キャンプを思い切り楽しみたいけれど、日焼けするのがイヤでテントの中にいることが多いという人は、まず日焼けをしない方法を学びましょう。また、うっかり日焼けしてしまった後でも、あらかじめ対策法を知っていれば、早めにアフターケアができるので気持ちが楽になります。今回はキャンプの日焼け対策とアフターケアの方法をご紹介します。

日焼け対策は重要! キャンプ・アウトドアにはSPF50+でPA++++の日焼け止めを選ぼう

日焼け対策はとても重要です

筆者は過去に数回、日焼け対策を怠り、痛い目に遭いました。文字通り「痛い」です。日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、直射日光を浴び過ぎてヤケドのような状態になりました。それは海水浴での出来事で、4時間ほど水面から顔を出して遊んでいたら、帰り際には水膨れと皮めくれが発生しました。また、電車で2時間程度移動をした際には、窓ガラス越しでしたがヒリヒリとする赤い日焼けになりました。

痛い体験をしたのに、筆者は昨年キャンプの際にいっさい日焼け対策をしませんでした。理由は面倒だということと、汗で日焼け止めが落ちてしまうからです。そして今年に入り、鏡を見て肌の急激な衰えに愕然としました。紫外線による乾燥や水分不足は肌にとって大敵で、できてしまったシミやシワはなかなか消えません。そうなる前に正しい日焼け防止対策をすることはとても重要です。

日焼け止めの基本を知っておこう

日焼け止めにはSPFとPAという記号が書かれています。SPFは肌が赤くなる日焼けの原因(紫外線B波)から、肌を守る時間を数値で表しています。最大値は50+です。

対してPAはシミやシワの原因(紫外線A波)を防ぐ効果を表します。PAの後に+が多く付いているものが効果が高く、最大値はPA++++です。

・日常生活:SPF10~20、PA+~++程度
・屋外における短時間の活動:SPF10~30、PA+~++程度
・炎天下の中でのアクティビティ:SPF30~50+、PA++~++++程度
※上記を目安にして日焼け止めを選んでください。

紫外線A波は曇りでも肌に影響しますので、キャンプをするときは曇りでも日焼け止めはしっかりと塗りましょう。汗をかいた後や時間が経過したときは、塗り直すことも大切です。2~3時間おきに塗り直すとより効果的です。

画像: 日焼け止めの基本を知っておこう

日焼け止めを塗り忘れて痛い! キャンプ場でできるアフターケア

日差しが強い日や、うっかり日焼けをしてしまったときは、素早いアフターケアが重要になります。特に紫外線A波を長時間浴び続けていると、筆者のようにシミやシワができ、後々苦労することになるので早めにケアをしましょう。日焼け後の肌はまず冷やすことがポイントです。特に皮膚が赤くなりヒリヒリと痛む日焼けは、紫外線B波によるもので、重度になるとサンバーンと呼ばれるヤケドに近い状態を引き起こします。それではキャンプ場でもできる日焼けのアフターケアをご紹介します。

  1. 冷やす:保冷材や氷を入れた袋などをタオルやハンカチに包み、日焼けした箇所を冷やします。冷えた缶ジュースなどを利用しても良いです。
  2. 保湿する:ほてりや痛みがひいたら、たっぷりの化粧水で肌を潤します。安価でもいいのでタップリと潤してください。コットンパックもおすすめです。ただし、ヒリヒリとする痛みがある場合は、化粧水がしみることもあるので、皮膚を冷やした後にワセリンや消炎効果のある軟膏などを塗りましょう。
  3. 保護する:化粧水だけでは水分が蒸発してしまうので、保湿クリームや乳液で蓋をして保護します。
  4. ビタミンCを摂る:日焼けをした後はシミの原因となるメラニンの生成を抑えるビタミンCを積極的に摂取しましょう。サプリメントを使うのもおすすめです。
  5. 睡眠を取る:良質な眠りは肌の回復にも効果があります。キャンプ場ではアイマスクや耳栓などを活用して快眠できるよう工夫すると良いです。

特に化粧水や乳液、美容液などを塗るときは、手のひらで押さえるようにして肌に浸透させましょう。キャンプ場で基礎化粧品を持っていない場合は、ハンドクリームなどでも代用できます。素早い保湿と蒸発を防ぐことが大切です。

画像: 日焼け止めを塗り忘れて痛い! キャンプ場でできるアフターケア

日焼け止めを塗りたくない! 帽子やサングラスなどで対策しよう

日焼け止めは肌に負担がかかるから苦手、皮膚が弱いから日焼け止めは使いたくないという人は、身に付ける物で日焼けを予防しましょう。帽子やサングラス、通気性の良い手袋、コットンの長袖を着用するのも良い方法です。また、タープを張ってその下でキャンプをするのもおすすめです。アスファルトなど照り返しがある場所は避け、日差しや熱を吸収してくれる芝生や緑の多い場所を選びましょう。汗をかいた時はこまめに拭き、保湿を忘れずに行いましょう。

画像: 日焼け止めを塗りたくない! 帽子やサングラスなどで対策しよう

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