スノーピーク史上初、ルーフトップテント一体型のトレーラー
![画像1: 出典:Snow Peak](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/c7453ff695f24a3f930908793851e1914c369629_xlarge.jpg)
出典:Snow Peak
つい先日メディアをどよめかせたスノーピーク初の薪ストーブ付きテント『リゲルPro. ストーブプラス』は記憶に新しいと思いますが、またしても、業界をざわつかせる大型商品、テント付き大型カーゴトレーラーが登場です!
スノーピークの独自開発だから実現できた凄いトレーラー
![画像1: 編集部撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/040cb5217561e2fcfd0c386b97a2f9989c82cb80_xlarge.jpg)
編集部撮影
今回発表になった『フィールド トレーラー』は、屋根部分にルーフトップテントが接合されている、スノーピークが独自に開発したトレーラー。
巨大なルーフトップテントは、200×320cmと大人4人がゆったりと就寝することができる大型サイズ。キャンプマットが付属するスペシャルパッケージです。
![画像2: 編集部撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/9f214eaade145d8ddd17eabacfda51e72bfaf4c0_xlarge.jpg)
編集部撮影
このようなサイズのルーフトップテントは、他に類を見ません。
なぜなら、車の上に取り付ける一般的なルーフトップテントでは、このサイズのテントを車で支えることができないから。
![画像3: 編集部撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/ac225551715e1723759b971fdd0d72264cdb8dda_xlarge.jpg)
編集部撮影
一方でこのフィールドトレーラーは、トレーラー部分がルーフトップテントを支える構造となっているため、テント部分を大きくすることができています。
![画像2: 出典:Snow Peak](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/db777765c984ddf2a997419314147a0d453e8f54.gif)
出典:Snow Peak
まさに、トレーラーとセットで開発したからこそ実現できた「巨大サイズ」なんです。
注目すべきは日本の気候に対応した商品であること
![画像4: 編集部撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/f8625422484bac0762a860339f09555b02dba220_xlarge.jpg)
編集部撮影
日本ではまだまだ一般的ではない「トレーラー」ですが、海外では広く普及しています。
国内で普及が進んでいない理由の一つは、日本で販売されているテントが「日本仕様でないこと」だと言います。
現在流通しているものは海外製のものが多く、主に乾燥した地域で使用することを前提にしているため、湿度の高い状況での使用や、テントが濡れてしまった時に乾燥させることが想定されていません。そのため、テント部分の取り外しが極めて困難な商品が多いのだとか。
![画像3: 出典:Snow Peak](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/fdb5337f01fe0ac060f1c62eb165186b8fa54a21_xlarge.jpg)
出典:Snow Peak
![画像: 編集部撮影:テント部分が簡単に取り外せる仕組み](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/f7bb3ad3bcd024493b1957cd5c92cb45a238ca37_xlarge.jpg)
編集部撮影:テント部分が簡単に取り外せる仕組み
「フィールドトレーラー」のルーフトップテントは、テント部分を簡単に取り外すことができるので、雨に振られた時、結露で濡れた時でも、乾かすのがとても簡単。テント部分だけをメンテナンスに出すことも容易です。
このように、日本国内での使用を前提として開発されたテントであることが、この商品の重要ポイントなんです。
キャンプはより手軽なものに
![画像5: 編集部撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/49cddcf8dc1f515e70d96ed8551908c41cae3826_xlarge.jpg)
編集部撮影
テント下のスペースは、屋根付きのリビングのように活用することが可能です。
テントはトレーラーの"外"に収納される仕組みなので、巨大な容量を誇るトレーラーの使い方は完全に自由。
![画像6: 編集部撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/7f091caae41843b1b3a97f7e7abe0e45e59cd25d_xlarge.jpg)
編集部撮影
キャンプ道具や、様々なアウトドアアクティビティのアイテムがたくさん入るのはもちろん、それらの荷物をトレーラーに入れっぱなしの状態で保管することができるんです。
テントの設営・撤収がほぼ無くなるので、出かけた先の自由時間は最大化されます。ルーフトップテントを宿泊施設として使用でき、現地でアウトドアアクティビティを存分に楽しむことができるでしょう。
![画像7: 編集部撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/935d5cce4287e856382586945884cb0b6c117ce3_xlarge.jpg)
編集部撮影
ちなみに、このトレーラーは牽引免許が不要なサイズで、牽引をしたことがない方でも、慣れれば難しくないとのこと。購入の際には、運転の講習もついてくるそうなので、安心してチャレンジできそうです。
![画像4: 出典:Snow Peak](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/86d78095c7d31d8680cf6b083d30659e2d1c96cf_xlarge.jpg)
出典:Snow Peak
対応車種は「1460kg以上が目安」。例えば、TOYOTAのRAV4(1.7〜1.9t)、NISSANのエクストレイル(2t〜)など、意外とコンパクトな車でもイケるんですね。
価格は2,618,000円(税込)。テントとして考えるとちょっとありえない価格ですが、4名が就寝できるサイズのトレーラーとして考えると、実はそんなに高くないんです。
保管する駐車場などハードルは少なくなさそうですが、荷物の搬入・撤収からも解放され、思い立ったらすぐに出かけられる「気軽さ」を手に入れられるでしょう。
日本のキャンプシーンが新しい時代に突入し、今後国内でトレーラー文化が発展していく予感がしてきました。
フィールドトレーラー スペック
フィールドトレーラー(TR-001)
- 価格:¥2,618,000 (ヒッチメンバー取付費用・車両登録諸費用別)
- セット内容:トレーラー本体、テントベースフレーム、テント本体、シールドルーフ、バイザーフレーム、テント キャリーバッグ、滑車、梯子(×2)、輪留め(×2)、インナーマット(×2)
- 材質:[テント]本体/210Dポリエ ステルリップストップ、PUコーティング耐水圧1,500mmミニマム|シールドルーフ/210Dシリコンポリエス テルリップストップ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,500mmミニマム|フレーム/アルミニウム合 金|インナーマット/ポリエステル(表生地)、ポリウレタン(中芯)[トレーラー ]アルミニウム合金、スチー ル、樹脂
- 荷室空間サイズ:172(最大)・128(最小)×238×99(h)cm
- 本体重量:530kg
- 最大積載量:200kg
- 種別:普通自動車
- 用途:多目的トレーラー
- 車検:初回/登録日から2年、2回 目以降/毎年
- 対応人数:4名
![画像5: 出典:Snow Peak](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2023/12/18/2116f4c1135df70cc7e16751e46f442454a67a1e_xlarge.jpg)
出典:Snow Peak