ワイルドかつコンパクトな外見と、悪路であろうと突き進んでいけるパワフルな走りがウリであるスズキの軽自動車ジムニー。近年ではソロキャンプの延長や、ジムニーでの一人旅や女子旅、ソロ車中泊が密かなブームとなりつつあります。そこで今回は、これからジムニーでソロ車中泊に挑戦する人に向けて、失敗しないコツと持っておくと便利な5つのグッズをご紹介します。

新型ジムニーの特徴・ソロキャンプ車中泊でのメリット

新型ジムニーは、本格的な四輪駆動車の機能と走破性を高めた軽四輪駆動車です。

一般的な四駆自動車の特徴と、新型ジムニーの特徴をご紹介します。

一般的な四駆自動車ならではの特徴

四駆自動車とは、4つのタイヤ全てが駆動する車を指します。

4つの車輪すべてに動力が伝わり高い駆動力を発揮するので、けん引力がアップし、滑りやすく起伏の激しい路面でも走りやすいのが特長です。

【メリット】

  • 雪道や舗装されていない道路でも走りやすい
  • 走行性能が高く、高速走行時にも安定して走れる
  • 高出力エンジンにも対応可能

【デメリット】

  • 車体が大きく、やや重い
  • 車両価格、車両重量税や自動車税が高い
  • 車体重量がある影響から、2WDに比べると燃費がやや悪い

新型ジムニー(2018年発売・第4世代)の特徴

第4世代の新型ジムニーはフレーム自体が頑丈に作られていて、ボディにどれだけのダメージを受けたとしても、フレームが問題なければ走行することが可能になります。第3世代の丸みを帯びたフォルムから箱型デザインへと戻っており、こ第4世代から17年ぶりに復活した中間グレードのXLを加えた3種類のグレード構成になりました。

悪路走破性を左右する「3アングル」

デザインと合わせて注目したいのが、悪路走破性を左右する「3アングル」です。

前方の障害物を前輪が乗り越える角度「アプローチアングル」は41度。乗り越えた障害物がアンダーボディに接触せずに乗り越えられる角度「ランプブレークオーバーアングル」が28度。リアバンパーやマフラーなどが障害物に接触せずに越えられる角度「デパーチャアングル」が51度と、いずれも高い数値を確保しており、道が悪い場所の運転も安心です。

女子も乗りやすい!「助手席乗降グリップ」

グローブボックス上部に助手席乗降グリップが装備されたことも、注目すべきポイントのひとつです。

車高が高いので小柄な人だと乗降に苦労しますがグリップがあれば乗り降りしやすいですし、荒れたオフロードを走る際も助手席乗降グリップにつかまれば姿勢を安定できます。これによって女子も安心してジムニーに乗ることができます。

車中泊しやすい車内環境

後部座席と荷室がフラットになるため、大容量の荷室スペースが作れます。2人乗りをメインに考えれば荷物の積載量は十分すぎるほど!開口部も大きく、荷物の積み下ろしもスムーズで、車中泊でゆったり寝れる広さも確保できます。

また、装備面でも上級グレードのXCには安全装備の「スズキセーフティサポート」が標準装備されているのに対して、XGではオプション設定です。しかしながら、人気が高いため、中古車市場では高額で取引されています

エンジンは、0.66Lエンジン直列3気筒ターボ最高出力64ps。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmです。

Q. 新型ジムニーはキャンプに向いている?

【新型ジムニーの特徴】

  • ラダーフレームを使用している
  • 悪路でもパワフル
  • 小柄な人でも安心の乗降グリップ
  • 荷室が広くフラットになる
  • 開口部が大きい

新型ジムニーの特徴をまとめて見ました。上記の点から、新型ジムニーはキャンプや車中泊にぴったりの軽自動車と言えるでしょう。

また、小柄な人でも安心できる装備が備わっているため女子でも安心して乗ることができ、おすすめです!

ジムニーで冬のソロキャンプ車中泊をするために必要な準備とは? 防寒・防犯対策を十分に

画像: ジムニーで冬のソロキャンプ車中泊をするために必要な準備とは? 防寒・防犯対策を十分に

ジムニーはアウトドアの様々なシーンで利用できるように設計されています。

今回は特に、冬のソロキャンプの車中泊をどうすれば快適に過ごせるかに焦点を当て、必要な準備を紹介していきます。

【準備1】フルフラットの機能を活かす

ジムニーには各シートを水平に倒して広いスペースを確保することのできる、フルフラット機能が備わっています。

シートを倒してマットレスなどを敷けば、あっという間に簡易寝室の出来上がり。テント要らずでソロキャンプが可能です。

通常のシートを倒して寝ようとすると、身体が斜めになっているため毛布がズレたり、寝袋が使いにくかったりと問題も発生しがちですが、フルフラットならそんな心配もありません。

ジムニーがあれば、ソロキャンプの際にテントなどの大きな荷物を減らすことがきるのは大きなメリットですよね。

ジムニーで車中泊するなら、ぜひともフルフラット機能を活用して、睡眠を快適にしましょう。

【準備2】防寒対策は十分に

キャンプ場での車中泊は自身の健康や周囲への配慮から、就寝の際にエンジンを切るのが暗黙の了解となっています。

そのため、寝ている間は暖房抜きで冬の夜を過ごさなければいけません。

そこで大事になるのが防寒対策。毛布は複数枚を用意しておき、寒さに応じて枚数を変えると良いでしょう。

また、カイロを始めとした電源要らずの暖房グッズを常備しておくのもおすすめです。

通常のソロキャンプのように、防寒機能が備わっている寝袋を持参することも良いかもしれません。

【注意点】防犯対策はしっかりと

自分の身は自分で守るのが、ソロキャンプにおける車中泊のセオリー。各種防犯グッズを車内に備えておき、スマートフォンの充電は絶対に切らさないよう心掛けましょう。

特に、防犯ブザーや、目隠しとなるサンシェードなどは優先度の高い防犯グッズです。しっかり対策して、安心してくつろげる空間を作りましょう。

▼キャンプでの防犯対策の記事はこちらから!

次のページで筆者おすすめの防犯アイテムもご紹介していきます!

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