キャンプ用ベストとは?
キャンプ用ベストは「ポケットがたくさんある」「燃えにくい素材が用いられている」など、キャンプで便利な機能を備えたベストのことです。
普通のベストと同じように袖のない上着となっており、シャツやパーカーなどと重ねて着用します。「キャンプ用ベスト」として売り出されているものはもちろん、キャンプ用ではないものの、キャンプに便利な機能があるという製品も多く存在します。
また、機能性だけでなく、デザイン性に優れているのもキャンプ用ベストの魅力です。キャンプなどのアウトドアシーンに馴染むカラーリングや、個性の光るデザインでファッションのアクセントとなるようなものなどがあり、おしゃれなファッションアイテムとしても人気を集めています。
使用前にチェック!キャンプ用ベストのメリット・デメリット
キャンプ用ベストはキャンパーから人気のアイテムですが、使用にはメリットもデメリットもあります。
おしゃれで便利だからという理由だけで使っていると「思ったより使いづらい」と感じてしまうことも……。ここでご紹介するメリット・デメリットを正しく理解して、キャンプ用ベストを使いこなしましょう。
メリット:便利な機能が盛りだくさん!
キャンプ用ベストのメリットは、なんといってもキャンプに便利な機能が多く備わっている点にあります。
複数のポケットにはライターやナイフ、手袋など小さな道具を収納でき、必要なものをすぐに取り出せたり、紛失を防げたりするのは大きな魅力です。
また、服や肌を汚れなどから守れるのもうれしいポイントです。難燃性の素材でできたキャンプ用ベストであれば、火の粉による火傷や服の穴あきのリスクも低減できるでしょう。
デメリット:収納力や機能には限界がある
便利なキャンプ用ベストですが、その収納力や機能には限界があります。
たくさんのポケットがあるからといって、なんでも詰め込みすぎると、重くなったり、見た目が不格好になったりすることも。すぐに使いたいものや紛失しやすい小さいものなど、必要なものを厳選して収納してください。
素材によっては「火の粉に弱い」「使用できるシーンが限られる」「デザイン性がイマイチ」といった弱点があることにも注意が必要です。
焚き火の近くで使うのであれば難燃性のものを選ぶ、夏に使うときには薄い素材のものを選ぶ、おしゃれに着こなしたいならデザイン性を重視して選ぶなど、使用するシーンをイメージしながら自分に最適なものを選びましょう。
ベルトタイプ・袖なしタイプがある!キャンプ用ベストの種類
キャンプ用ベストには、主に「ベルトタイプ」と「袖なしタイプ」の2種類があります。
見た目の印象や着用感も大きく異なるため、それぞれの特徴をチェックして自分のキャンプスタイルに合った種類を選びましょう。
ベルトタイプはキャンプで手軽に使えるものがほしい人におすすめ!
ベルトタイプは肩部分がベルト式になっており、以下のような特徴を持っています。
- 腕周りや首周りにゆとりがあり、着脱がしやすい
- ボリュームのある衣服にも重ねやすい
- 圧迫感がなく、身体を動かしやすい
- ポケットが多かったり、長尺物なども入れやすい大きなポケットが付属していたりするものが多い
- 肩部分がベルト式だからこそ、重たいものを入れると重量を感じやすい
- アウトドア感の強いデザインのものが多く、ファッションを選んでしまう
- 袖なしタイプに比べると布面積が少なく、防寒や防風の性能はあまり期待できない
ベルトタイプは、着脱がしやすいことや、キャンプのギアを収納しやすい点がメリットです。
一方で、タウンユースには使いづらかったり、防寒・防風性能は期待できなかったりする弱点もあります。ただ、扱いやすさや収納力を重視してキャンプ用のベストを探している方にぴったりですよ。
袖なしタイプはタウンユースもしたい人におすすめ!
袖なしタイプは袖のない前開きの羽織で、一般的にイメージされる「ベスト」の形状をしています。特徴としては、以下のようなポイントがあげられるでしょう。
- タウンユースもしやすいおしゃれなデザインのものが多い
- ボタン式やファスナー式、ダウン素材、ボア素材など、デザインの幅も豊富
- 布面積が多い分、防寒性や耐風性などの機能を持ったものが多い
- 衣服や肌を汚れから守りやすく、難燃性のものであれば火の粉も防げる
- 重たいものを入れても重量を感じづらい
- 首周りや肩周りに圧迫感を感じやすい
- 素材や機能によっては夏のキャンプでは使用しづらい
- デザインや素材によって機能が大きく分かれる
袖なしタイプはデザイン性に優れたものが多く、キャンプだけではなくタウンユースもしたい方に最適です。
ベルトタイプに比べると動きづらさがある点や、デザインや素材によって機能が大きく分かれることは注意しなければならないポイントですが、おしゃれさを求めるなら袖なしタイプがおすすめですよ。
キャンプ用ベストの選び方のポイント
キャンプ用ベストにはさまざまな製品があり、初めて購入するときはどれがいいか迷ってしまうこともあるはずです。
特にアウトドアブランドのキャンプ用ベストは価格が高いものも少なくないので、購入前には「自分に適した製品であるか」をしっかりチェックするのが大切。具体的に、以下4つのポイントから、自分にぴったりなベストを選んでみましょう。
- ポケットの数
- 素材の機能性
- デザインやカラー
- 着脱のしやすさ
ここからは、上記のポイントについて、それぞれ詳しい内容を解説していきます。
ポケットの数で選ぶ
どんなシーンで、どのような目的でベストを着用するかをイメージしながら、必要な数のポケットがある製品を選びましょう。
キャンプ用ベストのポケットの数は製品によって大きく異なり、腰部分だけにポケットが付いているものもあれば、胸元や背面側にもポケットが付いているものもあります。
ポケットが多いほうがたくさんの道具を携帯できますが、重くなって動きを妨げることや、ひとつひとつのポケットが小さくなる場合も。そのため、どんな道具を、どのくらい携帯したいかを考慮して選びましょう。
「大きめの道具をポケットに入れたい」「どこに何を入れたかがわかりやすいほうがいい」という場合には、あえてポケットの数が少ない製品を選ぶのもおすすめです。
素材で選ぶ
キャンプ用ベストを選ぶときは素材にも注目しましょう。
キャンプ用ベストはコットン製で燃えにくいものが多いですが、撥水加工が施されているものや、ナイロン製で軽量かつ汚れにくいものなど、さまざまな素材があります。
コットン製は優しい風合いや火の粉への強さが魅力である一方、ナイロンなどの化学繊維に比べて厚みのある生地で、動きづらさやごわつきを感じるケースも。ナイロンなどの化学繊維はしなやかでやわらかい着心地ですが、火の粉が触れると穴が空いてしまうといったように、素材によって長所と短所が異なります。
使用シーンに合った素材や、自分好みの風合いの素材など、素材も基準にしながら製品を選んでくださいね。
デザイン・カラーで選ぶ
「自分のファッションに合う、好みのデザインやカラーのベストであるか」も重要なポイントです。
キャンプ用ベストは、あらゆる道具を携帯できるアイテムとしてだけでなく、ファッションアイテムとしても重要な役割があります。機能が充実していても、デザインが気に入らないとなんとなく落ち着かなかったり、着用するのをためらってしまったりすることがあるでしょう。
普段どのようなファッションでキャンプをするのか、テーマカラーは何色なのかを考えながら、好みにマッチするものを選びましょう。
着脱のしやすさで選ぶ
着脱がしやすいキャンプ用ベストであれば、より手軽に使用できます。ベルトタイプ・袖なしタイプといった種類はもちろん、サイズ感、ファスナー式かボタン式か、などもチェックしましょう。
基本的に、キャンプ用ベストはシャツやパーカーなどのミドルウェアに重ねて着用するので、ゆったりしたサイズ感で設計されています。ただ、製品によってもサイズ感や着心地は大きく異なるので、購入前には実際に試着してみるのがおすすめです。
また、キャンプ中に着用し続けるのであれば、着脱のしやすさはあまり気にせず、機能やデザインを優先させたほうが便利な場合もあります。使用シーンをイメージしながら、着心地を確かめてくださいね。
【メンズ】おすすめのキャンプ用ベスト7選
ここからは、メンズにおすすめのキャンプ用ベストを紹介します。
人気アウトドアブランドのベストや、機能性が充実したベストなどを厳選しました。お気に入りの一着を見つけて、キャンプファッションをアップデートしましょう!
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)『ギアメッシュベスト』
おしゃれなファッションアイテムが揃うブランドとして人気のTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のベストです。「手ぶらでアウトドアを存分に楽しめる」をコンセプトにデザインされており、キャンプシーンで活躍してくれます。
脇と背面部分にはメッシュ素材を採用し、蒸れにくく、暑い夏のキャンプでも快適に着用できるでしょう。
また各ポケットにはファスナーが付いており、動き回っても道具が落ちにくいのもうれしいポイント。車の鍵や小型の財布など、貴重品を入れていても安心です。
- サイズ展開:M、L
- カラー展開:ケルプタン、ニュートープ、ブラック、サミットゴールド
- 素材:表地/210D Nylon OX(ナイロン100%)、裏地/TNF Embossed Taffeta(ポリエステル100%)、脇・後ろ身頃切替部/Poly Mesh(ポリエステル100%)
- 重さ:約525g(Lサイズ)
Snow Peak(スノーピーク)『TAKIBI Vest』
キャンパーから高い人気を誇るアウトドアブランドであるSnow Peak(スノーピーク)の『TAKIBI Vest』は、難燃性・耐久性・撥水性を備えたキャンプ用ベストです。
その名の通り焚き火の火の粉から身を守れるだけでなく、スムーズに着脱できるデザインや収納力の高さも魅力。
ポケットは前面2カ所と背面に配置されており、焚き火用グローブや薪など、かさばるものも入れられます。さらにフックやDカンも付属しているため、カラビナで鍵を掛けたり、ペグハンマーを掛けられたりと、細やかな便利機能が充実した製品です。
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラック、オリーブ
- 素材:アラミド、コットン
CHUMS(チャムス)『リサイクルチャムリーフリースベスト』
CHUMS(チャムス)の『リサイクルチャムリーフリースベスト』は、フリース素材で、軽やかな着心地と柔らかな肌触りが特徴です。肉厚な生地のため保温性もあり、寒い時期にはジャケットの下に着るミドルウェアとしても活躍してくれます。
シンプルなデザインですが、フロントには小物を収納しやすいフラップ付きポケットが2つ、背面には長尺物も収納できる大容量ポケットが配置されており、収納力も十分です。
ショルダーストラップは長さの調整ができるので、ファッションに合わせて長さを変えたり、カップルや家族とシェアしての利用もできますよ。
- サイズ展開:Womens M、M、L
- カラー展開:グレージュ、ブラック、グリーン、リーフ&ツリー
- 素材:ポリエステル、ナイロン
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー)『キャンプベスト』
Oregonian Campe(オレゴニアンキャンパー)の『キャンプベスト』は、タフなコットン素材にウォッシュ加工を施したデザイン。キャンプシーンによく馴染む、カジュアルな風合いが特徴です。
ショルダーベルトは後ろでクロスしているので、肩からズレ落ちにくく、アクティブなシーンでも邪魔になりません。
またフロントに配置されたポケットはそれぞれ形状が異なり、ベグなどの細かなギアから、グローブのように大きめのギアまで、すっきり収納できます。ギアを吊るせるデイジーチェーンも付属しており、見た目以上の収納力がありますよ。
- サイズ展開:フリーサイズ(身幅63cm×裾幅63cm×着丈53cm)
- カラー展開:ブラック、ウルフブラウン、オリーブ
- 素材:コットン100%
TokyoCamp(トウキョウキャンプ)『焚き火ベスト』
TokyoCamp(トウキョウキャンプ)の『焚き火ベスト』は、メーカー独自の防火加工が施された素材である「FENIC」を採用した高機能なベストです。
難燃性に加え、防水性・撥水性・UVカットと、あらゆる環境下で快適にキャンプを楽しめる性能を備えています。特に防水性は耐水圧8,000mmと大雨にも耐えうる性能なため、過酷な環境下でも活躍してくれるでしょう。
フロントのポケットのほか、ループやDカンも付いており、多彩な収納力を誇ります。キャンプはもちろん、釣りやガーデニングなどのシーンでも重宝するアイテムですよ。
- サイズ展開:フリーサイズ(着丈約45cm×肩幅約31cm×身幅約56.5cm)
- カラー展開:ブラック
- 素材:防炎生地FENIC(ナイロン・ポリエステル)
- 重さ:約240g
Foxfire(フォックスファイヤー)『アルフラックスタックルベスト』
日本初のアウトドアブランドであるFoxfire(フォックスファイヤー)の『アルフラックスタックルベスト』は、シンプルで、洗練されたデザインが特徴のベストです。
前面には道具がたっぷり入るフラップ付きポケット、背面には大きなゲームポケットが配置されています。
タフな素材で、使い込むほどに味が出てくるのも魅力のひとつ。さまざまなファッションに取り入れやすいカラーリングで、キャンプ以外のアウトドアでも良き相棒となってくれるでしょう。
- サイズ展開:フリーサイズ(着丈43.5cm×胸囲93cm)
- カラー展開:カーキ、オリーブ、ネイビー、オーカー、ブラック
- 素材:ワックスクロス(綿100%)
- 重さ:400g
アイリスオーヤマ『防融加工撥水マルチポケットベスト』
家具や家電の生活用品を展開するブランドとしておなじみのアイリスオーヤマからも、キャンプ用ベストが販売されています。
アイリスオーヤマの『防融加工撥水マルチポケットベスト』は、機能性を重視して作られたアイテム。火の粉が飛んでも燃え広がりにくい防融素材を採用しているほか、耐久性・撥水性にも優れており、洗濯機での丸洗いも可能です。
フロントに配置された4つの多機能ポケットに加え、背面や内側にもポケットがあり、収納力も抜群。充実の機能でありながら手を伸ばしやすい価格であるため、「キャンプ用のベストを試しに使ってみたい」という方にもおすすめです。
- サイズ展開:S、M、L、XL、3L
- カラー展開:カーキ、ブラック、ベージュ
- 素材:ポリエステル100%
【レディース】おすすめのキャンプ用ベスト12選
「キャンプ用ベストって男性向けの無骨なデザインが多い」と感じている方も多いはずですが、実は女性にぴったりのおしゃれなキャンプ用ベストもたくさんあります。
ここからは、アウトドアシーンはもちろん、タウンユースでも活躍する製品を厳選して紹介します。機能性だけでなく、デザイン性にも優れたおしゃれな一着を見つけましょう。
Snow Peak(スノーピーク)『TAKIBI Weather Cloth Vest』
スノーピークの『TAKIBI Weather Cloth』は、幅広いファッションに合わせやすいおしゃれなデザインで、アウトドアはもちろん、デイリーユースにも役立つアイテムです。
大容量の胸ポケットには、内側に小物を入れられるサブポケットが付いており、リップやハンドクリームなど細かな荷物が多い女性にもぴったり。さらに、バックポケットはマチ付きで、大きめの荷物もしっかり収納できます。
軽量化にもこだわって作られているため、負担の少ない、快適な着心地も魅力です。
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラック、フォリッジ
- 素材:アラミド、ポリエステル
Snow Peak(スノーピーク)『Thermal Boa Fleece Vest』
スノーピークの『Thermal Boa Fleece Vest』は、モコモコのボア素材が愛らしいベストです。
素材はアメリカの老舗ファブリックメーカー・ポーラテック社製で、温かさはもちろん、軽さと通気性、吸水速乾性にも優れています。リサイクルポリエステル100%の素材なので、環境にやさしいのも特徴です。
デザインは全体的に丸みのあるフォルムで優しい風合いに。カジュアルなファッションにも、きれいめなファッションにもマッチしやすいため、おしゃれさを重視したい女性に最適です。
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラック、オリーブ、ブラウン
- 素材:ポリエステル、ポリウレタン
Snow Peak(スノーピーク)『TAKIBI Denim Vest』
『TAKIBI Denim Vest』は、人気のTAKIBI Vestをベースに、デニム生地を採用したモデル。素材は耐久性にもこだわっており、使うほどに変化する色味や質感を楽しめます。
小物を収納しやすいフラップ付きのフロントポケットや、大きめの荷物が入れやすい背面ポケットなど、複数配置されたポケットで収納力は抜群。また、肩ベルトは背面でV字になるようデザインされており、滑り落ちる心配が少なく、肩周りが華奢な女性でも快適な着心地です。
デニム生地のキャンプベストは珍しいので、周りのキャンパーと違うアイテムがほしい人におすすめの一着ですよ。
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラック、インディゴ
- 素材:コットン、モダクリル
VISIONPEAKS(ビジョンピークス)『キャンプ ベスト』
VISIONPEAKS(ビジョンピークス)の『キャンプベスト』は、やや丈が長いデザインで、お腹周りやお尻周りを自然とカバーできるデザインとなっています。
風合いの良い素材や、グレージュ・ピンクの柔らかなカラーリングで、キャンプ用ベストにありがちな「無骨さ」がないのが魅力。フェミニンなファッションにも組み合わせやすいデザインなので、普段遣いがしやすい一着です。
また、素材はナイロン100%なので濡れても乾きやすく、女性にうれしいUVカット機能も備えています。
- サイズ展開:M、L
- カラー展開:グレージュ、ピンク
- 素材:ナイロン
KiU(キウ)『フィッシング ライト ベスト』
「大人の外遊び」をテーマにしたファッションブランドKiU(キウ)が販売する『フィッシングライトベスト』は、スタイリッシュなデザインが特徴的なベストです。
複数配置されたポケットによる高い収納力や、耐水圧15,000mmの撥水性、蒸れにくい透湿性など、優れた機能性を持っています。それでいて、洗練されていて、都会的な雰囲気が漂う見た目なので、自然にも街にも馴染むデザインです。
フリーサイズですが、ショルダーベルトは長さ調整できるので身長を問わず着用可能。ゆったりとしたデザインは圧迫感を感じにくく、ストレスフリーな着心地です。
- サイズ展開:フリーサイズ(着丈68~90cm×胸囲120cm)
- カラー展開:ブラック、ベージュ、カーキ
- 素材:ナイロン
GRIPSWANY(グリップスワニー)『Fireproof Apron Vest』
GRIPSWANY(グリップスワニー)の『Fireproof Apron Vest』は、キャンプ用のベストにも、エプロンにもなる2way仕様のアイテムです。
通常デザインはキャンプ用ベストとなっていますが、ベストの内側に隠れている生地を引き出せば、前面をしっかりカバーできるエプロンになります。
前面・背面には収納力抜群の大きなポケットがあり、アウトドアや調理に必要な道具を携帯できます。また、両サイドのファスナーで身幅の調節も可能なため、ファッションに合わせてフィット感を変えられるのも見逃せないポイントです。
- サイズ展開:フリーサイズ(前丈52cm×後丈58cm×身幅58/63cm
- カラー展開:ブラック、コヨーテ、カーキ
- 素材:コットン
co-cos『2WAYフィールドベストtoバッグ』
ワークウェアを展開するブランドco-cosの『2WAYフィールドベストtoバッグ』は、ベストとトートバッグの2wayで使える利便性の高いアイテムです。
前と裾のファスナーを閉めるだけで、ベストからトートバッグに早変わり!キャンプではベストとして、日常ではトートバッグとして、といったようにシーンに適した使い方ができます。
複数のポケットがあるので、ベストとして使うときも、トートバッグとして使うときも収納力は抜群。ポケッタブル仕様なので、使わないときはコンパクトに収納でき、携帯しやすいのも人気のポイントです。
- サイズ展開:フリーサイズ
- カラー展開:グレー/ブラック、ブラック/オレンジ、アーミー/オレンジ、ブラックグリッド/ブラック、カーキカモフラ/ブラック
- 素材:ポリエステル
TARAS BOULBA(タラス ブルバ)『マルチポケットベスト(背メッシュ)』
TARAS BOULBA(タラスブルバ)『マルチポケットベスト(背メッシュ)』は、背面がほぼメッシュ素材でのベスト。通気性が高く重ね着をしても蒸れにくく、汗をかいても乾きやすい素材のため、夏のキャンプに最適です。
前面に計8個のポケットがあり小物を分けて入れられます。いずれのポケットもファスナーやフラップが付いているので、入れたものが落ちにくいですよ。
5,000円台とコストパフォーマンスもよく、初めてキャンプ用ベストを購入する方におすすめです。
- サイズ展開:M、L、XL
- カラー展開:チャコールブラウン、カーキ、ダークグレー
- 素材:ナイロン、ポリエステル
TARAS BOULBA(タラス ブルバ)『ファイアシールド マルチベスト』
タラス ブルバの『ファイアシールドマルチベスト』は、デザイン性とアウトドアを快適にする機能性を兼ね備えたアイテムです。
カラー展開はシンプルなグレージュ・チャコールブラウンに加え、アースカラーで配色したマルチカラーのデザインをラインアップ。ファッションのアクセントにもなるデザインで、おしゃれな着こなしを叶えてくれます。
燃え広がりにくい難燃仕様や、静電気防止機能、撥水機能を備えており、機能性を重視したい方でも満足できるクオリティです。
- サイズ展開:S、M、L、XL
- カラー展開:マルチカラー、チャコールブラウン、グレージュ
- 素材:綿、モダクリル、ポリエステル
TARAS BOULBA(タラス ブルバ)『レディース ドライミックスベスト』
タラス ブルバの『レディースドライミックスベスト』は、普段のファッションにもあわせやすいカジュアルなデザインが魅力です。
ポケットの数は多くありませんが、他にはないデザインでファッションとしてキャンプベストを取り入れたい方にイチオシの製品。オリジナル原料の配合により、綿のようなやわらかな風合いと、着心地の良さを実現しています。
シワになりにくく毛玉もできにくいので、お手入れがしやすいのもうれしいポイントですよ。
- サイズ展開:M、L
- カラー展開:ベージュ、ブラック、オリーブ
- 素材:ポリエステル
GOHEMP(ゴーヘンプ)『HEMP UTILITY VEST』
GOHEMP(ゴーヘンプ)の『HEMP UTILITY VEST』は、コットンやペンプなどの天然素材を使ったナチュラルな雰囲気が特徴的なベストです。
天然素材特有のハリとしなやかさに加え、ピンクやグリーンなど珍しいカラーリングも揃えた豊富なカラーバリエーションで、おしゃれに敏感な女性に最適。
素材は強度があるうえに、優れた吸湿速乾性や撥水性を備えているため、あらゆるアウトドアシーンでタフに利用できる一着です。
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラックアイリス、ドラブブラウン、キューバサンド、シーピンク、ミモザ、グラスグリーン、レイクブルー、ミッドナイトネイビー
- 素材:コットン、ヘンプ、リサイクルポリエステル
S'more(スモア)『fireproofing 2WAY campvest』
ファッショナブルで使いやすいアウトドアアイテムが揃うブランドとして人気のS'more(スモア)。そんなスモアが販売している『fireproofing 2WAY campvest』は、デザイン性を重視しながら機能性や利便性にもこだわった一品です。
裾からはみ出す程の大きなポケットは目を引く存在感があり、アウトドアファッションのアクセントにもなります。素材はコットン100%なので火の粉にも強く、焚き火や作業のシーンでも安心です。
裾をファスナーで閉じるとトートバッグとしても利用でき、アウトドアシーンはもちろん、普段使いにもおすすめですよ。
- サイズ展開:M、L
- カラー展開:ベージュ、カーキ
- 素材:コットン
【キッズ】おすすめのキャンプ用ベスト4選
ここからは、子どもにおすすめのキャンプ用ベスト4選を紹介します。
子ども用のキャンプ用ベストは収納力より、動きやすさやデザイン性を重視したいですよね。人気アウトドアブランドやキッズウェアブランドのアイテムなら、大人顔負けのおしゃれなアイテムが見つかりますよ。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)『アドベンチャーベスト(キッズ)』
ザ・ノース・フェイスの『アドベンチャーベスト(キッズ)』は、通気性のよいメッシュ素材で通気性がよく、アクティブなアウトドアシーンを快適にサポートしてくれるアイテムです。
前面には4つのポケットがあり、ハンカチやティッシュ、おもちゃなどを収納できます。ポケットのうち、1つは取り外しも可能なので、ポーチとして使ったり紐を繋げてサコッシュのように使ったりできるのも見逃せないポイントですよ。
夜間の可視性を高めるためにパイピング部分には反射材、ロゴは蓄光糸を採用しており、子どもの安全性にも配慮されています。
- サイズ展開:110、130、150
- カラー展開:ニュートープ、ブラック、ユーティリティブラウン、TNFキャンプブラウン
- 素材:ナイロン、ポリエステル
- 重さ:約135g(130サイズ)
Snow Peak(スノーピーク)『Kids TAKIBI Vest』
スノーピークで人気のTAKIBI Vestのキッズモデルで、大人用のTAKIBI Vestと同じデザイン、同じ素材が用いられた高機能ベストとなっています。
難燃性・耐久性・撥水性などキャンプのあらゆるシーンに対応できる機能性があり、水濡れや汚れも気にせず、思い切り遊びまわれるでしょう。アウターの上からも重ねられるゆったりとしたサイズ感で、どんなファッションにも馴染んでくれます。
親子で着用すれば、キャンプがより楽しい思い出になるはずですよ。
* サイズ展開:ワンサイズ(身幅45cm×着丈29cm)
* カラー展開:オリーブ、ブラック
* 素材:アラミド、コットン
L.L.Bean(エルエルビーン)『キッズ・イマージャー・フィッシング・ベスト』
L.L.Bean(エルエルビーン)の『キッズ・イマージャー・フィッシング・ベスト』は、薄く軽量でありながら、耐久性の高さをあわせ持つベストです。
ポケットは4つの前面ポケットに加え、大きな背面ポケットもあり、キッズ用のベストとは思えないほどの収納力です。前面にはDカンが2つ付いているので、防犯ブザー・ライトといった安全性を高めるためのアイテムや、お気に入りのキーホルダー・おもちゃを付けるのもおすすめです。
撥水加工により水濡れや汚れが気になりづらく、洗濯機で丸洗いもできることから、お手入れが簡単なのも魅力です。
- サイズ展開:M、L、XL
- カラー展開:アンカーグレー
- 素材:ナイロン
MARKEY'S(マーキーズ)『キャンプビックポケットベスト』
MARKEY'S(マーキーズ)の『キャンプビックポケットベスト』は、キャンプだけでなく、普段使いにもぴったりのおしゃれさが魅力です。
シンプルなデザインですが、背面のネームタグと、デザイン性に富んだカラーリングがアクセントとなっています。同メーカーのキャンプロングパンツとあわせて、セットアップとしても使える一着。
ゆとりのある身幅と、長さ調整可能な肩のベルトで、成長期の子どもでも長く着用できます。
- サイズ展開:S、M、L、LL
- カラー展開:ベージュ、ライトブルー、ミッドナイト
- 素材:ポリエステル
おしゃれに着こなそう!キャンプ用ベストのコーディネートアイデア
ファッションのアクセントにもなるキャンプ用ベストですが、特徴的な形状などからコーディネートが「難しい」と感じている方も多いはず。
そこでここからは、キャンプ用ベストをおしゃれに着こなすためのアイデアをご紹介します。
Tシャツ×ベストは絶対失敗しない鉄板コーデ!
「キャンプ用ベストのコーディネートに迷ってしまう」「ファッションセンスに自信がない」という方は、Tシャツとのコーディネートからチャレンジしてみましょう。
Tシャツはシンプルなデザインのものでも、柄や色味に特徴があるものでも、どちらでもOK。組み合わせやバランスを工夫しなくてもうまく着こなしやすいので、迷ったらTシャツ×ベストのコーデを選べば間違いなしです。
ネルシャツ×ベストはこなれた印象に!
キャンプの定番ファッションアイテムであるネルシャツは、キャンプ用ベストとの相性が抜群です。
特に、カラーリングや柄に特徴のあるデザイン性の高いネルシャツと、シンプルなキャンプ用ベストを組み合わせれば、こなれた印象のあるコーディネートに。
キャンプ用ベストはゆったりしたサイズ感のものが多いので、すっきりしたシルエットのネルシャツのほうがバランス良く仕上がりますよ。
トレーナー×ベストはアクティブなシーンに最適!
アクティブなシーンには、動きやすいトレーナーに、キャンプ用ベストを組み合わせたコーディネートがおすすめです。
カラーリングやデザインがシンプルなトレーナーなら、個性的な形状やカラーリングのキャンプ用ベストと組み合わせても失敗しません。
寒い時期は、フリース素材など保温性の高いキャンプ用ベストを合わせれば、防寒対策にもなるでしょう。
冬キャンプのミドルウェアにはボア・フリース・ダウンがおすすめ!
「冬キャンプの防寒対策にキャンプ用のベストを取り入れたい」という方は、ボア・フリース・ダウンなど保温性の高い素材のベストを選びましょう。
冬キャンプの防寒対策として取り入れるのであれば、布面積が大きく、保温性も高い袖なしタイプのベストがおすすめ。また、インナーやアウターとの組み合わせにも悩みづらいのも袖なしタイプのメリットです。
▼冬キャンプの服装については以下の記事でも解説しています!
【冬キャンプの寒さ対策】服装や防寒アイテムを選び方と共にご紹介!子ども用もチェック
迷ったらチェック!キャンプ用ベストでよくあるお悩み&回答集
いざキャンプ用ベストを着てみようと思っても「ポケットにはどんな道具を入れればいいの?」「夏のキャンプでは着ないほうがいい?」など、いろいろと気になる点がある方も多いはず。
そこで、キャンプ用ベストのよくあるお悩みと回答をまとめました!
キャンプ用のベストにはどんな道具が入れられるの?
ポケットの数や大きさにもよりますが、基本的にはナイフ・ライター・スマホ・車の鍵など、失くしやすい小物や、常に身につけておきたい貴重品を入れておくのがベストです。
大きなポケットがあるキャンプ用ベストなら、グローブや薪などのように長さや大きさのあるものも収納できますよ。
キャンプ用ベストとキャンプ用エプロン、どちらのほうが便利?
キャンプ用ベストとキャンプ用エプロンの大きな違いは、丈の長さにあります。
料理や作業の際に、火の粉や汚れから身を守りたいときには、エプロンのほうが適しているでしょう。ただ、エプロンはファッションアイテムとしては活用しづらいので、ファッション性を重視するならベストを選ぶのがおすすめです。
グリップスワニーのFireproof Apron Vestのように、ベストとしてもエプロンとしても使える製品もあるので、迷ったときは2way仕様のものを選ぶのもひとつの手ですよ!
夏のキャンプでは着ないほうがいい?
キャンプ用ベストの素材やデザインによっては、夏のキャンプで着ると暑さを感じたり、蒸れが気になったりすることも。ただ、メッシュ素材で通気性が良いものや、布面積が少なく暑さを感じづらいもの、透湿性に優れていて蒸れづらいものなどもあります。
夏キャンプで使いたいのであれば、夏でも快適に過ごせるキャンプ用ベストを探してみましょう!
まとめ:キャンプ用ベストはおしゃれ度も利便性もアップさせるアイテム
キャンプ用ベストは、キャンプのファッションがおしゃれになるだけでなく、スマートフォンやグローブなどの道具を携帯するのにも役立つアイテムです。
キャンプで「荷物の置き場がない!」「小物を失くしやすい」なんてお悩みを感じている方も多いはずですが、キャンプ用ベストは荷物をうまく収納して持ち運べるので、こうしたお悩みも解消してくれます。
一口にキャンプ用ベストと言っても、ポケットの数や大きさ、素材、デザインなどはさまざまなので、使用するシーンや目的にピッタリなものを選びましょう。ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルやファッションにあったものを見つけてくださいね。