こんにちは、ハピキャン編集部の川窪です。わが家のキャンプデビューは、息子たちが1歳と4歳のころ。あれから5年経ち、あの頃は本当に大変だったなと思います…!夜中にギャン泣き、寝袋におねしょ、ヒルに噛まれて出血…などハプニングの連続。けれど今、キャンプをはじめて本当によかったと心から思っているので、不安を抱えているみなさんにも一歩踏み出してほしいです。そこで、これから子連れキャンプを始める方へ、リアルな経験から学んだ教訓をお届けします!
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1. 事前準備が9割!「やめる勇気」と「備える力」

我が子たちは喘息気味で、咳や熱は日常茶飯事。喘息でなくても、謎の発熱や体調不良って、子どもにはよくありますよね?
そんな子連れキャンプは、“出発前の事前準備がカギ”。
まず、子どもの体調が少しでも怪しいときは潔くキャンセルする勇気が必要。キャンセル料を支払うことになっても、無理をしたリスクよりずっとマシです。
また、天候が不安定なときもキャンセル。豪雨予報や強風の日に無理をして出掛けても、楽しむどころか疲弊するだけです。
さらに、キャンプ場の選び方も超重要。せっかくなら大自然を感じられる山奥のキャンプ場に行きたいところですが、子どもが小さく、キャンプに慣れていないうちは「病院のある市街地からアクセスが良い」「天候が急変してもすぐ帰れる」場所から始めましょう。
アドバイス
・子どものちょっとした体調不良=即キャンセル
・天気が怪しいとき=“潔くあきらめる”
・キャンプ場は“自然の豊かさ”より“緊急時の安心感”を重視
▼幼児とのキャンプも安心。好アクセスのお気に入りキャンプ場
2. 荷物は“多めでOK”!不安があれば全部持って行く

ただでさえ、大荷物のファミリーキャンプ。少しでも荷物を減らしたい!と思いがちですが、最初は「持ちすぎかも?」と思うくらい備えた方が安心です。

特に子ども用の着替え、替えの靴、防寒具、タオル、おやつ、おもちゃ…必要ないと思っても、現地で「これがあって助かった!」と感じることが本当に多いです。特に、急な体調の変化やケガに備えて、薬や救急セット、体温計はお忘れなく。
大人だけのキャンプと違い、子どもが不機嫌にならない工夫や、急な予定変更、体調の変化に対応できる余裕が重要です。
アドバイス
・荷物を減らすのは、キャンプに慣れてからが安心
・「絶対使う」だけでなく「使うかもしれない」ものも持参する
・子どもの“安心材料”は多めに用意するのがベスト!
3. 完璧を目指さない!“崩れる前提”でスケジュールを

キャンプって、「料理は何を作ろうかな~」「どのアクティビティをしようかな~」と、計画を立てるのが楽しいんです。でも、子連れキャンプの場合は「計画通りにいかない」前提で動く方が気がラクです。
初心者のうちは料理を張り切り、さまざまなメニューを詰め込んでしまいがち。でも、子どもの昼寝時間がずれたり、ぐずったりと、予定通りにはいきません。
理想を描いている時ほどイライラしてしまい、子どもへ八つ当たりしたり、夫婦間でギスギスしたりするものです(猛反省…)。
「夜ご飯はレトルトでもOK」くらいのテンションで臨むと、ストレスも半減しますよ。
アドバイス
・予定は“ガチガチ”より“ざっくり”が正解
・「できたらいいな」程度のプランでちょうどいい
・“完璧”は求めず、トラブル込みで楽しむ!
4. ごはんは“ラクうま・すぐできる”が正義!

キャンプと言えば、ダッチオーブン料理!ワイルドな「映えるキャンプ飯」を作りたいと思っても、火加減の調整や下準備でヘトヘトに…。
子どもは待てずにグズってしまうので、手軽なカセットコンロやバーナーを使った料理がラクです。

ホットサンドメーカーで肉まんやおにぎりを焼いて、スーパーのお惣菜とインスタントスープと一緒に食べるだけで十分。
キャンプ経験を重ねていくうちに子どもも成長し、一緒にキャンプ飯作りも楽しめるようになります。焦らず、はじめは手抜きするのがおすすめです!
アドバイス
・キャンプ飯は「頑張らない」「簡単」「すぐ食べられる」がポイント
・こだわるのは“手間”より“満足度”
5. 夜泣き・虫・トイレ問題は「当然起きる」と思っておく
どれだけ気をつけていても、子どもが夜中に泣いたり騒いだりするのは、正直なところ“避けられないこと”。
そんなときのために、近くのサイトの方には事前に「小さい子がいるのでご迷惑をおかけするかもしれません」とひと声かけておくと、お互いに気持ちよく過ごせます。
ちょっとした気配りですが、まわりの人もぐっと優しくなってくれることが多いですし、声をかけておくことで気にかけてもらえるので、安心感にもつながりますよ。

また、虫対策アイテムはマスト。わが家では虫よけスプレーと蚊取り線香の他に、テント内に虫が侵入したときに備えて、虫を退治する機能の付いたライトを追加しました。

さらに、夜中のトイレを怖がる時のために災害用の簡易トイレも用意。小さい頃はオムツを卒業した後でも、おねしょが心配でオムツを履かせていました。寝袋やマットにおねしょをされたら大惨事です…!
アドバイス
・事前に近くのサイトの人に挨拶をしておく
・泣いたときのために、子どものお気に入りアイテムを多数用意しておく
・おねしょが心配ならオムツを使用する
・夜中、トイレに怖がって行けない場合には、災害用の簡易トイレを使用する
・テント内に虫が侵入したときのために、虫取りアイテムを用意しておく
▼キャプテンスタッグの2025年新作「虫よけ&蚊取りアイテム」をご紹介!
我が家の“持っててよかった神アイテム3選”
簡易トイレ(ポータブルタイプ)

災害用の簡易トイレは、子どもがトイレに行けないときの救世主!
トイトレ(トイレトレーニング)中の子は頻繁にトイレに行きますし、我慢できずに失敗しちゃうことも…!特にトイレが遠いサイトでは心配なので、テント内で簡単にトイレを済ませられる簡易トイレがあるだけで安心感が違います。
中には、「おまる」を持参したという人も。荷物になってしまいますが、使い慣れているものだと安心ですね!
ヘッドライト

夜のキャンプ場は真っ暗。ヘッドライトがあると、夜のトイレや片付け、寝かしつけ後の作業もスムーズです。両手が空くので安全性も高く、大人も子どもも1人1個が理想。
100均でも手に入るので、必ず用意しておくことをおすすめします!子ども達は喜んでつけてくれますよ。

ポイズンリムーバー

キャンプ場には多くの虫がいるので、いつどんな虫に刺されるかわかりません。
息子や夫がヒルに噛まれて出血したとき、ポイズンリムーバーを使用しました。そのおかげか、その後の痒みは軽かったようです。

子連れキャンプは「準備して、肩の力を抜く」が最強!

5年間、子どもと一緒にキャンプをしてきて思うのは、うまくいかないこともあるけれど、それも含めてキャンプは面白い、ということ。
しっかり備えて、でも気負わずに“ゆるく”臨めば、イライラは軽減されて全てがいい思い出になりますよ。
今では息子たちはよく働いてくれて、私自身とてもラクになってきました。子ども達もキャンプが大好きで、「始めてよかった」と心から思っています!
だからこそ、もしキャンプを始めることに迷っているなら、手軽なデイキャンプからぜひ一歩踏み出してみてください。きっと素敵なキャンプの思い出ができるはずです♪
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