【徹底解説】軽量折りたたみ自転車の魅力とは?7kg以下の人気モデル4選

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2025.10.22 更新

【徹底解説】軽量折りたたみ自転車の魅力とは?7kg以下の人気モデル4選

齋藤@sora1028

齋藤@sora1028

折りたたみ自転車に興味はあっても、その重さやサイズがネックになっている方は多いでしょう。そんな悩みを抱えている人におすすめなのが、7kg以下の軽量折りたたみ自転車です。軽量の折りたたみ自転車なら、駅の階段も楽に上り下りでき、輪行のハードルがぐっと下がります。また、玄関先や自室でコンパクトに収納できるため、保管場所に悩むこともありません。本記事では、そんな7kg以下の軽量折りたたみ自転車の選び方から、目的別のおすすめモデルまでを徹底解説します。

※本記事には、プロモーションが含まれています。

7kg以下の軽量折りたたみ自転車の魅力とは?

一般的な自転車の重量は10~20kgになりますが、軽量な折りたたみ自転車では7kg以下のモデルも。この軽量折りたたみ自転車は小型モデルが多く、持ち運びしやすい携行性が魅力の一つです。

特に、輪行したいけど自転車の重量やサイズ感で断念しているという人にとって魅力的なポイント。また、輪行以外にも、日常の買い物やサイクリングなど。幅広いシーンでも活躍できます。

さらに、軽量折りたたみ自転車は自宅の一室に収納できるコンパクト性を持っているため、昨今の自転車盗難予防にも最適です。

7kg以下の軽量折りたたみ自転車のメリット・デメリットは?

魅力的な軽量折りたたみ自転車ですが、メリットだけではなく、残念ながらデメリットもあります。

軽量折りたたみ自転車のメリット

7kg以下の軽量折りたたみ自転車の主なメリットは以下の通りです。

  • 圧倒的な軽量性とコンパクト性
  • 軽快な走行感
  • 短距離~中距離移動に最適

最大のメリットは、やはり圧倒的な軽量性とコンパクト性にあります。電車やバスへ持ち込む輪行シーンはもちろん、保管のしやすさにおいても、優れた軽量性・コンパクト性は魅力です。また、タイヤが小さくて軽量な設計になっているため、軽快な走行感もメリットの一つになるでしょう。

さらに、短距離~中距離程度の移動であれば快適に移動しやすく、軽量折りたたみ自転車としての本領を発揮してくれます。

軽量折りたたみ自転車のデメリット

軽量折りたたみ自転車の主なデメリットは以下の通りです。

  • 価格が高額傾向
  • ラインナップは少なめ
  • 安定感や乗り心地がイマイチ
  • 長距離には不向き

軽量折りたたみ自転車は軽量化のためのフレームやタイヤ、独特な構造を採用しているため、コストが高くなりがちです。そのため、一般的な自転車よりも高いモデルも少なくありません。

また、タイヤが小さいため振動を大きく感じやすく、安定感や乗り心地がイマイチというモデルも見られます。しかし、主に舗装された道路を走ったり、段差を避けたルートを走行したりすることで、デメリットを感じるケースは少ないでしょう。

なお、軽量折りたたみ自転車はタイヤが小さいため、長距離走行には不向きという一面もあります。

7kg以下の軽量折りたたみ自転車選び|5つの重要ポイント

7kg以下の軽量折りたたみ自転車は、決して安い買い物ではありません。そのため、購入後「こんなはずではなかった」と後悔しないために、選ぶ際の基準をしっかり理解しておくことが大切です。

ここでは、失敗しないための5つの重要なポイントを具体的に解説します。

①【重量】1kgの差が大きな違い!スペック表の裏側を読む

まず、最も重要なのが重量です。7kg以下というカテゴリーの中でも、実は6kg台、モデルによっては5kg台という驚異的な軽さを実現しているものも存在します。たった1kgの違いが、実際に持ち運ぶ際には想像以上に大きな差として感じられるでしょう。

ここで注意したいポイントが、カタログスペックの重量表記です。多くの場合、ペダルやスタンドを含まない本体のみの重量が記載されています。そのため、実際に走行する状態の「実走重量」は、スペックよりも重くなることを念頭に置く必要があります。

モデルによってはペダルが着脱式であったり、スタンドがオプションであったりするため、自分がどのように使いたいかを想像しながら、総合的な重量を比較検討することが重要です。

②【走行性能】軽さと走りは両立できる?

「軽い自転車は、走らないのでは?」という不安を抱く方もいるかもしれません。軽量化と走行性能は、時としてトレードオフの関係になります。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、「軽くてよく走る」理想の一台を見つけることが可能です。

走行性能を左右する要素は主に3つあります。一つ目は、ペダルを1回転させたときに後輪が何回転するかを示す「ギア比」です。この数値が大きいほど、一漕ぎで進む距離が長くなります。二つ目はタイヤのサイズ(インチ)で、一般的に大きい方が安定性は増しますが、ギア比が小さくなります。

そして三つ目は、フレームの素材です。軽量で高価なカーボンやチタンは振動吸収性に優れ、比較的安価なアルミは硬く、ダイレクトな乗り心地になる傾向があります。

これらのバランスを考え「軽いけど進まない」といった失敗を避けるためには、特にギア比を確認することが失敗しないためのチェックポイントになります。

③【折りたたみ】速さ・簡単さ・コンパクトさ

折りたたみ自転車の心臓部ともいえるのが、折りたたみの仕組みです。どれだけ軽量でも、折りたたみの開閉が複雑で時間がかかってしまっては使うのが億劫になってしまいます。この折りたたみ機構の簡易性はメーカーによって異なりますが、中には工具不要でわずか20秒ほどで折りたためるモデルも。

折りたたみ方は大きく分けて、フレームの中央で折る「二つ折り」、さらにコンパクトにできる「三つ折り」、幅を取らない「縦折り」があります。通勤で毎日折りたたむのか、たまの輪行で使うのか、普段の利用シーンを考えて選びましょう。

毎日使うなら速さと簡単さを、室内保管でコンパクトさを重視するなら折りたたみ後のサイズをしっかり確認することが大切です。

④【耐久性と安全性】軽量化によるデメリットは?

軽量化を追求すると、フレームのパイプが薄くなるなど、どうしても耐久性が犠牲になる側面があります。あまりにも安い軽量折りたたみ自転車を扱っているメーカーの場合、使用回数が少ないにもかかわらず、フレームの接合部(ヒンジ)にガタつきが出たり、折りたたみできなくなったり、思わぬトラブルにつながる可能性も否定できません。

こういったトラブルを避けるためには、やはり信頼できるメーカー品を選ぶことが一つの指標となります。有名メーカーの軽量折りたたみ自転車は絶対に故障しない、ということではありませんが、軽量化による故障などのリスクは回避しやすいでしょう。

⑤【価格とメーカー】予算と相談して最適な一台を

最後に、価格とメーカーについてです。7kg以下の軽量モデルは、特殊な素材や技術が使われているため、価格も高価になる傾向にあります。おおよその目安として、20万円以下で購入できるモデルもあれば、性能を追求した結果40万円を超える高級モデルまで幅広いラインナップです。

もちろん、10万円以下で購入できる軽量折りたたみ自転車もあるので、まずは予算を算出し、機能性や安全性などを考慮して最適な一台を見つけましょう。

7kg以下の軽量折りたたみ自転車おすすめモデル4選

ここからは、7kg以下の軽量折りたたみ自転車を5つご紹介します。

ライフスタイルや使いたいシーンに合わせて、最適な一台を見つけてください。

Harry Quinn(ハリークイン)|Limit5

5.98kgという驚異的な軽さを実現した、世界最軽量クラスの一台です。素材にはアルミニウムをはじめ、カーボンやチタニウムといった軽量性に優れた素材を惜しみなく使用しています。圧倒的な軽量性を追求し、持ち運びのストレスをゼロにしたい方に最適です。

この圧倒的な軽さが最大の強みですが、シングルスピードのため、坂道の多い場所ではやや力が必要になるかもしれません。そのため、特に電車やバスで自転車を運ぶ「輪行」を頻繁に行い、持ち運びやすさを何よりも重視する方におすすめです。

Harry Quinn(ハリークイン)|Limit5 スペック

  • 参考価格:176,000円(税込)
  • 折りたたみサイズ(約):650×290×550mm
  • タイヤサイズ:16×1.35フレンチバルブ(英式アダプター付属)
  • 重量(約):5.98kg(ペダル、スタンドを含まず)
  • 変速:Single Speed
  • 折りたたみタイプ:二つ折り

Harry Quinn(ハリークイン)|Limit6

「軽さは欲しいけれど、坂道も快適に走りたい」という願いを叶えるのが、6.82kgの軽さでありながら外装3段変速を搭載したこのモデルです。軽量性に優れた素材を使用しているため、7kg以下の重量を実現していますが、走行性能も優れています。

軽量性を犠牲にせず、坂道を快適に走りたいという方に向いており、日常的な使い方から輪行まで、さまざまなシーンに適応。快適な走行性能を持っている軽量折りたたみ自転車を求めている方におすすめです。

Harry Quinn(ハリークイン)|Limit6 スペック

  • 参考価格:187,000円(税込)
  • 折りたたみサイズ(約):650×310×550mm
  • タイヤサイズ:16×1.35フレンチバルブ(英式アダプター付属)
  • 重量(約):6.82kg(ペダル、スタンドを含まず)
  • 変速:3speed
  • 折りたたみタイプ:二つ折り

RENAULT(ルノー) |PLATINUM LIGHT6

6.8kgという軽量設計でありながら、比較的手に取りやすい価格帯での販売を実現したコストパフォーマンスに優れた一台です。やや小さめのタイヤサイズで、シングルスピードモデルになるため、平坦な道に最適なモデルになります。

また、ペダルの着脱も可能なので、よりコンパクトな収納が可能です。収納スペースが悩みだったという人との相性も良い折りたたみ自転車になります。

RENAULT(ルノー) |PLATINUM LIGHT6 スペック

  • 参考価格:78,887円(税込)
  • 折りたたみサイズ(約):650×380×560mm
  • タイヤサイズ:14×1.35
  • 重量(約):6.8kg(本体重量:ペダル、スタンドを除く)
  • 変速:Single Speed
  • 折りたたみタイプ:二つ折り

A-bike(エーバイク)|City 8インチ ノーパンクタイヤ

ディアマイフレンド
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8インチの極小タイヤと縦に折りたたむユニークな構造が、未来的なデザインと相まって強い個性を放つモデルです。6.79kgという軽さに加え、折りたたんだ際の驚異的なコンパクトさは他に類を見ません。

また、新開発されたノーパンクタイヤを採用しているため、クッション性が飛躍的に向上しています。ただし、タイヤが小さいため長距離や荒れた路面の走行は不得意なモデルになるため、最寄り駅から目的地までの「ラストワンマイル」を快適に移動する、といった使い方がおすすめです。

A-bike(エーバイク)|City 8インチ ノーパンクタイヤ スペック

  • 参考価格:79,200円(税込)
  • 折りたたみサイズ(約):縦69.5×横45×奥行20cm
  • タイヤサイズ:8インチ(前後輪ノーパンクタイヤ装着車)
  • 重量(約):6.79kg
  • 変速:-
  • 折りたたみタイプ:縦折り

7kg以下の軽量折りたたみ自転車で日々の移動を快適に

軽量折りたたみ自転車を選ぶ際は、単なるカタログスペックの「重量」だけでなく、「走行性能」「折りたたみの手軽さ」「耐久性」「価格」といった5つのポイントを総合的に判断することが重要です。そして、「どのようなシーンで使いたいか」を明確にすることで、数あるモデルの中から最適な一台を見つけやすくなります。

7kg以下の軽量折りたたみ自転車は想像している以上に携行しやすく、輪行してちょっとしたサイクリングという使い方にも最適です。圧倒的な身軽さは行動範囲を広げ、日々の移動をこれまでにない快適で、楽しい体験へと変えてくれるでしょう。

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