軽量ダブルウォールテント「ZEROGRAM / El Chalten ZEROBONE v2」とは
ZEROGRAM 公式ロゴ
みなさんは韓国発のアウトドアブランド「ZEROGRAM」をご存知でしょうか？
今年で日本上陸10周年を迎えたZEROGRAMは、ブランドテーマとして「Save Earth Save Us」を掲げており、自然への影響を最小限に抑えた製品の提供と、環境に優しい素材の研究をしています。
ZEROGRAMは比較的軽量なギアを多く扱っており、トレイルや山岳シーンなどで活用している人が多い印象ですね。
"【キャンプ大賞2024】全審査員が賞賛したソロ・デュオテント部門の覇者！機能性で無双したギアを発表"より引用
happycamper.jpそしてこの度、ZEROGRAMのテント「El Chalten ZEROBONE v2」が【ハピキャン大賞2024 ソロ・デュオテント部門】にノミネートされました。
「El Chalten」はZEROGRAMの代名詞とも言えるテントシリーズです。
このテントがどのように優れていて、どんな人におすすめなのか。この記事では、みなさんが気になるところを筆者が深掘りしていきます。
インナーサイズ：210(L)x105(W)x100(H)cm
パッキングサイズ：16(L)x16(W)x42(H)cm
fly材質：15D N/R SILICONE, PU COATED
pole材質：ZERO-BONE UL
重量：minimum:1,583g / packing:1,916g （minimum…フライ、インナーテント、ポール×3、ペグ×4）
構成：フライ、インナーテント、ポールセット、ペグ×10、ガイライン×4、フットプリント
その他：シェルターモード可、出入口2、前室2、ベンチレーション2（中から開閉可）、 ポケ...
El Chalten ZEROBONE v2を設営してみた
筆者撮影
「El Chalten ZEROBONE v2」のスタッフケース
El Chalten ZEROBONE v2がどんなテントなのか。まずは設営をしてみましょう。
筆者撮影
スタッフケースの中は写真のとおり。
El Chalten ZEROBONE v2はオールインワンを謳っているため、フットプリントも標準装備なのが嬉しいですね。
※「El Chalten ZEROBONE v2」は1.5P(1人用)、2P(2人用)、2.5P(2-3人用)と3つのサイズ展開があり、今回は1.5Pを使用しました。
筆者撮影
幕体（フライシート・インナーテント・フットプリント）を広げ、四隅のポールクリップに連結したポールを差し込み立ち上げます。
El Chaltenシリーズはフライ・インナー・フットプリントが一体型となっているため、それぞれを組み立てる必要がありません。
筆者撮影
そして、ポールにフライシートのフックをかけて、各所にペグダウンを行ったら設営完了です。
設営に要した時間は3分ほどでした。ダブルウォールテントでありながら、この設営スピードは驚異的。
天候やシーンを問わず設営が手早く行えるのは、El Chalten ZEROBONE v2の強みですね。
El Chalten ZEROBONE v2の内部を見てみよう
筆者撮影
設営が簡単ということはわかりましたが、テントの内部も大事な注目ポイント。
ここからは、El Chalten ZEROBONE v2の内部がどのようになっているのか見ていきましょう。
筆者撮影
室内のサイズは210cm×105cm。シングルサイズのマットを敷いても、サイドテーブルを置けるぐらいの余裕はありますね。
大きめのマットを用意すれば、大人1人＋小人1人でも十分に就寝可能でしょう。
筆者撮影
筆者撮影
室内にはポケットが4つ（天井×2、出入口×2）備わっています。天井は深型のポケットのため、ギアを適当に放り込んでも問題ないのがGOOD。
出入口付近のポケットにはインナーテントの開口部を収納することが可能です。
筆者撮影
また、El Chalten ZEROBONE v2にはベンチレーションが2つ備わっており、内部からも開閉することができます。
これは筆者的にかなり嬉しいポイント。ベンチレーションを開閉するために、その都度外に出ないといけないのはストレスですからね。
筆者撮影
天井にはランタンフックも付いています。地味ですが、これがないと結構困るんですよね。
内部をいろいろとみてみましたが、ランタンフックをはじめとして、El Chalten ZEROBONE v2には細かい気遣いが随所に散りばめれている印象を受けましたね。
インナーテントを外すとシェルターとして使用できるのも魅力
筆者撮影
El Chalten ZEROBONE v2はインナーテントを取り外すことで、シェルターとしても利用できます。
「わざわざシェルターに変形するのって大変じゃないの？」という声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
筆者撮影
フライシート四隅にあるバックル
筆者撮影
トグル
フライシートとインナーテントはバックルとトグルで連結されているので、これらを取り外すだけ。
作業時間は2分もあれば十分でした。
筆者撮影
シェルター内はコットが収まるほどの広さがあるため、お昼寝やのんびりしたいときにも最適。
小型の自立式テントでありながら、シェルターにもなる。この構造のテントってなかなかない気がします。
