キャンプ小物やアウトドアギアは意外と収納するのがネックだったりしますよね。収納ケースを買っても、ちょうどいいものがなかったり選ぶのもひと苦労。DIY好きな筆者は、アイテムを収納できる「木箱」をDIYしてみました。そこで今回は、DIY初心者の方でも比較的簡単にでき、なおかつDIY作業のベースとなる「木箱」の作り方をご紹介します。
DIY初心者でも楽しめるオリジナル木箱の作り方を紹介 キャンプで1個あると便利な収納アイテムに!
一個あると便利な収納アイテムにもなる「木箱」。市販のアイテムも豊富ですが、せっかくなら自分で作ってみるのもおすすめです。
サイズや素材、カラーも自分で楽しみながら決められるのもDIYの醍醐味。今回は、DIY初心者の方でも楽しめる「木箱」の作り方をご紹介します。
DIYをやるなら持っておきたい基本の工具をリストアップ どれもホームセンターで簡単に手に入ります!
DIYをやるうえで欠かせないのが「工具」です。今回の木箱DIYはもちろん、これさえあればほとんどの作業ができるマストアイテムをご紹介します!
工具は、いかに正しい手順できちんと扱えるかが大切なポイントです。
スケール(メジャー)、サシガネ
スケール(メジャー)は長尺を測ったり木材を切るときにも重宝。部屋のサイズを図って、作るものの大きさを検討するときにもこのスケールが大活躍しています。
またサシガネというL型の定規のようなアイテムもDIYになくてはならないアイテム。
木材への墨付け(カットする部分のしるしなど)を行うときのほか、直角や45°の角度を出したりするときに使います。
この計測作業がきちんとできていないと、他の作業がうまくいってもDIYは成功しません!そのくらい大切な道具、作業です。
ノコギリ
木材を切るうえで欠かせないのが、「ノコギリ」です。ホームセンターでたくさんの種類が販売されていますので、ぜひ自分の用途に合うものを選びましょう。
選ぶポイントは、「片手でしっかり持てるか」ということ。木材を切ることは、想像以上に体力が必要になってきますので、こういったポイントも頭に入れておくと、自分にとって使いやすい1本が見つかると思います。
筆者は、「ゼットソーシリーズ」の「ゼットソーハンディ200大工目」を愛用しています。
ゼットソーハンディ200大工目
木工用接着剤・ボンド
素材を接着させる「ボンド」も欠かせないアイテム。用途によって種類も幅広くありますが、基本は木工用でいいでしょう。
ビスや釘で木材を接合する前にボンドで接着させることによって、より強度もアップさせることができます。
セメダイン 木工用 接着剤 速乾タイプ 50ml CA-236
電動ドリル(ドライバー)、インパクトドライバー
インパクトドライバーは、DIYをやるならひとつは持っておきたい万能アイテムです。電動ドリルとは違い、打撃も併せて与えるため、より強力かつスピーディーにビス留めなどの作業を行うことができます。
先端ビットを取り替えれば、穴あけや研磨作業などさまざまな用途で使用することができます。
筆者は、コンパクトで使いやすいMakita(マキタ)のTD090を長年愛用しています。
マキタ 充電式インパクトドライバ TD090DZ
▼電動ドライバー選びと使い方はこちらの記事も参考にどうぞ!
紙やすり
紙やすりは、木材の表面を滑らかに仕上げる必須アイテム。#80くらいの粗い番手で削るように磨き、順に細かい粒度のもので仕上げていきます。
お値段も手ごろで数十円から数百円程度で購入できるのでさまざまな用途で使うことが可能。
木材を滑らかに整えるほか、曲線状に成形したり、ササクレ(バリ)をとるのにも有効です。豊富な番手が揃ったセットを持っておくのがおすすめ。
『木箱の作り方:材料選び】材料の素材と寸法を紹介! ホームセンターの資材売り場や通販を活用しよう
今回使用した、主な材料と道具をご紹介します。ホームセンターで手に入れることが可能です。また最近では、木材通販サイトでもカットサービスを行ってくれるところも。
オーダーした素材や寸法に沿って、材料を入手できるのも便利ですね!
材料と準備するもの
- スギ板1:長さ340mm×幅170mm×厚さ25mm 2枚
- スギ板2:長さ360mm×幅170mm×厚さ25mm 4枚
- スギ材:長さ280mm×幅40mm×厚さ30mm 4本
- ビス
- 紙やすり
- 手袋など