キャナリーコットの使い心地を検証
それでは、実際に使っていきますよ〜!
2段階の高さ調節はどんな感じ?
2段階の高さに調節ができるので、それぞれ試してみます。
まずはロースタイルです。
続いて、ハイスタイルです。
どちらも安定感がありますね。
このコットは幅が広いので、ハイスタイルの時でもとても安定していて、コットが横に倒れるような気配はありません。
ちなみに、ロー/ハイの変更は、延長脚を刺すだけなので至って簡単。
寝床として使う場合は、テント内での圧迫感や、地面の温度などでロー/ハイを使い分けすれば良いと思いますが、ベンチとして使う場合はハイスタイルの方がしっくりきました。
座面の張り具合はどうか
続いて、座面の張り具合をチェック。
個人的な感想にはなりますが、沈み込むような感じはほとんどありません。これなら寝返りもスムーズにできそうです。
マットの硬さの好みも人それぞれだと思いますが、私は固めが好きなので、このキャナリーコットの張り具合はすごく気に入りました。
専用コットカバーを装着
専用コットカバー「モフモフチェンジャー」を装着してみます。
装着も至って簡単。広げて4角をドローコードで引っ掛けるだけです。
装着できました。
ものすごくモフモフで気持ち良い〜!
モフモフチェンジャーがそれなりの厚みなので、ふかふかのベッドのような弾力がでます。
この日は昼間でも氷点下ギリギリの気温だったのですが、モフモフチェンジャーをつけると外での使用もすごく快適〜!カバーの有無でこれだけ暖かさが変わるのだなと実感しました。
ちなみに!
モフモフチェンジャーはリバーシブルになっておりまして、モフモフの毛布面の反対側は、さらっとした柔らかいキャンバスっぽい風合い。
コットン素材なので、焚き火などの火の粉にも強いそうですよ!
細かい仕様ですが、コットカバーに小物入れポケットがついているのも嬉しいですね。
テントの中にINしてみました
ヤドカリテントの中に入れてみました。
ヤドカリテントが割と大きいファミリー向けのテントになりますが、真ん中にテーブルを置いていても、3つくらいは入りそうかな〜?テーブルを畳めば4つ入るかもしれないサイズ感です。
ソロキャンプ用の小さなテントだと、コットがワイドなので場所をとってしまうかも?
しかし、ベッドの上が広いので、寝る前には荷物を乗せておいて、寝る時には荷物をコットの下へ…といった方法で有効活用すれば問題はなさそうです。
キャナリーコットのおすすめポイントはここだ!
キャナリーコットを実際に試してみましたが、噂通りとても良いコットだなと思いました。
よかった点をまとめてみます!
【その1】価格がすごく安い
モフモフチェンジャーがすごくよく出来ていて、これ単品でも1万円ちょっとしてもおかしくない品質だなと思ったのですが、このコットカバーがセットで2万2千円というのは、ちょっと破格ではないでしょうか。
コットデビューされる方でも、手の届きやすい価格だと思います!
【その2】付属のコットカバーが良い
繰り返しになりますが、付属するモフモフチェンジャーがすごく暖かいんです。ぜひみなさんにも、一度撫でてみてほしい…(笑)
しかも、リバーシブルで裏面は火の粉にも強いコットンという機能性も着目すべきポイントです。
【その3】組み立てが簡単(ピン張)
組み立てのパートでもご紹介しましたが、独自のレバー方式になっているのがめちゃくちゃ良い!
「力が要ると言われているコットなのに力要らずで設営できます。また、力要らずなのに、かなりのテンションでピン張りになりますよ。
【その4】幅が広いので寝返りが打てる
キャナリーコットの幅は約75cm。一般的なコットは65cmくらいのものが多いので、かなりワイド幅だなと感じました。
これだけの幅があると、とてもゆったりと眠れますし寝返りも打ちやすいです。
キャナリーコットは「かなり良い」コットでした!
キャナリーコットの使い心地を徹底検証してきましたが、感想としては「噂に違わず、かなり良いコットだった!」でございます。
安さを追求するならワークマンのアルミコットもおすすめですが、「設営に力が要らない」という点と、「モフモフチェンジャーが付いている」ということを鑑みると、コスパの観点でも私はキャナリーコットに軍配をあげたいです。
ベッドとしてだけでなくベンチとしても使えるし、キャンプだけでなく家でも来客時などに活躍するのではないでしょうか。きっと、良い買い物になると思いますよ!