特徴的なカラーリングが目を惹く「ミニマルワークス / グアバ3」
テントからファニチャーまで、多種多様なギアを展開している韓国発のアウトドアブランド「ミニマルワークス」
読者のみなさんにも、ミニマルワークスのギアを愛用している方は多いはず。筆者も同ブランドの「インディアンハンガー」を愛用しています。
そしてこの度、ミニマルワークスのテント「グアバ3」が【キャンプ大賞2024 ソロ・デュオテント部門】にノミネートされました。
目を惹くデザインのグアバ3ですが、見た目のよさだけでは、目の肥えた審査員の評価を得ることはできません。
つまり、グアバ3には見た目以外にもたくさんの魅力があるということ。
本記事では、筆者が身をもってグアバ3の使用感などをレビューさせていただきます。
グアバ3を設営してみた
グアバ3がどんなテントなのか。まずは設営していきましょう。
収納ケースの中身は写真の通り。
「インナーテント、フライシート、ポール、ペグ」とシンプルな構成です。ポールはグレー×2、オレンジ×1と計3本あります。
まずはインナーテントを広げます。グアバ3は左右対称のつくりになっているので、前室・後室の向きを気にする必要はありません。
「オレンジ→グレー」の順にポールを差し込み立ち上げ、インナーテントのフックをポールにかけていきます。
インナーテントとポールの結合部には、ポールに応じた色分けが施されているので、設営時に迷うことはありません。
また、ポールが交差する部分はグレーのポールが上になるよう注意してくださいね。
最後にフライシートを被せ、各所にペグダウンを行えば設営完了。
最初は少し手こずるかもしれませんが、慣れれば10分ほどで設営できそうでしたね。
グアバ3の内部を見てみよう
設営を終えたところで、次に気になるのはテント内の構造です。
キャンプ大賞にノミネートされたということは、審査員たちの目を惹くポイントがあったということ。筆者も審査員になった気持ちで見させていただきます。
グアバ3の室内は「260cm×213cm」と驚異の広さ。シングルマットを3枚敷いても、まだゆとりがありました。
室内の短辺側でもマットを敷くことができるのはいいですね。
天井には大きなポケットが4つもあります。深さのあるポケットのため、大体のものなら詰め込むことが可能。
着替えや、すぐに取り出したいものを入れておくのがよさそうです。
そして、インナーテントの開口部がこちら。もはや壁一面が開くと言っても過言ではないぐらいの開放感です。
天気のいい日にフルオープンにしたら気持ちいいだろうなぁ~。
フライシートのジッパーを開けるとメッシュ窓に。ちなみにここには止水ジッパーが採用されています。
大雨時にジッパー部から水が滴ってくると大変なので、こういう細かな配慮は助かりますね。
様々な角度からグアバ3の内部を見てみましたが、居住性の高さに驚きました。
室内の広さはもちろんのこと、開口部の大きさや前室の奥行きなど、なにひとつとして窮屈と感じる箇所はありません。
それだけでなく、止水ジッパーなどの細部にもこだわっているのが好印象でしたね。