自宅でも気軽にアウトドア気分を味わいたい人におすすめなのが、室内用のハンモックです。室内にハンモックがあると、住み慣れた自宅でも、非日常的な雰囲気のあるリラックスタイムを過ごせます。今回はおすすめの室内用のハンモックをご紹介。後悔しない選び方のポイントから、お部屋でアウトドア気分を楽しむための工夫なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 室内ハンモックの魅力や特徴がわかる
- 室内ハンモック選びのポイントがわかる
- おすすめ商品とそれぞれの特徴がわかる
- 室内ハンモックの取り付け方や安全対策がわかる
※本記事はプロモーションが含まれます。
室内ハンモックの設置タイプ別の特徴

室内用ハンモックには、「吊り下げ式ハンモック」「自立式ハンモック」「ハンモックチェア」の3タイプがあります。
ここではそれぞれのタイプの特徴を紹介します。
吊り下げ式ハンモック
吊り下げ式は、天井や壁に吊るすタイプのハンモックです。
床から浮いた状態になるため、ハンモックならではの浮遊感と寝心地を楽しめるのが魅力です。床置きしないので、「掃除がしやすい」「床を傷つけにくい」などの利点もあります。
一方で、設置場所が限られるのが欠点です。
ハンモックの揺れ幅も考慮すると高さ1.5~2.5m、幅2.5~5.0mの設置スペースが必要となります。
取り付けに際しては、天井や壁の下地づくりや補強工事が必要なこともあり、賃貸住宅の場合は設置不可であるケースも少なくありません。
事故を防ぐためにも、ハンモックを設置するのに十分な強度があるかを専門業者に確認してもらう必要もあり、設置のハードルは高いといえます。
自立式ハンモック
自立式は、専用スタンドが付いたハンモックです。
床置きするため、設置工事は不要。賃貸でも使える上、好きな場所に設置できるのが魅力です。
部屋の模様替えで移動させたり、屋外へ持ち出したりしやすいのもうれしいポイント。使わない時は折りたたんで、コンパクトに収納できるのも利点です。
ただし、設置する際にはそれなりのスペースが必要です。製品にもよりますが、約1.5~2.5m四方の平らなスペースが必要になると考えておきましょう。
▼自立式ハンモックのおすすめはこちら!
ハンモックチェア
ハンモックチェアは名前のとおり、椅子のように座って使うタイプのハンモックです。
サイズの目安は幅80〜120cm、座面奥行き50〜80cmほど。コンパクトな形状なので寝転がることはできませんが、その分「省スペースで設置できる」「乗り降りしやすい」などのメリットがあります。
ハンモックチェアの中にも「吊り下げ式」と「自立式」があり、いずれも設置スペースは半径1m程度。
吊り下げる場合は高さ2m以上の高さの空間が必要ですが、自立式のハンモックチェアであれば設置方法やスペースが限られる賃貸マンション等でも使いやすいです。
室内用ハンモックを選ぶときのポイント

ここでは室内用ハンモックの選び方のポイントを紹介します。
次の項目に着目して、用途や使用シーンに適したものをセレクトしましょう。
素材
ハンモックの生地に使われている素材は、コットン(綿)、リネン(麻)、ポリエステル、ナイロンなどさまざまです。
それぞれの特徴を理解した上で、自分に合う素材を選びましょう。
素材別の特徴
- コットン
肌ざわりが良く、吸湿性に優れる。年間を通して使いやすい - リネン
通気性、速乾性、耐久性に優れる。見た目や触り心地も涼しげで夏向き - 合成繊維(ポリエステル、ナイロンなど)
軽量性、速乾性、耐久性に優れる。お手入れしやすく、屋外の使用にも向いてる
サイズ
ハンモックは1人での使用が基本ですが、商品によっては2人で使えるサイズもあります。2人用であれば、子どもと一緒に寝転がることも可能です。
1人での使用に適したシングルサイズの目安は幅約80~120cm。2人で使うなら、幅130cm以上のダブルサイズが適しています。
なお、ダブルサイズはシングルサイズよりも広い設置スペースが必要です。ハンモックが揺れた際に、周囲の家具や壁にぶつからないよう、余裕のある空間に設置しましょう。
デザイン
室内で使用するハンモックは、存在感のあるインテリアの一部になるので、自分の好みや部屋の雰囲気に合うものを選ぶのもポイントです。
北欧風、エスニック、モダン、ナチュラルなど、決まったデザインでインテリアを統一している場合は、テイストを合わせるのがおすすめ。
ナチュラルならコットンやリネン、モダンなインテリアならシンプルな合成繊維など、素材の質感を考慮して選ぶのもひとつの方法です。
耐荷重
耐荷重とは、安全に使用できる重さの目安の数値です。安全に使うために、使用する人の体重以上の耐荷重があるハンモックを選びましょう。
ハンモックが揺れると、使用している人の体重以上の負荷がかかります。揺れ具合により、想定以上の負荷がかかることも考慮して、体重+20kg程度の耐荷重があるモデルを選ぶと安心です。
室内用におすすめのハンモック6選

ここでは室内用におすすめのハンモックを6つ紹介します。
【1】CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「パーム コットンハンモック(ホワイト)」

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「パーム コットンハンモック(ホワイト)」は、コットン混紡素材が使われている、肌ざわりの良い吊り下げ式ハンモックです。
シンプルなデザインですが、清潔感やスタイリッシュさがあります。さらに、ホワイト以外のカラーバリエーションもあり、あらゆるインテリアに合わせやすいでしょう。
専用の収納袋が付属し、収納や持ち運びがしやすいのも魅力ですよ。
スペック
- サイズ:使用時/(約)全長272×奥行97cm、収納時/(約)30×16×16cm
- 重量:(約)0.95kg
- 耐荷重:(約)80kg
- 素材:綿55%・ポリエステル45%
- タイプ:吊り下げ式
【2】LUHANA (ルハナ)「ハンモック」

LUHANA (ルハナ)「ハンモック」は、蚊帳が一体型となっているデザインが特徴的な製品です。
ハンモックを開くと、蚊帳も一緒に開くので設置も簡単。室内に居ても蚊が気になる人や、屋内外で兼用したい人にうってつけです。
耐荷重は300kgあり、大人2人で同時にのることも可能。さらに、軽量性、通気性、耐久性に優れたパラシュート生地が使われており、タフに使えます。
スペック
- サイズ:使用時/(約)290×140cm、収納時/(約)12×18×25cm
- 重量:(約)0.98kg
- 耐荷重:(約)300kg
- 素材:210Tパラシュート生地
- タイプ:吊り下げ式
【3】anymaka(エニーマカ)「ポータブル ハンモック 自立式」

anymaka(エニーマカ)「ポータブル ハンモック 自立式」は、設営・撤収が簡単で、ハンモック初心者に最適な製品です。
設置の際はスタンドを広げるだけでOKで、約3秒で組み立てが完了します。
耐荷重は250kgと安定感があり、2~3人で乗ることも可能。さらに、汚れたら洗濯機で丸洗いできるためお手入れも簡単と、あらゆる面での扱いやすさが魅力です。
スペック
- サイズ:ハンモック使用時/幅265×奥行113×高さ116cm、収納時/幅104×奥行20×高さ26cm
- 重量:(約)11.5kg
- 耐荷重:(約)250kg
- 素材:フレーム/航空機グレードアルミニウム合金、ハンモック/40Dダイヤモンドリップストップナイロン、収納ケース/900DPVCオックスフォード、ドリンクホルダー/プラスチック
- タイプ:自立式ハンモック・ハンモックチェア
【4】LOGOS(ロゴス)「3WAY スタンドハンモック」

LOGOS(ロゴス)「3WAY スタンドハンモック」は、自立式ハンモック、ハンモックチェア、ハンガーラックの3通りの使い方ができるアイテムです。
使用シーンや設置スペースに応じて使い分けができるので、「どのタイプのハンモックを選ぶか迷う」といった人にぴったりです。
また、専用のキャリーバッグが付属し、すべてのパーツをまとめて収納して持ち運べるので、アウトドアで使うときにも役立ちます。

スペック
- サイズ:ハンモック使用時/(約)幅250×奥行86×高さ80.5cm(座高23cm)、ハンモックチェア使用時/(約)幅121×奥行86×高さ106cm(座高33cm)、収納時/(約)縦19×横120×高さ19cm
- 重量:(約)10.7kg
- 耐荷重:(約)100kg
- 素材:スチール・コットン
- タイプ:自立式ハンモック・ハンモックチェア
▼LOGOS(ロゴス)「3WAY スタンドハンモック」のレビュー記事はこちら!
【5】LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア」

LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア」は、ミニまくらやドリンクホルダーなどが装備されている、自立式の機能的なハンモックチェアです。
リクライニング機能が付いており、好きな場所でゆったりくつろげます。
シンプルなデザインで、インテリアの邪魔をしないのも美点。また、専用の収納バッグが付属しており、庭やアウトドアに持ち出したい人にも最適な製品です。

スペック
- サイズ:使用時/(約)高さ117×幅90×奥行68cm(座高43cm)、収納時/(約)縦20×横26×高さ92cm
- 重量:(約)5.2kg
- 耐荷重:(約)130kg
- 素材:スチール・ポリエステル(PVCコーティング)
- タイプ:ハンモックチェア(自立式)
▼LOGOS(ロゴス)「Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア」のレビュー記事はこちら!
【6】Susabi(すさび)「ハンモックチェア クラシコ」

Susabi(すさび)「ハンモックチェア クラシコ」は、吊り下げ式で、安定感のある座り心地が魅力のハンモックチェアです。
コロンビア製のコットン100%素材が使われており、ナチュラルテイストのインテリアにもぴったり。肌触りも抜群なので、使い心地にこだわりたい人にイチオシです。
耐荷重は140kgとかなりタフなため、子どもから大人まで安心して使えるでしょう。
スペック
- サイズ:座面の長さ/(約)160cm、座面の幅/(約)115cm
- 重量:-
- 耐荷重:140kg
- 素材:生地/ピュアコットン100%、バー/木製(オーク)
- タイプ:ハンモックチェア(吊り下げ式)
室内ハンモックの安全な吊り下げ方法

ここでは室内用のハンモックを安全に設置する方法を解説します。
あわせて、賃貸住宅でハンモックを楽しむための設置アイデアもご紹介します。
吊り下げ式を安全に設置する方法
吊り下げ式のハンモックを天井や壁に取り付ける際は、第一に、十分な強度があるかを確認します。
工務店やリフォーム業者といった建築の専門業者に診断を依頼し、設置の可否、補強工事の有無などを判断してもらいましょう。
なお、賃貸住宅では設置不可の場合があるため、事前に家主や管理組合などに確認が必要です。
また、ハンモックを天井や壁に取り付ける際には、専用の金具が必要になる上に、壁や柱が木製かコンクリート製かにより、適した金具が異なります。
DIYで設置も可能ですが、建築の知識や経験がない場合は事故や怪我のリスクが高まるため、基本的には専門業者に依頼して設置してもらうようにしてくださいね。
賃貸でもハンモックを楽しむための工夫
賃貸の場合「天井や壁に穴をあけて設置するのは難しい」というケースも多いはずですが、条件が揃えばロープを使って吊り下げ式のハンモックを設置できることもあります。
ただ、「強度が高い梁(はり)や独立した柱が2本ある」など、限られた条件になってしまうので、基本的には自立式の製品がおすすめです。
吊り下げ式のハンモックも、スタンドを購入すれば自立式として使えるケースが多いので、あわせて検討してみてくださいね。
子どもとハンモックを使うときの注意点

子どもがいる家庭では、大人の目が届く範囲にハンモックを取り付け、使用中は目を離さないようにするのが理想です。
ハンモックは乗り降りの際にバランスを崩しやすく、特に小さな子どもは転落する危険があります。
また、使用中に激しく揺らしすぎると外に放り出されたり、ハンモック自体が転倒して破損したり、落下してケガをしたりといったリスクが想定されます。
万が一の転落に備えて、ハンモックの下にクッション性の高いラグやマットを敷いておくと安心でしょう。
また、未然に事故を防ぐためにも、「体重以上に余裕を持たせた耐荷重がある」「丈夫で破れにくい素材」「乗り降りがしやすく安定感がある」といったハンモックを選ぶのがベスト。
加えて、子どもが使うと汚れやすいので、洗濯機で丸洗いできるなど、お手入れがしやすいタイプを選ぶのもおすすめです。
自宅でアウトドア気分を楽しめる!室内ハンモックを活用しよう

ハンモックを室内で使うと、まるでリゾートにいるような、非日常的なリラックスタイムを味わうことができます。
実は「ハンモックで寝ると熟睡できる」という人も多く、実用的な寝具として活用するケースも増えています。
ハンモックには吊り下げ式、自立式、ハンモックチェアなどの種類があるので、自宅の住環境やスペースに合うものを選びましょう。
ぜひ本記事を参考にして、お気に入りのハンモックを見つけてみてくださいね。