楽しいと美味しいが集まる街「福井県越前市」のおすすめスポット10選【板垣坂バイパス開通でより身近に】

2025.03.01 投稿

2025.03.02 更新

楽しいと美味しいが集まる街「福井県越前市」のおすすめスポット10選【板垣坂バイパス開通でより身近に】

マッキー

マッキー

越前市は福井県のほぼ中央に位置する自然豊かな場所。自然・食・歴史・文化を楽しむことができ、ハピキャンスピンオフ「冬の福井キャンプ」では越前市のキャンプ場でロケが行われました。この記事では越前市の魅力を掘り下げ、キャンプの際に訪れたいおすすめスポット10選をご紹介します!

ハピキャンスピンオフ「冬の福井キャンプ」の舞台は福井県越前市

みなさんは福井県の「越前市」をご存知でしょうか?

詳しくは知らなくとも、「越前ガニ」「越前おろしそば」というワードにピンと来る方も多いかもしれませんね。

人口は約8万人。車で名古屋から約2時間、大阪から約3時間と比較的訪れやすい立地のため、一年を通してたくさんの方が越前市に訪れます。

Photographer 吉田 達史

ハピキャンスピンオフ「冬の福井キャンプ」では山之内すずさんとアンジェリーナ1/3さんが福井県越前市を巡り、キャンプや観光を楽しんでいました。

お二人の元気と順応性の高さには毎度驚かされますね。

福井県ホームページより引用

そして、越前市では2024年11月に板垣坂バイパス(国道417号線)が開通したため、中京圏からのアクセスが便利になりました。

これは中京圏在住の方にとって、とてつもない朗報。

そんな朗報を知り「越前市に行かなきゃ!」と熱量が上がっている方も多いと思いますので、この記事ではおすすめスポットを厳選して紹介します。

【道の駅 越前たけふ】名産品と情報が集まる越前市のランドマーク

Photographer 吉田 達史

越前市に到着したら、まずは「道の駅 越前たけふ」に立ち寄りましょう。

2023年春にオープンしたばかりの新しい施設で、越前市の人・食・文化が集う場所と言っても過言ではありません。

また、2024年3月に開業した北陸新幹線「越前たけふ駅」と隣接しており、全国でも珍しいタイプの道の駅です。

売店にはキャンプで使えるものからお土産に最適なものまで、各種取り揃っています。

Photographer 吉田 達史

そして、道の駅 越前たけふの最大の魅力といえば、冬の味覚の王者「越前ガニ」を筆頭に様々なカニが販売されていること。

活きのいいカニが販売されている道の駅ってなかなかありません。キャンプ飯の食材にカニを加えれば、豪華絢爛なキャンプになること間違いなし。

Photographer 吉田 達史

キャンプで口いっぱいにカニを頬張る…想像するだけで顔がにやけてしまいますね。

キャンプで使う食材は道の駅 越前たけふで揃えちゃいましょう。

【道の駅 越前たけふ】

◼︎住所 : 〒915-0042 福井県越前市大屋町38-5-1
◼︎電話番号 : 0778-43-5661
◼︎営業時間
・観光案内所(8:00〜18:00)
・1F物産販売所(9:00〜18:00)
・2Fお食事処(11:00〜14:30LO/17:00〜21:00LO)
◼︎休館日 : 第2水曜日(祝日の場合は翌日が休業)、元日

【岡太神社・大瀧神社】紙の神様をまつる神社

ハピキャン編集部撮影

1500年の歴史を持つ越前和紙。

越前市は、全国に数ある和紙産地の中でも特に深い歴史と大きな規模を誇り、手漉きを中心に多種多様な和紙を作りつづけています。

その越前和紙の聖地である「岡太神社・大瀧神社」

こちらの神社では紙祖神(しそしん)である川上御前がまつられています。

ふくいドットコムより引用

下宮の社殿は日本一複雑な屋根を持つ建物とも称されており、国の重要文化財に指定されています。

また、この社殿は山頂にある紙祖神岡太神社と大瀧神社の両社の里宮で、本殿と拝殿が連結した珍しい作りとなっているため、神社仏閣好きの方にはたまらないはず。

ハピキャン編集部撮影

ちなみに、冬場は雪除けのために一部テントで覆われているので、全貌を見たい方は初夏〜秋のシーズンがおすすめですよ。

【岡太神社・大瀧神社】

◼︎住所 : 〒915-0234 福井県越前市大滝町13-1
◼︎電話番号 :0778-42-1151(社務所)

【「ちひろの生まれた家」記念館】絵本画家「いわさきちひろ」の生家

ハピキャン編集部撮影

日本を代表する絵本画家「いわさきちひろ」さんは福井県武生市(現在の越前市)出身。

こちらはいわさきちひろさんの生家を活かした記念館であり、当時の暮らしの面影を垣間見ることができます。

ハピキャン編集部撮影

実は筆者もいわさきちひろさんのファンなのです。疲れた時などには画集をぼーっと眺めて心を回復させています。

水彩絵の具を用いた、やわらかで優しいタッチの絵の数々は見ているだけで、心が穏やかになりますよ。

ハピキャン編集部撮影

【「ちひろの生まれた家」記念館】

◼︎住所 : 〒915-0068 福井県越前市天王町4-14
◼︎電話番号 : 0778-66-7112
◼︎営業時間 : 10:00~16:00
◼︎休館日 : 毎週火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始休館

【越前和紙の里 パピルス館】紙すき体験で和紙を作ってみよう

ハピキャン編集部

越前和紙の里 パピルス館では紙漉き(かみすき)を体験することができ、自分だけのオリジナル和紙を作れちゃうんです。

ハピキャン編集部撮影

「和紙を作るのって大変じゃないの?」と思うかもしれませんが、心配ご無用。

実際にハピキャン編集部員も体験してみましたが、スタッフさんが丁寧にサポートしてくださり、30分ほどで和紙を作ることができました。

ハピキャン編集部撮影

好きなお花や模様を散りばめながら、和紙を作っていく。

こんな体験はなかなか出来ないので、思いのほか熱中してしまいました。

ハピキャン編集部撮影

和紙が出来上がった時は感動しましたね。これは旅の思い出として大切に保管しておこうと思います。

ハピキャン編集部撮影

売店には和紙を用いた様々なグッズが販売されているので、こちらにも立ち寄ってみてください。

可愛らしい雑貨から渋かっこいい逸品まで各種取り揃っています。ついつい買いすぎちゃうかもしれませんのでご注意を。

【越前和紙の里 パピルス館】

◼︎住所 : 〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44
◼︎電話番号 : 0778-42-1363
◼︎営業時間 : 9:00~16:00
◼︎休館日 : 毎週火曜日、年末年始

【タケフナイフビレッジ】伝統工芸「越前打刃物」の美しさを体感できる場所

Photographer 吉田 達史

越前市は昔からものづくりが盛んな地域。

越前市の伝統工芸「越前打刃物(えちぜんうちはもの)」は薄くて軽く、そして丈夫であることが有名です。

刃物会社が共同で運営するタケフナイフビレッジでは越前打刃物の購入だけでなく、工場見学なども楽しむことができます。

Photographer 吉田 達史

新館に展示されている、世界的デザイナー川崎和男氏の作品は「越前打刃物ってこんなに美しいんだ…」と息を呑むほど。

日常生活で刃物はよく使いますが、ひとつの作品として眺めることってなかなかありません。

Photographer 吉田 達史

また、人気コンテンツである体験教室では現役職人さんの指導のもと、自分だけの包丁を作ることができます(※要予約)

ゲストのお二人とも、真剣な眼差しで刃物と向き合っていました。

Photographer 吉田 達史

出来上がった包丁でお二人はどんな料理を作りあげるのでしょうか?

日常生活の相棒として、末長く大切にしてくださいね。

【タケフナイフビレッジ】

◼︎住所 : 〒915-0031 福井県越前市余川町22-91
◼︎電話番号 : 0778-27-7120
◼︎営業時間 : 9:00~17:00
◼︎休館日 : 年末年始

【武生中央公園】広大な敷地を遊び尽くせ!子ども連れにおすすめな公園

ハピキャン編集部撮影

キャンプを満喫しても「まだまだ遊び足りない!」という人には武生中央公園がおすすめ。

ハピキャン編集部撮影

公園内には遊具があるだけではなく、カフェや図書館、温水プールといった多様なジャンルの施設があります。

遊び尽くそうと思ったら、間違いなく1日では足りないでしょう。

ハピキャン編集部撮影

また、武生中央公園内には越前市出身の絵本作家「かこさとし」氏が監修しているだるまちゃん広場があります。

かこさとし氏の人気絵本「カラスのパンやさん」にちなんだ遊具もあり、公園内にいるだけでなんだか懐かしい気持ちになりました。

ハピキャン編集部撮影

様々な遊具で溢れる武生中央公園では、子どもだけではなく、大人もわくわくすること間違いなし。

ぜひ、親子で目いっぱい遊んでくださいね。

【武生中央公園】

◼︎住所 : 〒915-0832 福井県越前市高瀬2丁目
◼︎電話番号 : 0778-42-7580(武生中央公園管理事務所)

【遊亀庵 かめや】創業90年「越前おろしそば」の名店

ハピキャン編集部撮影

冷たい蕎麦に大根おろしと削り節をのせて食べる「越前おろしそば」は、言わずと知れた福井県のご当地そば。

名前にもあるように越前市発祥の名物料理です。

越前市には多くのそば屋さんがあり、店によって食べ方がさまざまであることも特徴です。

ハピキャン編集部撮影

今回訪れた「遊亀庵 かめや」は創業90年の老舗店舗。

辛みのきいた「おろしそば」を目当てに地元内外からお客さんが訪れる名店です。伺った日は平日でしたが、かなり賑わっていたのが印象的でしたね。

ハピキャン編集部撮影

お店の入り口にはこんな注意書きも。おろしそばの命である大根は、その季節に適した辛みのあるものを店主さん自ら選んでいるとのこと。

辛みのあるおろしそばを堪能したい方は「遊亀庵 かめや」に行ってみてくださいね。

【遊亀庵 かめや】

◼︎住所 : 〒915-0847 福井県越前市東千福町27-37
◼︎電話番号 : 0778-22-0399
◼︎営業時間 : 11:00~18:30(LO18:00)
◼︎定休日 : 毎週木曜日

【越前おろしそば特集サイト】

【ヨコガワ分店】ボルガライスが絶品!地元民から愛される洋食屋

ハピキャン編集部撮影

ボルガライスは福井県越前市で30年以上前から食べられているソウルフード。

カツが乗ったオムライスの上にデミグラスソースがかかっている料理で、いわば超豪華オムライスのような一品です。

地元民から愛される「ヨコガワ分店」では、ボルガライスをはじめとした様々な洋食をいただくことができます。

ハピキャン編集部撮影

お店の佇まいもとても素敵。

旅先でこんなお店を見つけたら、思わず立ち寄りたくなっちゃいますよね。

ボルガライスのほかにも、オムライス、エビフライをいただきましたがどれも絶品。

メニューも豊富だったので、何度も通いたくなるお店でした。メニューコンプ目指してみようかな…。

【ヨコガワ分店】

◼︎住所 : 〒915-0813 福井県越前市京町1-4-35
◼︎電話番号 : 0778-22-7172
◼︎営業時間 : 11:30〜15:30 (15:00 LO)、17:30〜22:00 (21:30 LO)
◼︎定休日 : 毎週火曜日

【ボルガライス特集サイト】

【たかせや】たけふ駅前中華そばを味わえる昔ながらの食堂

ハピキャン編集部撮影

みなさんは越前市の三大グルメをご存知ですか?

先に紹介した「越前おろしそば」「ボルガライス」、そして「たけふ駅前中華そば」です。

創業120年の食堂「たかせや」でも三大グルメのひとつ「たけふ駅前中華そば」を食べることができます。

優しい味わいのスープに麺がよく絡み、するすると胃袋のなかに。お酒を飲んだ後、〆の一杯としても良さそうです。

ハピキャン編集部撮影

もちろん、美味しいのは中華そばだけではありませんよ。

福井県名物のソースカツ丼も大変美味しゅうございました。越前市って美味しいもので溢れているんですね。

【たかせや】

◼︎住所 : 〒915-0071 福井県越前市府中1-8-14
◼︎電話番号 : 0778-22-0799
◼︎営業時間 : 11:00-14:00、17:00-19:00
◼︎定休日 : 毎週木曜日

【たけふ駅前中華そば特集サイト】

【884 HAYASHI珈琲】蔵をリノベーションして作られたおしゃれなカフェ

ハピキャン編集部撮影

蔵をリノベーションしたカフェ「884 HAYASHI珈琲

こちらのカフェでは美味しいコーヒーや甘味を堪能することができます。

ハピキャン編集部撮影

一番人気のメニューは「カフェオレ大福セット

甘さ控えめ大福とカフェオレの組み合わせが本当に最高でした。

ほかのメニューもどこか懐かしさを感じるものが多く、もちろんこれらも絶品。

店内の雰囲気も相まって、お腹も心も満たされる空間でした。

ハピキャン編集部撮影

また、店内ではオーナーさんがセレクトした雑貨も並んでおり、食事だけでなく買い物も楽しむことができますよ。

【884 HAYASHI珈琲】

◼︎住所 : 〒915-0074 福井県越前市蓬莱町3-23
◼︎電話番号 : 0778-22-8804
◼︎営業時間 : 10:00~18:30(L.O 18:00)
◼︎定休日 : 毎週木曜日

【結論】福井県越前市は美味しいと楽しいが集まる場所

ハピキャン編集部撮影

この記事では福井県越前市のおすすめスポットを紹介しました。

目いっぱい遊べる施設から知る人ぞ知る飲食店など、魅力的なスポットがたくさんありましたね。

Photographer 吉田 達史

先に述べたように越前市は人・食・文化が集まる場所。

越前市は訪れれば、訪れるほどに魅力を発見できる街だと感じましたね。

Photographer 吉田 達史

越前市にお越しの際は、キャンプだけではなくおすすめスポットも合わせて楽しんでみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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