「イナレムギアシェルター1(インナーテント2人用)」の付属品と大まかな設営手順
「イナレムギアシェルター1(インナーテント2人用)」は、大きすぎることもなく慣れない方でも扱いやすいサイズ感のテント。アウターテントのINAREM(イナレム)素材がしっかりしている分、多少の重さはありますが、収納袋は持ちやすい形状なので、力のない方でも持ち運ぶことができそうです。
ここからは、収納袋の中に収められている付属品と、設営の大まかな流れをチェックしてみましょう。
ワークマンのテントは基本的にハンマーとグランドシート(インナーテントの下に敷くもの)以外はすべて揃っています。ペグやガイラインはもちろん、キャノピーポールまでもがセットになっているテントは決して多くはないので、コスパは非常に高いと言えるでしょう。
ちなみに付属のペグはアルミ製の軽量タイプ。アルミは軽いというメリットがありますが、地面が固いサイトの場合は曲がってしまうおそれもあります。状況に応じて、手持ちの鍛造ペグなどと使い分けるのがよさそうです。
写真はアルミ製のメインポール。アルミ製は軽くて丈夫で優秀です。4本のメインポールはすべて同じ長さなので、挿入する場所や順番などは気にしなくてもOK。
まずは周りの人や物に気を付けながら、メインポールを4カ所のスリーブに通していきます。
スリーブの延長線上の末端(=フライシート下部)にはハトメがありますので、そこにメインポールの先端を挿し込みます。メインポールの反対側の先端も、同様に反対側のハトメに挿入してください。
4本のメインポールの両先端をすべてハトメに挿入したら、テントの後ろ側のループ4カ所にペグを打ち込みます。その後、テントの前側のメインポールを掴み、蛇腹を広げる要領で前に引っ張ります。
テント後方部はすでにペグで固定されているので、この段階でテントはトンネル状に広がるはずです。そのままフロント部分のループ4カ所にペグを打ち込むと、テントは完全に自立します。
あとはガイラインを張り、残りのループもペグダウンしてテントをしっかり固定すれば設営は完了です。
なお、上記は一般的なトンネル型テントの(アウターの)設営方法となります。「イナレムギアシェルター1(インナーテント2人用)」に付属する説明書には、上記とは異なる手順の設営方法が記載されていますが、どちらでも設営が可能なことは検証済みです。やりやすい方を選ぶとよいでしょう。
インナーテントは吊り下げ式になっているため、トグルを引っ掛けるだけでOK。引っ掛ける場所がわかりやすいように、センター部分がオレンジ色になっているのは嬉しいポイントです。
なお、設営の際に困るポイントがあまりないトンネル型ですが、横から掛かる力にはあまり強くないため強風時は側面で風を受けないように、テントの向きを工夫するようにしましょう。
設営方法などを動画でご覧になりたい方はサリーさんのYouTube動画をチェックしてみてください。
ワークマンだからこそ実現した独自素材のテント。唯一無二の快適空間をぜひご体感あれ!
高機能な作業着が得意なワークマンの本領が発揮されたレインウェアスペックのテント。いかがでしたか? 今までは高撥水という雨に比較的強い素材がメインでしたが、今回は優れた耐水性と透湿性の両方を備えたINAREM(イナレム)が採用されたことで、雨にも結露にも強くなりました。
このスペックのテントが38,000円(税込み)はとてもお買い得だと思います。インナーテントのサイズが若干小さめなので推奨人数は1~3人ですが、リビングスペースを上手に活用すれば、もう少し人数が増えても快適に寝泊まりできそうです。グループキャンプの際のシェルターとして使うのもおすすめでしょう。
雨に降られることが多い方や、テント内の結露が気になっている方にぜひ使っていただきたいテントです。
『イナレムギアシェルター1』はWEB限定販売アイテムとなっています。気になる方はワークマン公式オンラインサイトをチェックしてみてください。
サリーさんのYouTube動画でも『イナレムギアシェルター1』の使い心地を紹介しています。