雪山向けのテントおすすめ7選!失敗しない選び方や注意点も解説

キャンプギア

2026.02.21 投稿

雪山向けのテントおすすめ7選!失敗しない選び方や注意点も解説

サク

サク

雪山でのテント泊に興味はあるけれど、「寒さに耐えられるの?」「装備選びを間違えたら危険そう…」と、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。雪山テント泊は、ポイントを押さえて準備すれば、静かな雪景色の中で特別な時間を味わえる魅力的な楽しみ方です。この記事では、雪山向けテントの選び方や注意点を解説。おすすめの雪山向けテント7選も紹介しますので、自分に合った一張りを見つける参考にしてみてください。

※本記事には、プロモーションが含まれています。

雪山でテント泊をする魅力

雪山でのテント泊は、少しハードルが高く感じられるかもしれません。ですが、その分だけ他では味わえない魅力があります。

ここでは、雪山ならではのテント泊の楽しさを3つ紹介します。

  • 人が少なく、静かな雪山を楽しめる
  • 雪景色に囲まれた特別な時間を過ごせる
  • 冬山ならではの達成感が味わえる

人が少なく、静かな雪山を楽しめる

冬の山は登山者が少なく、テント泊でも周囲がとても静かです。話し声や物音に邪魔されることが少ないため、自然の音をそのまま感じながら過ごせます。

雪を踏みしめる音や、風が木々を揺らす音に耳を傾けていると、いつの間にか気持ちが落ち着いていくのを感じられるでしょう。

雪景色に囲まれた特別な時間を過ごせる

雪山では、テントを出ると目の前に真っ白な世界が広がります。朝は柔らかな光に照らされた雪景色、夜は空気の澄んだ星空と、冬ならではの表情を楽しめます。

テントの中で温かい飲み物を用意し、静かな景色を眺める時間は、忙しい日常を忘れさせてくれるひとときです。

冬山ならではの達成感が味わえる

寒さや雪に向き合いながらテント泊をやり切ったあとの達成感は、冬山ならではのものです。設営や防寒対策を一つずつクリアしていく中で、自然と自信もついてきます。

「また雪山に行きたい」と思えるようになるのも、この達成感があるからこそです。

雪山のテント泊は難しい?難易度が高い理由

雪山でのテント泊は、事前に知っておくべきポイントが多く、決して気軽に挑戦できるものではありません。難しいと言われる理由は、寒さだけでなく、行動や準備のすべてに余裕が求められるからです。

ここでは、特に注意したい点を3つ紹介します。

  • 寒さや天候の変化に対応する必要がある
  • テント設営や装備選びに慣れが必要
  • 体力や行動計画に余裕が求められる

寒さや天候の変化に対応する必要がある

雪山では、想像以上の寒さと急な天候変化に向き合うことになります。晴れていたと思ったら、短時間で吹雪に変わることも珍しくありません。

気温が低い環境では、手袋を外すだけで手がかじかみ、道具の操作も思うように進まなくなります。寒さ対策だけでなく、悪天候を前提にした装備や判断力が必要になる点が、難易度を高める理由の一つです。

テント設営や装備選びに慣れが必要

雪の上でのテント設営は、無雪期とは勝手が違います。地面を踏み固めたり、風を防ぐ工夫をしたりと、設営前の準備にも時間がかかります。

また、雪山テント泊では登山装備に加えて、防寒用のアイテムや冬向けのテントが必要です。少しの妥協が寒さや不快感につながることもあるため、装備選びの際は、なるべく経験者の話を聞いて揃えましょう。

体力や行動計画に余裕が求められる

雪山では荷物が重くなり、思うように前に進めない場面が増えます。ラッセルが必要になることもあり、通常の登山より体力を消耗しやすいのが特徴です。

そのため、行動時間には十分な余裕を持ち、無理のない計画を立てることが欠かせません。まずは雪のない時期や、冬のキャンプ場などで経験を積み、段階的に雪山テント泊へステップアップしていくのがおすすめです。

失敗しない雪山向けテントの選び方

雪山で使うテントは、見た目や軽さだけで選ぶと後悔するアイテムです。寒さ・風・積雪といった厳しい条件を想定し、雪山ならではのチェックポイントを押さえて選ぶことが大切です。

ここでは、初心者でも判断しやすいよう、ポイントを整理して解説します。

耐風性・耐雪性に優れた構造か

雪山では強風や積雪が前提になります。そのため、テントの「形」と「骨組み」は最重要ポイントです。

チェックしたいポイントは以下の通りです。

  • ポールが複数交差し、全体に張りが出やすい構造
  • 上部に雪が溜まりにくい丸みのあるフォルム
  • 風を受け流しやすい、背の低い設計

軽量性だけを優先すると、雪の重みで潰れることもあります。安心して一晩過ごせるかどうかを基準に選びましょう。

素材と生地の厚み(デニール数)

テント生地の強さは「デニール数」で判断できます。雪山では、ある程度の厚みが必要です。

用途生地の目安
3シーズン用テントフライシート:約15〜30デニール/フロア:20~30デニール(雪山使用の場合は別途スノーフライや外張などのオプション補強必須)
雪山向けテントフライシート:約20~40デニール/フロア:約40〜70デニール

生地が厚くなる分、重量は増えますが、防風性と保温性はアップします。UL志向でなければ、雪山では厚手のテントを用意した方が安心です。

また、3シーズン用テントを雪山テントとして流用する場合は、防寒対策として別途「外張」や「スノーフライ」などのオプションで補強しましょう。ただし、メーカー独自のテント加工や設計技術によって、デニール数値が低い場合でも雪山に対応できるモデルがあります。

フライシートと地面のすき間に注目する

雪山では、フライシートと地面の位置関係が思っている以上に大切です。雨と違って、雪は降るたびに少しずつ積もっていくため、フライシートの下にすき間があると、そこから雪が入り込んでしまいます。

雪が吹き込むと、出入り口が埋まってしまったり、インナーテントの中まで雪が入り込んだりすることも。こうした状態になると、ちょっとした出入りや準備も難しくなります。

そのため、雪山向けのテントを選ぶときは、フライシートが地面近くまでしっかり下りるスカート構造かどうかを確認しておくと安心です。特に降雪の多い場所や標高の高い山では、風や雪の侵入を抑えられるテントを選びましょう。

居住空間と前室の広さ

雪山ではテント内で過ごす時間が長くなりがちです。そのため、思っている以上に居住空間の広さが快適さに影響します。

テントの壁が立ち上がる構造だと、結露が溶けた際にシュラフやウェアが濡れにくくなります。前室が広ければ、雪を払った装備の置き場や簡単な作業スペースとしても使えるため、余裕のある設計かどうかを確認しておくと安心です。

雪山向けの人気おすすめテント7選

雪山でのテント泊を楽しむためには、使用する環境に合ったテント選びがとても大切です。ここでは、雪山での使用を想定し、耐風性や耐雪性、扱いやすさに配慮されたテントを7モデル紹介します。

雪山登山はもちろん、雪中キャンプを考えている方も、自分のスタイルに合うテントを選ぶ際の参考にしてみてください。

モンベル|ステラリッジ1

在庫状況について

※2026年2月時点では公式オンラインストアで在庫切れを確認しています。
再入荷情報は公式サイトをご確認ください。

3シーズン使用できるモンベルの人気山岳テントです。雪山においては単体では使用できないので、別売りのフライシートを購入してください。軽量で耐風性に優れ、素早い設営・撤収が可能です。別売りの専用フライシートを用いることでオールシーズン対応できるため、汎用性の高さが魅力です。

  • サイズ:収納時 Φ13.5×29cm
  • 重量:0.80kg(スタッフバッグ含む総重量1kg)
  • 素材:15デニール・ナイロン・リップストップ(はっ水加工)

アライテント|エアライズ1

軽さと使いやすさを大切にした、人力移動向けの定番テントです。無駄を省いた設計ながら、内部は落ち着いて過ごせる広さがあります。オプションを追加すれば季節を問わず使えるため、長く付き合える一張りとして選びやすいモデルです。

  • サイズ:設営時 幅100×奥行205×高さ100cm/収納時 本体29×14φcm
  • 重量:1,360g(本体+フレーム+フライシート)
  • 素材:リップストップナイロン、ナイロンタフタ(PUコーティング)

MSR|アクセス1

軽さと強さを両立した、厳冬期にも対応できる1人用テントです。最新素材を採用し、軽量モデルで不安になりがちな耐久性もしっかり確保。自立式のため設営しやすく、雪上でも安定感があります。冬山で安心して使える一張りを探している方におすすめです。

  • サイズ:フロア1.76m²+前室0.23m²/室内高104cm
  • 重量:総重量1,600g(最小1,370g)
  • 素材:20D・30Dリップストップナイロン(Xtreme Shield、DWR加工)

ファイントラック|カミナドーム1

軽さを重視しながら、快適さもしっかり確保した1人用のオールシーズンテントです。日本の高い繊維技術を活かし、薄手の生地でも安心できる強度を実現。壁が立ち上がる構造のため、テント内は広く感じやすく、長時間過ごしても窮屈さを感じにくい点が魅力です。また、前室も使いやすく、荷物整理や出入りがスムーズに行えます。

  • サイズ:間口205×奥行90×高さ100cm/収納時 本体8×15×25cm
  • 重量:1,280g(付属品含む)
  • 素材:ナイロン(PUコーティング)、ジュラルミンポール

HERITAGE|エスパース・マキシム 1〜2人用

YOSHIKI P2インターネットショップ
¥45,100 (2026/02/14 21:37時点 | 楽天市場調べ)

軽さと使いやすさを両立した、エスパースの新しい「Maxim」シリーズです。ユナイテッドポールスリーブ採用で設営が手早くなり、山の到着後もスムーズに動けます。パネル生地には細心のナノテクノロジー加工を採用しているため、通気性や撥水性も抜群。軽量性と快適性を進化させた、頼れる一張りです。

  • サイズ:間口210×奥行110×高さ110cm
  • 重量:1.20kg(ペグ別0.13kg)
  • 素材:30dnナイロンリップストップ(耐久撥水)、40dnナイロンタフタ(PUコート・耐久撥水)

プロモンテ|VL-26

プロモンテ(PuroMonte)
¥54,560 (2025/12/28 16:11時点 | Amazon調べ)

軽さとコンパクトさを大切にしながら、通年で使える設計が魅力のテントです。強風対策を施した構造と破損しにくい構造を採用。さらに絞り付きベンチレーションや内部シーム処理により、快適性にも優れています。雪山ではオプションの外張を追加することで対応可能で、山行スタイルに合わせて使い分けしやすい一張りです。

  • サイズ:間口225×奥行120×高さ100cm
  • 重量:約1,385g(総重量1,590g)
  • 素材:ポリエステル・ナイロン リップストップ、DACアルミポール

ゼインアーツ|YAR-2

在庫状況について

※2026年2月時点では公式オンラインストアで在庫切れを確認しています。
再入荷情報は公式サイトをご確認ください。

軽さと使いやすさのバランスを大切にした、日本の山岳環境に向けた超軽量テントです。シリコーン加工により、一般的な30Dナイロンを超える引裂強度を実現。さらに設営しやすいクロスフレーム構造を採用し、風の影響を受けにくい安定感があります。コンパクトながら前室や換気構造もしっかり確保されており、長時間の滞在でも快適に過ごせる設計です。

  • サイズ:間口210×奥行120×高さ100cm(収納サイズ:φ15.5×40cm)
  • 重量:最小950g/最大1,250g
  • 素材:15D・20Dナイロンリップストップ(シリコーン&PU加工)、A7001・DACフェザーライトNFL・φ8.7mm

雪山テントの設営ポイントと注意点

雪山でのテント設営は、場所選びやひと手間の工夫で快適さと安全性が大きく変わります。ここでは、雪上ならではの注意点を押さえつつ、失敗しにくい設営のポイントを紹介します。

雪面でのテント設営場所の選び方

まず大切なのは、風と雪の影響を受けにくい場所を選ぶことです。

尾根の直下や吹きだまりになりやすい斜面は避け、比較的安定した雪面を探しましょう。設営前には、スノーシューやブーツで雪をしっかり踏み固め、可能であれば数分待って雪が締まってからテントを張ると安定します。

わずかな傾斜でも寝心地に影響するため、できるだけ平らな場所を選びましょう

スノーブロックと防風対策

風が強い場合は、テントの周囲にスノーブロックを作ることで、体感温度を大きく下げずに済みます。

スコップで雪を切り出し、風上側を中心に低めの壁を作るだけでも防風対策として効果的です。また、張り綱は短くせず、しっかり距離を取ってペグダウンすると耐風性が高まります。

設営後はフライにシワが出ていないかを確認し、バタつきを抑えることも忘れないようにしましょう。

撤収時に注意したい凍結トラブル

雪山では、撤収時の凍結にも注意が必要です。ファスナーやバックルに付いた雪が凍ると、無理に動かした際に破損する恐れがあります。

撤収前に手で雪を払う、体温で少し温めてから操作するなど、丁寧に扱うことが大切です。また、濡れたまま収納すると凍結や生地の劣化につながるため、できる範囲で水分を落としてからパッキングしましょう。

雪山用テントで安全に冬山を楽しもう

雪山でのテント泊は、準備や設営に気を配る分、静かな景色や特別な時間を味わえます。また、安全性を高めるためには無理のない計画を立て、装備と使い方を理解したうえで挑戦することが重要です。

雪山用テントを上手に活用し、自分のペースで冬山ならではの魅力を楽しんでみてください。

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