ツェルト2 ロング」です。大きさは100×220×95cmと広く、大人2人がゆったり横になって寝ることができます。体育座りなら大人4〜5人が収容でき、万が一のビバークでも大活躍します。重さはわずか340gという軽さ。ファイントラック独自のテンションスリングを採用していますので、引っ張りに対する強度もあり、しっかりとテンションをかけてツェルト内に広い空間を作り出せます。

ファイントラック(finetrack) ツェルト1

こちらもファイントラックのツェルト。先ほど紹介したものより一回り小さいサイズです。大きさは90×200×80cmで、大人2人が横になって寝ることができる最小限のスペースを確保。重さは230gで、ツェルト2ロングより100gも軽いです。ただし、大人2人でツェルト2ロングを使い一晩過ごしたことがありますが、まあまあ狭かったので、それを踏まえると、一回り小さいツェルト1で大人2人が横になるのはかなり狭くなると思います。ソロで使う場合や、軽量化をしたい、最小限のスペースがあれば問題ないという方にオススメです。

アライテント(ARAI TENT) ビバークツェルト1 ロング

日本式ツェルトを初めて世に出したのが「アライテント」です。大きさは80×210×90cm、重さは240g。ファイントラックのツェルト2ロングと比べて金額が安く、およそ半分の値段で購入できるところがオススメ。こちらのアライテントのツェルトはファイントラックのものとよく比較されるのですが、正直なところ、どちらも機能面では大きな差がありません。値段もお手頃なので、ビバーク用としてバッグに入れておくなら安価なこちらをオススメします。

ヘリテイジ(HERITAGE)エマージェンシー ソロシェルター

完全1人用のツェルトです。大きさは80×190×90cmで、上記の3つに比べて長さが短くなっています。とにかくコンパクトなので、バックに入れても邪魔になりません。重さは180gと、軽いのが特徴です。1人用なので、複数人での登山時は1人1つ持っておく必要があります。テントとして使うというよりも、ビバーク用のツェルトという印象です。

オクトス(OXTOS)透湿防水ツェルトライト

登山用品・帆布製品の国内ブランド、オクトスのツェルトです。大きさは100×200×100cmとなっており、大人2人が横になれる広さがあります。特殊コーティングにより高い防水性・防風性が確保されています。ベンチレーターも2箇所あり、虫よけのメッシュ付き。コストパフォーマンスもいいので、初めてのツェルトとしてオススメです。

ツェルトは登山道具の必需品! 遭難した時の備えに持っておこう!

画像: ツェルトは登山道具の必需品! 遭難した時の備えに持っておこう!

ツェルトの基礎知識や使い方、オススメの商品をご紹介してきました。遭難の事故は毎年起こりますが、「ツェルトがあれば助かったかもしれない」というケースもあります。備えあれば憂いなしという言葉どおり、あらかじめ準備しておけばいざというときに役に立ちます。登山道具の必需品のひとつとして、ぜひバックの底に忍ばせておいてください。

This article is a sponsored article by
''.