「おぎやはぎのハピキャン(メ〜テレ制作)」シーズン52は、元自衛官のかざりさん、ゲストに板倉俊之さん(インパルス)、榎原依那さんを迎え、『なんちゃってプチミリタリーキャンプ』に挑戦!後半戦は、雨が降るあいにくの天気の中、ミリタリー流の焚き火やカレー作りに挑みます。笑いの絶えないキャンプの様子をお楽しみください!
ミリタリー流「ダコタ式焚き火」に挑戦!
▼前半戦では射的や軍飯作りに挑戦しました!

おいしいお昼ごはんを食べた5人は、ミリタリー流の火起こし術を教わることに。

日が沈む前に焚き火をやりましょう!
ダコタ式の焚き火をやりたいと思うので、川で石を拾ってくる係と、着火剤を作る係に分かれます。
かざりさんによると、自衛隊の訓練では居場所がバレるため焚き火はしないそうですが、今回は特別に「ダコタ式」の焚き火に挑戦します。
通常は地面に穴を掘って作るダコタ式ですが、今回は川で拾った石を組み上げてその構造を再現します。
簡単に作れる「着火剤を作る係」に全員が立候補したため一悶着ありましたが、最終的に矢作さん、板倉さん、榎原さんが石拾い担当に。


まじで遠いですよ!!!階段降りていくんですか!?

川までは距離があり、重たい石を運ぶのは大変。しかし、3人は協力して重たい石を運びます。

運んできた石を組み上げる作業では、ギックリ腰の小木さんを気遣いながら4人で力を合わせます。
「ダコタ式」は、空気の通り道が多く、高火力になるのが特徴なんです。

石の配置が完成したところで、小木さんが作った着火剤を使って着火していきましょう。着火は榎原さんが担当!ハピキャン恒例のファイヤースターターを使って火をつけていきます。

え?チャッカマンじゃないんですか!?

本格的な火起こしに驚きながらも、ファイヤースターターでの着火に見事成功。しかし、最後に矢作さんが火吹き棒で火を広げようとした瞬間…


…消えちゃった。もう1回頼む!余計なことしたー。苦笑
火吹き棒が「火消し棒」になってしまうまさかのハプニングに一同は大爆笑!しかし、気を取り直して再挑戦し、2度目は見事に着火。

迫力ある焚き火を楽しんだところで、いよいよ夕食の準備に取り掛かります。
夕食のチーム分けは「ジェスチャーゲーム」で決めよう!

焚き火の準備を終え、いよいよ夕食作りへ。今回は、海上自衛隊の補給艦で提供されるという「とわだカレー」に挑戦します。かざりさんが「自衛隊カレーの中で一番おいしい」と言う、お墨付きの一品です。

お米を炊く係と、ルーを作る係をジェスチャーゲームで決めたいと思います!
【ジェスチャーゲームのルール】
- ジェスチャーする人・当てる人を決める
- かざりさんがお題のメモを見せてジェスチャー
- 制限時間は1分、何問正解したかで勝敗が決まる
トップバッターは、人生初のジェスチャーに挑む榎原さん。わかりやすいジェスチャーに、小木さんが次々と回答を当てていきます。


7問正解!
天才現れたよ!初めての人とは思えないくらいすごかったよ。

3、4人に1人の逸材だよ!笑
3、4人に1人とはいえ、7問正解は素晴らしい結果です!思いがけず、榎原さんの才能が開花した瞬間でした。
続いては、ジェスチャーが得意な板倉さんが挑戦。矢作さんとのペアで何問正解できるでしょうか?

結果は、6問正解で負けてしまいました。

本当に6問だった?板倉、すげー下手だな。笑
ジェスチャーゲームの結果、お米担当は小木さんと榎原さん、ルー担当は矢作さんと板倉さんに決定です!
海上自衛隊の定番『とわだカレー』と『あけぼのサラダ』を作ろう

夕食作りは、キャンプの雰囲気を盛り上げる飯盒(はんごう)を使って、自衛隊の定番メニュー「とわだカレー」と「あけぼのサラダ」を作ります。


カレーには桃の缶詰と白ワインを入れます!

えー!自衛隊のカレーを想像していたけどおしゃれ!!
桃缶の汁も使うということは甘くなるのでしょうか。その味わいに期待が高まります。
「とわだカレー」の作り方

1. 桃を切って白ワインにつける

2. 他の食材(じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・牛肉)を切る

3. 飯盒にバターを溶かし、玉ねぎを炒め、ドロドロになったら一度取り出す

4. 牛肉に塩コショウを加え、よく炒めて火を通す

5. じゃがいもとにんじんを炒めた後、白ワインに漬けた桃をワインごと入れる

6. ジャグから水を入れ、弱火で20分煮込む

7. 煮込み終わったら、カレーフレークと蜂蜜を入れてよく混ぜる

8. 好みの辛さに調整し、10分煮込んで完成
ちなみに、自衛隊のカレーは固形のルーではなく、粉やスパイスを使うことが多いそうですよ。

炊飯の準備ができた小木さんと榎原さんチームは、お米が炊けるまでの間、サラダ作りも担当することに。
「あけぼのサラダ」は、護衛艦「やまゆき」で提供されているメニュー。マヨネーズとケチャップを混ぜたソースが、春の夜明けの空の色に似ていることから名付けられたそうですよ。
「あけぼのサラダ」の作り方

1. 冷凍ブロッコリーとニンジンは食べやすい大きさに切り、きゅうりは輪切り、レタスは角切りにする

2. マヨネーズとケチャップに軽く塩コショウを加えてソースを作り、野菜に絡ませる

3. 取り分けて完成!
料理途中で雨雲が迫ってきましたが、榎原さんが雨をやませる必殺技を披露!過去に雨雲を追い払った経験があるんだとか。笑

しかし、自然の力には勝てず……。タープを設置し、雨をしのぎながら料理を仕上げていくことに。
乾杯をかけて心をひとつに!「以心伝心ゲーム」


カレーを煮込んでいる間、ジムビームハイボールを飲みましょう!

いいですね。1杯飲むとちょうど煮込みが終わるから。
しかし、簡単に乾杯とはいきません。ハピキャン恒例のゲームに挑戦してもらいます!
今回挑戦するのは、全員の答えがそろったら乾杯できる『以心伝心ゲーム』。最初のお題は『日常生活で常に肌身離さず持っているものは?』です。
せーの!

スマホ!

スマホ!

スマホ!

スマホ!

強い気持ち!笑

まさかの回答で乾杯ならず!

その後も、「自衛隊といえば?」や「一番きれいな女優は?」といったお題が出されますが、答えはバラバラ。そこで、板倉さんが全員の解答が必ず揃うお題を考えることに。何度も質問を変え、ついに絞り出したのが、

春に、、、見たい木は?
このお題に、5回目にしてついに全員の答えが「桜」で一致!見事、心をひとつにした一同は、待ちに待ったキンキンに冷えたジムビームハイボールで乾杯です。

カンパーイ!


やっぱキンキンでいいね!外で飲むジムハイは最高!
おいしいお酒を味わい、キャンプの夜はさらに盛り上がっていきます。
待ちに待った「とわだカレー」と「あけぼのサラダ」をいただきます!

おいしいジムビームハイボールを味わったところで、いよいよじっくり煮込んだカレーを仕上げていきましょう。
仕上げに蜂蜜を加えて、とわだカレーが完成!桃と蜂蜜で甘すぎないか心配していた板倉さんも、その仕上がりを心待ちにしています。

小木さんと榎原さんが担当した飯盒のご飯もふっくら炊き上がり、いよいよ実食です。まずはあけぼのサラダから。


うまい!これはうまい!
問題はカレーよ。
それでは、味わいが気になるとわだカレーを口に運びます。


甘くておいしい!言われないと桃だとわからないもん。


めちゃくちゃおいしい!
細かく具材をカットした矢作さんの心遣いが、さらにカレーのおいしさを引き立てているようです。


桃が全然邪魔しないですね。どうして矢作さんは細かく切るんだろう?と思ったけど、完成品を見てあの時の自分を恥じざるを得ないです…
矢作さんの配慮に気づき、素直に非を認めます。


分かってくれればいいよ。あの時思ったことは間違いじゃないから。認めればいいの!
まるで仏のような境地で返答します。笑
桃の隠し味が効いたとわだカレーに、全員が大満足でした。
後片付けをかけて!ラストバトルも「以心伝心ゲーム」で大盛り上がり

楽しい夕食の後は、先ほど大盛り上がりした以心伝心ゲームで後片付けを賭けた勝負をしましょう。ルールはシンプル。全員の答えが揃えば片付けは免除、外れた人が後片付けをするという一発勝負です。
問題を出題するのは榎原さん。なかなか良いお題が思い浮かばず苦戦しますが、絞り出した質問は

雨の日に差すものといえば?

え?何?問題が悪いよー?

2択じゃないですか?「傘」と「折りたたみ傘」!
榎原さんの堂々とした発言に、一同は大爆笑!
このままでは決着がつかないため、急遽別のゲームで勝負することに。最後の種目は、朝食に「ご飯」か「パン」か、多数決で決めることになりました。

「せーの!」で出した答えは、小木さんだけが「パン」で、他のメンバーは全員「ご飯」という結果に。


なんだよー!もうやるよ!
「腰が痛い」と嘆きながらも、後片付けを引き受けてくれました。

シーズン52『なんちゃってプチミリタリーキャンプ』はこれにて終了!時々雨が降ることもありましたが、初めてのミリタリーキャンプを思いっきり楽しみました。
元自衛官仕込みとはいえ、プチミリタリーなら気軽に本格気分を味わえますね。
今回紹介した「とわだカレー」や「あけぼのサラダ」は簡単に作れます。ぜひキャンプで挑戦してみてください。
【おぎやはぎのハピキャン】
放送:メ~テレ(東海3県/愛知・岐阜・三重)ほか地上波各局でテレビ放送中! 放送局・放送日時など詳しくはこちら。
配信:木曜深夜26時よりTVerにて3週間無料配信! 過去の放送はハピキャン公式YouTubeでも配信中!