フルタングナイフ開封
パッケージの写真を見る限りいい色してるなって感じですが、中身を見ていきましょう。
茶色いシースの色は、試作品のナイフと似てますね。
そしてナイフを見ていきましょう。包丁のようなデザインのハンドルが特徴的です。
ワークマンのナイフと比較すると、色が変わるだけでだいぶ印象が違いますね。
箱の写真の方が濃い茶色に見えます。箱だけ見てすごくかっこいいと思いましたが、中身を出したら結構明るいブラウンでした。
写真はダークブラウンに見えますが、写真だから実際の色味とはちょっと変わってくることもありますよね。
お店でこれを見つけて、ダーク目なブラウンだなって思って買った後、実際に箱から出してみると、結構赤みが強くて明るい色だなって感じる人もいるかもしれません。
合板ということですが、表面に出てる素材は本物の木材だと思います。
片側がちょっと濃いめなのに対して、裏側が少し赤みが強い感じになっているので、個体差がありそうですよね。
ワークマンのブラックは、「つや消しの黒」という感じで、よく見ると木目が見えたりします。個体差はあるかもしれないけど、パッと見そんなに変わらない場合が多いかと思います。
茶色は、製品ごとに色味にちょっとばらつきは出てきそうな感じがしますね。
今赤みが強くても、経年変化してくるといい風合いになってくる感じもしますし、明るい茶色が好きな人もいるでしょう。
ただ、こうして比べてみると、このワークマンで作っていた試作段階のナイフの茶色とはちょっと違ってもう少し明るめで赤みが強い色です。
茶色が欲しいと思ってた人に、意外にも早く入手できそうな体勢が整いつつあるんでしょうかね。
コンパクトなフルタングナイフ
改めて、このナイフはフルタングの中ではわりとコンパクトなサイズで、重さが161gとまあまあ軽いものになります。
例えば、樹脂製のモーラナイフヘビーデューティーだと141g、もうちょっと小ぶりなコンパニオンだと118gです。
これらは、樹脂製というだけではなくてナロータングで鋼材の隠れてる部分が細いので、それも合わせてこのナイフより軽いということになってると思います。ブレードのサイズも髙儀製の方がちょっと大きめ。刃厚は3mm、コンパニオンが2.5mm、ヘビーデューティーが3.2mmとなってます。
モーラナイフに関しては、間違いなく実用性が高くてコスパもいいので最高のナイフですが、この髙儀製のナイフも、5,000円以内の商品の中で日本製でフルタング構造って、なかなかないと思います。
さらに、シースも本革なので、買いやすくておすすめできるナイフの一つじゃないかなと思います。
ナフコホームセンターで買えたという情報は複数届いてますから、在庫が残ってるお店では入手できると思いますよ。
あとは、その他のお店でも入手できる機会が増えてくるかもしれませんので、ナフコが近くにないという方は、他のホームセンターも時々チェックをしてみてはいかがでしょうか。
箱から出した新品の状態で普通に使える切れ味にはなってると思いますので、一応普通に削ることはできます。
3mm厚で小ぶりなナイフなので、小さな薪を割るくらいしかできませんが、フルタング構造になってますので安心感がありますね。
グリップの安定性は高いと思うし、いいサイズだと思うんですけど、たくさんの意見が寄せられたようにこの茶色もかっこいいよね。
4〜5千円の国産フルタングナイフが、これまでよりも出回りやすくなってきたようです。