テント設営時の熱中症に要注意!100均・ダイソーで対策を
一日のうちで最も気温が高くなるのは14時頃といわれ、チェックインをしてテント設営を始める時間帯と重なります。
夕食までに設営を終わらせようと、対策をとらずにあわてて作業を始めてしまうと体に不調を感じたり、熱中症にかかってしまうリスクも。
テント設営中は特に熱中症に気をつけて対策をしましょう。
環境省のサイトで「熱中症警戒アラート」もチェックしよう
水分補給など対処をしても症状がよくならない、意識がはっきりしないなどの症状が続くときは、すみやかに医療機関にかかりましょう。
熱中症の情報は、環境省のサイトなどで調べられます。また、環境省のLINE公式アカウントで友だち追加をすると、「熱中症警戒アラート」の発表や暑さ指数の情報を無料で受け取れます。
熱中症警戒アラートが出ている場合は、中止の判断も含めて慎重に行動しましょう。
▼環境省公式「熱中症予防情報サイト」
キャンプに必要な熱中症対策とは?
筆者が考える、キャンプ中に気をつけたい熱中症対策は主にこちらの4つです。
- 直射日光を避ける
- からだを冷やす
- 水分や塩分を補給する
- こまめに休憩する
熱中症対策グッズは100均ショップでも購入できます。
今回は、筆者が猛暑キャンプのテント設営時に実際に使って役に立ったダイソーグッズを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
【設営中・休憩時】キャンプで使える熱中症対策・100均グッズ
キャンプ場によっては、日陰がまったくないサイトもあります。日よけのためのタープを張る前はとくに無防備になりがちです。
作業中は日傘をさすこともできないのでどうやって直射日光を避けるかがポイントになります。
また、休憩時は木陰やタープ下に移動し、少しでも涼しいところで休みましょう。
1. 日差しから体を守る「クールタオルポンチョ」
- 材質:本体:ポリエステル 100%
- 商品サイズ:120cm ×75cm ×0.4cm
- 価格:300円(税込330円)
【使い方】
生地には紫外線防止効果(UPF50+)があります。
前ホックを止めればポンチョスタイル、両端ホックを止めれば袖スタイルと2WAY仕様。水に浸して絞り、数度振ってからつけると涼しく感じます。
【アドバイス】
テント設営のときは袖スタイルがおすすめ。フードをかぶるので、腕や首筋を日差しや紫外線から守れます。
▼筆者おすすめタープ:コールマン「XPヘキサタープ/MDX+」
2. こまめにシュッと使える「冷感ミスト」
- 材質:水、メントール、エタノール
- 商品サイズ:3.8cm ×14.7cm ×3.8cm
- 価格:100円(税込110円)
【使い方】
衣類の脇や背中、襟ぐりなど汗をかきやすい部分にスプレーします。
【アドバイス】
エタノールの揮発性とメントールの冷感作用でひんやり感じます。
作業の途中で暑くなってきたときにシュッとスプレーしましょう。
3. 冷たい風で涼む!「ミニ扇風機(USB式、保冷剤ポケット付)」
- 材質:本体:ポリプロピレン
- 商品サイズ:本体:13×13×8cm、コード長さ:95cm
- 電源:DC5V
- 電流:1段階-250mA 2段階-380mA 3段階-500mA
- 価格:500円(税込550円)
*保冷剤は付いていません。
【使い方】
USBケーブルをモバイルバッテリーやパソコンなどのUSBアダプターに接続します。
【アドバイス】
風量は3段階。保冷剤を使うとほんのり風が冷たくなります。
ただし、保冷剤は幅約90mm×高さ約105mm以内とサイズの指定があるので要注意です。
4. 昔ながらの「うちわ」は充電不要でハイパワー
- 材質:本体:ポリプロピレン、ポリエステル
- 商品サイズ:19.8cm ×27.6cm ×0.3cm
- 価格:100円(税込110円)
【アドバイス】
昔ながらのうちわは、広範囲に風を送れるので全身の熱を早く下げたいときに便利。しかも、充電不要なのでいざというときに大活躍。
体にあてた濡れタオルの上からあおぐとさらに効果的です。