コーティングの効果を『山岳飯盒弐型』のフタと比較検証!
それでは、ここからは『PANTAPAS / Hango』のコーティングの効果を検証です!『山岳飯盒弐型』のフタと同時に調理し、焦げつき具合を比較します。
火は固形燃料を使用し、フライパンに油をひいて同条件で3つの食材を焼きます。
目玉焼き
まずは目玉焼きです。『山岳飯盒弐型』は卵を割り入れるとジュワ~パチパチとおいしそうな音がしました。
『PANTAPAS / Hango』はコーティングにより熱伝導率が低下するのか、やさしく火が入っていく印象です。
『山岳飯盒弐型』はやはり焦げついてしまいましたが、フライ返しを使ってなんとか取り出すことに成功!
一方、『PANTAPAS / Hango』は傾けると目玉焼きがスルスル~と動きます。
『山岳飯盒弐型』にはおこげがこびりついてしまいました。でも、この程度なら許容範囲でしょうか。
餃子
続いて、難易度の高い餃子で検証です!
『PANTAPAS / Hango』は、目玉焼き同様ツルツル~と動きますが、『山岳飯盒弐型』はせっかくできたパリパリの焼き目がこびりついてしまいました……!
これは『PANTAPAS / Hango』の圧勝ですね!焼き目も美しく、フライパンの焦げつきは一切ありません。
豚肉
最後に豚肉を焼いてみたところ、『山岳飯盒弐型』は豚から出る油がこびりついてしまいました。
そして、『PANTAPAS / Hango』を見てみると焦げつきは一切ナシ!
使用後にフライパンの汚れをウェットティッシュでふき取ると、ご覧の結果に。
『PANTAPAS / Hango』は一瞬でピカピカの状態になりましたが、『山岳飯盒弐型』の焦げつきは取りきることができませんでした。お湯と洗剤を使わなければ、元の状態にするのは難しそうです。
『PANTAPAS / Hango』はこんな人におすすめ!
焦げつきにくいコーティングが施された『PANTAPAS / Hango』を使ってみて、焦げつかないことはもちろん、お手入れの手軽さに感動しました!
ウェットティッシュで汚れを拭き取るだけで次の調理ができるので、食器洗いができない登山シーンや野営を楽しんでいる方には特におすすめです。
『PANTAPAS / Hango』がマッチするだろうと思う人の条件をあげてみましたので、参考にしてください。
- 携行しやすく、焦げつきにくいソロ用フライパンが欲しい人
- 『山岳飯盒弐型』を使っていて焦げつきが気になる人
- 『Ti Mug pot 500』『Ti FH Mug 400』などを使ってスタッキングを楽しみたい人
- 食器洗いができない登山や野営用のフライパンが欲しい人
- 沢山のメニューを作りたい人
ツルンと焦げつきナシの『PANTAPAS / Hango』で山ごはんが快適に!
『山岳飯盒弐型』をすでにお持ちの方は、同じサイズのフライパン『PANTAPAS / Hango』を買う価値があるのか?と悩ましいところだと思いますが、毎回の焦げつきを落とす作業がなくなると考えるとかなり魅力的な製品だと感じました。
単品使いでスタッキングを楽しむのもおすすめ!『PANTAPAS / Hango』を取り入れて、キャンプでの調理を快適に楽しんでくださいね♪