子供の初キャンプは3歳からがおすすめ! 普段は触れない大自然で、色々な学びを体験させてあげよう
キャンプ場に年齢制限はありませんから、子供を連れて行こうと思えば何歳からでも行くことができます。なかには0歳でキャンプ場デビューさせているパパママもいますよね。
しかしキャンプへ行けば、どのようなハプニングが起こるかわかりません。目を離した隙に川へ落ちてしまう、火を触ってしまうこともあるでしょう。リスクを言い出せばキリがありません。特に赤ちゃんや小さい子供は、そのリスクが高まることを心得ておく必要があります。
とはいえ、やはり自然の中でのびのびと遊べることや、テント設営や焚き火など、普段の生活ではできない体験は、子供の成長にとって大きな意味があり、キャンプに一緒に行くメリットでもありますよね。
ここまでに書いたようなリスクやメリットを考慮した上で、筆者がおすすめする子供のキャンプデビューの年齢目安は3~4歳です。それでは、2歳までのキャンプをおすすめしない理由と、3~4歳を目安と考える理由をお伝えしていきます!
0~2歳でのキャンプデビューはリスク大! ぐずり・虫刺され・動き回りなどに注意が必要
0歳の赤ちゃんはとにかく泣く! 虫刺されや体調不良のリスクも
寝たきりの赤ちゃんをキャンプ場へ連れて行くことは、家にいるときと比べて、次のような危険や迷惑などのリスクが高まります。
- ぐずりで他のキャンパーの迷惑になる
- 赤ちゃんは体温調節が苦手なので、暑さや寒さで体調を崩しやすくなる
赤ちゃんは欲求を泣いて表現しますので、泣かない可能性はほぼありませんよね。またキャンプ場へ連れて行くと虫刺されや体調不良のリスクが高まり、ぐずる回数は増えると考えておいた方がいいでしょう。癒しを求めてやってきた他のキャンパーの迷惑を考えると、抱っこし続けなければなりません…。しかし、四六時中抱っこしていると親の体力や神経もすり減り、キャンプを楽しむどころではなくなってしまいます。
1~2歳の子供は、一番目が離せない! 好き勝手動く子供は危険
歩き始めた1歳から2歳は、もっとも手がかかるときです。危険を判別できないのに好き勝手動きたがるので、目を離せません。常に横にいなければならない時期ですので、すべきことが多いキャンプに連れて行くのは危険であり、キャンプデビューにはまだ少し早いように感じます。
大人が大勢いれば大丈夫と考える方もいると思いますが、逆に気が緩んでしまって危険だと筆者は思います。「誰かが見てくれるだろう」との思いこみから事故に発展してしまうことが少なくないからです。大人の言うことを理解できる年齢に達するまで、キャンプに連れて行くのは避けたほうが安心です。
それでも0~2歳の子供とキャンプに行きたい場合は...
そのようなリスクを理解した上で赤ちゃんを連れてキャンプ場へ行く場合は、親として以下の点を考えておきましょう。
- デイキャンプを利用する
- テントではなくロッジなどを利用する
- 近くに病院があるキャンプ場を選ぶ。体調が悪くなったらすぐに帰る覚悟を
- 暑すぎる/寒すぎる時期は避け、外気や紫外線・虫対策をしっかり行う
- 抱っこからおろすと泣いてしまう赤ちゃんはキャンプデビューに早いと心得る
- 上の子を楽しませる目的なら「家キャンプ」も検討しよう
3~4歳ならキャンプデビューの年頃! 体力的・精神的に成長した子供なら、リスクも少ない
キャンプデビューに明確な年齢はありません。ただ、個人差はあるものの、以下の理由から3~4歳をキャンプデビューの目安としておすすめします。
- 体力がついて病気にかかりにくくなる
- 長時間の外出ができるようになる
- 食事や排せつが自分でできるようになり、親の負担が減る
- 社会性が身に付き、大人の言うことを理解し、ある程度守れるようになる
3歳は第一次反抗期と言われる時期であるものの、大人の言うことはわかるようになります。体力もついて病気が減るので、キャンプデビューの目安として適していると思います。4歳は幼稚園入園などで社会性も身に付き、大人の言うことを守れる子も増えてくる点も重要です。
このようなことから、体力面や危険性、親の負担などを考えると3~4歳がキャンプデビューに適した目安だと筆者は考えます。お手伝いができるようになる頃ですので、キャンプに連れて行くことで様々な体験ができて、親子キャンプを楽しめるのではないでしょうか。
ただ、大人の言うことが理解できても、好奇心旺盛なのが子供です。たとえ何歳であろうと、キャンプでは絶対に目を離さないようにしてくださいね。
子供とキャンプに行くのは3歳を過ぎてから! リスクを回避する方法を考えて、家族キャンプを楽しもう
キャンプ場デビューの年齢に決まりはありませんが、3〜4歳以上がおすすめです。赤ちゃんのように成長が未熟では、キャンプ場へ行くのはまだまだ早いでしょう。最後は親御さんの判断ですが、どのようにしたら家族でキャンプを楽しめるのかをしっかり考えてくださいね。